2021-11-05 12:00 Fuhito Kitahara

Motohiro Nakashima、多幸感あふれる12年ぶりの新作アルバム『Gathering The Light』12月1日発売決定。MV「Reflection」公開

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Motohiro Nakashima(中島基裕)が、12年ぶりの新作アルバム『Gathering The Light』を12月1日(水)にリリースすることになった。

 
Motohiro Nakashimaはイギリスの名門Lo Recordingsからデビュー、現在は地元である広島県福山を拠点に活動するギタリスト。映画や劇伴の音楽を数多く担当している。

 
今作は、Adrianne Lenkerのインストゥルメンタル作品からBalmorheaなどのポスト・クラシカル〜2000年代のポストロックまでをつなぐ、多幸感溢れるサウンドスケープ作品。

 
フィンガーピッキングのギターが紡ぐ豊かな旋律に、ゲストのARAKI Shinが手がける金管楽器とストリングスが織りなす光の風景がここにはある。

 
カバー写真はJapanese BreakfastやAlex Gらを手がけるNYの写真家:Tonje Thilesen氏によるもの。

 
尾道の映像作家:田中トシノリ氏がディレクションした「Reflection」のミュージックビデオが公開された。チェックしよう。

 
 


Motohiro Nakashima – Reflection [OFFICIAL VIDEO]

 
 

 
Motohiro Nakashima『Gathering The Light』

発売:2021年12月1日(水)
価格:CD 2,530円(税込)/ デジタル 1,600円
レーベル:FLAU

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収録曲:
01 Strains of Delight
02 Colors of Sunlight
03 Reflection
04 Seaglass
05 Night Rain Falls
06 The Dawn
07 Paddle
08 From the Moment
09 Reliable Ambiguity
10 The Dawn Again
11 The End Isn’t the End
12 Gathering the Light

 
広島出身のギタリスト中島基裕12年ぶりのニューアルバムは、暗闇の中の光、憂いの中の美を求める普遍的な気持ちを表現したという多幸感溢れるカラフルなサウンドスケープ。

広島出身のギタリスト中島基裕のニューアルバム「Gathering the Light」の制作は、教育研究者の大田堯を追ったドキュメンタリー映画「かすかな光へ」を見たところから始まります。人生と学ぶことの意味を追求したこのドキュメンタリーに触発され、中島は光をテーマにしたアルバムを作り上げました。
現代の生活にある様々な矛盾と、そこに疑問を持ちながらも依存せざるをえない葛藤は、中島にとって長い間感じている生きづらさや苦悩の根底にある、と言います。その中で、生きることの、時として暗さを相殺する光は、友人や家族、恋人、音楽や趣味などにあり、人々は皆これらの多彩で大切な光の源を集めていると中島は考えています。このアルバムでは光にまつわる風景や思い出を、情感豊かな音楽の詩として表現します。
「Gathering The Light」の音楽は、中島のフィンガーピッキングスタイルのギターによる牧歌的で多幸感溢れる雰囲気に包まれており、ARAKI Shinによるストリングス・アレンジとフルート、サックスの効果も相まって、フォークロア的でありながらプログレッシブな印象を与えるインストゥルメンタル・ミュージックとなりました。アルバムのタイトル曲「Gathering the Light」は、豊かな旋律が新中世音楽のような趣を醸し出し、「The End Isn’t the End」では、素朴で弾むようなギターとグロッケンシュピールに並列して、ミニマルなコードとエフェクトが素晴らしいカクテルを作ります。ユリー・シュルヴィッツの「よあけ」に影響を受けたという「Paddle」では、シンプルかつ複雑なギターと、それに呼応するピアノや高音のマンドリン、「Reflection」では、太陽の光を浴びたアルペジオ、重ねられたフルート、子供のようなグロッケンシュピール、「Reliable Ambiguity」では、エフェクトを多用した音の波が、沈んだ夕日のような雰囲気を醸し出しています。
子供の遊び場に虫の鳴き声、岸辺に打ち寄せる波など、さまざまな音やフィールド・レコーディングを集めて、暖かみのある色と柔らかな質感を表現した本作では、その一端一端にいつも光が集められています。それは、太陽の下で変化する風景を眺める時や、家族と一緒にくつろぐ時など、憂鬱の中から生まれる美しさを慈しむような光なのです。

 

レコメンドコメント

 
彼の夜の背景の定義は瞬間ごとに異なり、永遠に異質なものへと変化していくが、不思議な心地よさがある

Popmatters

 

ナカシマは、メランコリックな性格を持つ複数のラインを、5分間の心地よいセットピースに織り込む明確な才能を持っている

Textura

 

煮えたぎるような暖かさ

Boomkat

 

時にAphex Twinのアンビエント作品を、時にMogwaiや横田進を彷彿とさせる。彼の音楽は暖かく、親しみやすく、そしてリラックスしている

Lo Recordings

 

真にエモーショナルでで感動的

Norman Records

 



 
Motohiro Nakashima 中島基裕(ナカシマモトヒロ)

広島県福山市出身のギタリスト中島基裕は、10代前半からギターを弾き始め、18歳から作曲を開始。関西での活動を経て、現在は地元福山を拠点に活動中。Susumu YokotaやThurston Moore、Grimes、Luke Vibertらをリリースするイギリスの名門Lo Recordingsからデビュー。映画や劇伴の音楽を数多く担当し、自身のレーベルNovemberを主宰。FLAUからリリースされる最新作「Gathering The Light」は、アコースティック・ギターをはじめとする多数の楽器とゲストプレイヤーを招き、素朴でありながら多幸感溢れる雰囲気を醸し出している。


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