STAP Sigh Boysからのメッセージ

 
正直なところ、これは僕がリリースする予定だったアルバムではない。 1月に75％違うハイコンセプトのアルバムをリリースする準備をしていた。 その後、ウクライナの戦争とオミクロンが起こりました。 あのアルバムはかなりダークな部分もありましたので、それをリリースするのは間違っていると思ったんです。 しかし、このことが僕に、できる限りハッピーで楽しい音楽を作ろうという気持ちを駆り立てました。そこで、「Aino バージョン 2.0」をご紹介します。クラウス・ノミがシックとコラボしたようなものです。

「Random Access Memories」と比較する人がいるかもしれませんし、僕は生涯ダフト・パンクの大ファンですが、類似点があるとすれば、それは単に僕たちが同じ影響を受けたからではないでしょうか。ディスコのシンプルさには、ほとんど原始的な純粋さがあります。このジャンルの制約は美しく、本当に楽しんで作りました。
また、『Random Access Memories』は9年前にリリースされましたが、リリース当時14、15歳だった子供たちは今20代前半で、2年間閉じこもっていました。2022年の夏がディスコの夏になることを願っています。 このアルバムは彼らのためのものです。

Ainoのストーリーは、順次、1週間にわたって展開されるが、大部分は週末のある夜の出来事である。 時間帯は後述するが、ストーリーはリスナーの想像にお任せするとして、「Melt Into The Beat」のラストで彼らがクラブを後にし、アルバムのムードが突然変わることに注目してほしい。

追伸：このアルバムのタイトルは、もし娘が生まれたら付けようと思っていた名前なので、「Aino」としました。 少なくともこのアルバムの中に、彼女は存在するのです。

読んでくださってありがとうございました。

楽曲解説

 
オーマイ、フライデーナイト [日曜日 21:00］
ディスコがもっと明確にモータウンから派生したものだとしたら？ なんとなく自分が作った曲じゃないような、70年代のすでに有名な曲のような気がします。 変なエフェクトやシンセサイザーを使わずに、ギター、ベース、ドラム、ボーカルだけで作った唯一の曲かもしれません。

 
ぱお～ん！ [月曜日 08:57］
これは日本語の動物の鳴き声です。 もともと「Bumblebee Unlimited」の「Love Bug」や「Bob Morrison」の「Santa Mouse」など、とんでもない動物の歌が好きなので、同じようなものを作りたかったんです。
あと、日本語で恥ずかしくなく歌えるチャンスです！

 
ワン・ツー・ワン [水曜日 19:24］
STAP Sigh Boysを聴いている人の99％は英語を母国語としないので、ジャクソン・ファイブの「ABC」のような世界共通で理解できるものを作りたかったんです。

 
ピック・ユアセルフ・アップ・タラ【金曜日 18:12]
Ainoバージョン1.0は、僕の想像上の娘の人生についてのコンセプトアルバムでした。 その中でタラは仲違いした彼女の親友でした。この曲は和解のための試みです。

 
メルト・イントゥ・ザ・ビート [金曜日 23:59] （Melt Into The Beat）
これは僕がずっと作りたかった曲です。 16歳の僕はこれをとても誇りに思っています。 コーダは宇宙ステーションのコパカバーナのようなサウンドです。

 
（フル・ブレイクダウン・イン）カリフォルニア [土曜日 02:47]
スターダストの「Music Sounds Better With You」と神聖かまってちゃんの「イモムシさん」を合体させたような感じ。
2000年代のポップチャートハウスミュージックでありながら、超ヤバい歌詞という、曲と歌詞の間にできるだけ感情的なギャップが欲しかったのです。
これが不気味なTik-Tokダンスのトレンドになればいいなと思います。

 
ミレニアムハーツ [土曜日 03:20]
みんなを完全に疎外しないように、今すぐディスコを終わらせよう!
この曲は、”Hey “のすべての要素を1曲にまとめたようなものです。

 
イン・マイ・ルーム [土曜日 05:10]
2020年に作ったものですが、そのバカバカしさはまだ色あせていません。ライブでは超楽しいです。

 
レターズ [土曜日 6:06]
アルバムの前のバージョンからカットした曲はどれもLettersに近いフィーリングでしたが、この曲を失う気にはなれませんでした。
最後のソロは2音しか出ないのに、なぜか超強烈。

 
STAP Sigh Boys

一度もライブをしたことがなかったにもかかわらず、FUJI ROCK FESTIVAL’21 Rookie A GoGoに出演。
2021年11月23日にデビューアルバム『Hey』を配信リリースし、「電子レンジで溶かしたネオソウル」「1人ランダム･アクセス･メモリーズ(ダフト･パンク)」「高円寺のマックデマルコ」と評される。

腹話術、魔術、パーティーゲームを盛り込んだシュールでインタラクティブなライブを数多く行い、ライブシーンでも高い評価を得ている。

STAP Sigh Boysの音楽は、神経質なディスコ、神経質なワルツ、神経質なチェンバーポップ、神経質なR&B、神経質なエレクトロポップなどを取り入れて、社会的不安や性的な不器用さを物語っています。

もともと1970年の大阪万博アイルランド館で働くため来日しましたが、東京の築地市場に行った際に冷凍庫に閉じ込められてしまい、豊洲に移転した時にようやく発見されました。

医師は「解凍された脳を救うには、フジロック2022に出演する彼にみんなが投票するしかない」と言う。病気のアイルランド人を助けてくれないのか？彼の最後の願いは、フジロックのステージをジャニーズのアイドルのようにロープで飛び回ることです。この壊れやすいタイムトラベラーの夢を叶えるために、STAP Sigh Boysに投票してください。