Shōtaro Aoyama、2nd EP『Shiretoko EP』リリース。”知床の自然”をテーマに大自然のダイナミクスを音で表現
Shōtaro Aoyamaが、2nd EP『Shiretoko EP』をデジタルリリースした。
Shōtaro Aoyamaはファッションデザイナー/音楽家で、サカナクションの山口一郎氏が代表を務める「NF」でも山口氏の右腕としてファッションと音楽の面でプロジェクトを進めている。
前作のアイヌ音楽とのコラボレーション作品『Ainu Utasa』(Amazon)に続く今作は、”知床の自然”をテーマにTHE NORTH FACEのサポートのもと、知床国立公園内でのフィールドレコーディングや撮影を行い完成させた作品。
現代の和太鼓音楽の第一人者である林英哲氏を師とする和太鼓奏者の小泉謙一や、ミュージシャンの浮(Buoy)が楽曲に参加し、知床の大自然のダイナミクスを音で表現することに成功している。
また、サカナクションや、THE NORTH FACEのプロジェクトで仕事を共にした、北海道を代表するミュージシャン/DJのKuniyuki Takahashiによるリミックスも収録した。
THE NORTH FACEのウェブサイトにて、今作の特集ページが公開された。こちらもチェックしよう。
今後は奄美大島島唄や、沖縄琉球音楽など、日本各地の音楽とのコラボレーション作品のリリース予定とのことだ。
サカナクションの山口一郎氏、そして本人によるコメントが発表された。
僕はその物語のほんの少ししか彼と関われていないけれど、この作品を聴くと、その道筋が如何にタフで、複雑で、しかし有益で人に恵まれてきたか感じ取れます。
ようやく新しい物語に突入したんだね。これからも楽しみです。
サカナクション 山口一郎
今回訪れた知床では、夕暮れ時には静かな海に流氷が漂っているかと思えば、夜が深まると波が強まり力強い音が聞こえてくるなど、過ぎゆく時間の中に漂う揺らぎやダイナミクスを感じました。
その一方で、東京では都市やインフラ、人々の生活など、それら全てが時間やルールというグリッドの中で規則的にお互いのバランスをとりながら共存しています。
こうした2つの土地がもつ背景を元に、知床の環境音と太鼓が生み出す有機的な音、シンセサイザーやノイズのデジタル的で無機質な音といった、対照的な要素を一つに融合させるような楽曲を制作しました。
Shōtaro Aoyama
Shōtaro Aoyama『Shiretoko EP』
発売:2022年1月19日
価格:1,200円
レーベル:Hyōgu
仕様:Digital
収録曲:
1. Wildlife
2. Ryūhyō/ 流氷
3. Spring Awakening
4. Ryūhyō/ 流氷 (Kuniyuki Remix)
5. Tidal Motion
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インフォメーション
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WEBサイト | : | Shōtaro Aoyama Instagram |
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