Launder、7月15日発売のデビューアルバム『Happening』から「Intake」ヴィジュアライザー公開
Launderが、7月15日(金)に発売するデビューアルバム『Happening』から「Intake」のヴィジュアライザーを公開した。
LaunderはLAを拠点に活動するJohn Cudlipによるプロジェクトで、オルタナ〜インディ・シーン注目のニューカマー。Ghostly Internationalと契約し日本デビューが決定した。
アルバム『Happening』は、90年代のローファイとシューゲイザーが交錯し感情を揺さぶる作品。
Sonny DiPerri氏(My Bloody Valentine、Nine Inch Nails、DIIV)が共同プロデュース/エンジニアリング/ミックスを担当。ゲストにフランス生まれのシンガーソングライター/女優のSokoや、盟友DIIVのZachary Cole Smithが参加している。
また、日本盤にはアルバム『Search + Destroy』をリリースしたばかりのLuby Sparksの加藤夏樹氏によるアルバム解説、歌詞対訳が封入されることも発表された、
Launder – Intake (Official Visualizer)
Launder – Become (Feat. Soko) [Official Visualizer]
Launder – Unwound
Launder – Chipper
Launder『Happening』
発売:2022年7月15日(金)
価格:2,000円+税
品番:ARTPL-173
レーベル:PLANCHA / Ghostly International
仕様:CD
※解説・歌詞対訳:加藤夏樹(Luby Sparks)
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収録曲:
01. Unwound
02. Intake
03. Blue Collar
04. On a Wire
05. Become (feat. Soko)
06. Beggar
07. Rust
08. Withdraw
09. Lockwood
10. Harbour Mouth
11. Chipper
12. Parking Lot
13. Lantern
作品解説 当初から協力している盟友Dave Phillipsがプロデュース、共同プロデュース、エンジニアリング、ミックスをMy Bloody Valentine、Nine Inch Nails、DIIVなどの仕事で知られるSonny DiPerriが担当し、Chase Meier(ベース)、Bryan DeLeon(ドラム)、Nathan Hawelu(リード・ギター)をレコーディング・メンバーに迎え、Elliott Smithがかつて所有していたカリフォルニア州ヴァンナイスにあるビンテージ・アナログ/モダン・デジタル・レコーディング・スタジオ、New Monkey Studioで録音された。そしてもちろんSokoとZachary Cole Smithがゲスト参加している。 Launderの音楽は当初から予想以上の注目を集めており、Stereogumは「90年代のローファイとシューゲイザーが交差する場所」と評し、Gorilla vs. BearはJohnの「切なさと高鳴るコーラスで、これらの曲をずっと知っていたかのようにすぐに感じさせるようなセンス」に注目し言及している。2020年にライヴを休止し、彼は溢れるアイデアの作曲とアレンジに没頭する。思考をメロディーとテクスチャーに費やし、すべてのリソースが制作のギアに投入され、このアルバムのすべての音、ノイズ、そしてハミングまでもが彼の世界となった。そして完成したのが計13曲のフル・アルバムである。『Happening』は時代を超越し、メロディよりも大きなもの、カタルシスと優しさにフォーカスし、インディ・ロックの偉大なアーティストに敬意を表しながら、現代的で慎重な自省に基づくものであることが分かる。 「EPや7インチのリリースに比べ、より自立した作家へと進化したように感じるが、バンドなしにはこのレコードを作ることはできなかった」「バンドと一緒にリハーサルをすることで、曲に命が吹き込まれ、まるでスイッチが入ったようだった」と彼は言う。 冒頭を飾る「Unwound」は出だしにふさわしいパンチと高揚感のあるフックが効いている。この曲の初期のデモを「アリーナ・ロック」と称していたように、ザクザクのギター・リフで空間を埋め尽くす展開が印象的で、Nirvanaの「Serve The Servants」、The Jesus and Mary Chain「Darklands」、The Stone Rosesの「I Wanna Be Adored」などのアルバム・オープニングとして説得力のある楽曲で、彼の若かりし頃の静と剛が交錯するソングライティングを凝縮したまさに序章。故郷のダナポイントで古いギターで書いた孤独への頌歌である「Blue Collar」では、フィードバックがウネリをあげ、奇抜なチューニングで演奏されている。「曲作りの際、催眠状態になるまで30分ほど曲の一部をループさせることがあるが、ここでもそれが起こった。このリフはどこから来たのかわからないけど、このアルバムで最も好きな曲のひとつだよ。」と評している。「On A Wire」では、「あなたのわずかな部分すべて」を思い起こさせ、彼の歌詞のラインがギターの表現に反響し、穏やかな曲調からノイジーなギターを織り交ぜ緩急の効いた展開を見せる。 デビュー作が荒削りな可能性に満ちていることが多い中、Launderは深く研ぎ澄まされたコレクションを作り上げている。本作はプロセス志向のアルバムであると同時に芸術と共に成熟する人の作品であり、スリリングでアンセミックな展開とともに自分の限界に挑戦するソングライターの音である。2020年代のオルタナ〜インディ・シーンを牽引することは間違いない大注目の逸材の誕生だ。 |
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