2021-09-15 12:00 Fuhito Kitahara

Serph、J-POPカバーEP『4 Flowers』9月22日リリース。吉澤嘉代子、akari、ずん、lasahとコラボ

Pocket

Serphが、J-POP楽曲のカバーEP『4 Flowers』を9月22日(水)にデジタルリリースすることになった。

 
Serphは2009年に素顔もプロフィールも謎のまま突然変異種的に世に現れた異色の音楽家。昨年2020年9月にはWalt Disney Recordsよりディズニー音楽の公式カバーアルバム『Disney Glitter Melodies』、同年12月には約2年ぶりの最新アルバム『Skylapse』、今年2021年6月には別名義:Reliqの約4年ぶりの新作アルバム『Lab Story』をリリースしている。

 
今作では、吉澤嘉代子、akari、ずん、lasahの4組のボーカリストとコラボレーション。

 
このうち、akari、ずん、lasahの3名は昨年2020年に実施したボーカリスト公募によるコラボ企画「Singing Fruits」で出会った歌い手であり、今作は同企画から芽吹き花開いた発展形とも言えそうだ。

 
オリジナルに最大級のリスペクトを払いながら、Serphがアレンジしたアンビエントな癒しの感覚とバウンシーなビート、そして疾走感が交錯するエレクトロニカ・トラックに、カラーの異なる個性的な歌い手達がせめぎ合う、荘厳だけど可愛い、現代的なグルーヴのユニークなカバー作品に仕上がっている。

 
Serph及びボーカリストたちのコメントが発表された(下に掲載)。

 
 

 
Serph『4 Flowers』

発売:2021年9月22日(水)
価格:1,000円
レーベル:noble
仕様:デジタル

Amazonでみる
配信サイト一覧

収録曲:
1. 人魚 (feat. 吉澤嘉代子)
2. Swallowtail Butterfly ~あいのうた~ (feat. akari)
3. Inner Blue (feat. ずん)
4. カワレル (feat. lasah)

 

Serph及び参加ボーカリストによるコメント

 
4本の可憐な花々が、時に儚く時に荒々しい演出の中で力強く咲いています。 変容の花たち。

Serph

 

Serphさんの音楽との出会いは、外山光男さんが映像を手掛けた「luck」でした。まっくらな世界に垂らさ れた光る糸のような、初めて聴いた日から今日に至るまでも救いを感じる音楽です。 今回歌唱した「人魚」は私も大好きな楽曲なのですが、仕上がったトラックを聴いて、あまりの美しさにく らくらしました。私をえらんでくださってよかった~!別の誰かに歌われていたら、嫉妬しちゃっていたと 思います。緊張と興奮とがありましたが、レコーディングでSerphさんにお会いできたこと、お話できたこ とがとても嬉しかったです。ぜひお聴きください。

吉澤嘉代子

 

Singing Fruitsに続き、今回4 FlowersでYEN TOWN BAND「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」を カバーさせていただきました。 Serphさんが奏でるこの楽曲の世界観はキラキラと光るものが跳ね、とてもドラマチックで初めてトラック を聴いた時はとても心が高鳴りました。まるで魔法みたいです。 またSerphさんと一緒にコラボレーションできたこと、そして私にとって尊敬する存在であるCharaさんが 歌う楽曲をカバーさせていただいたことをとても光栄に思います。本当に素敵な機会をいただきありがとう ございました。たくさんの人々に届きますように。

akari (Shiki)

 

この度は素敵な企画に参加させていただき、ありがとうございます。 全曲でそれぞれ違った魅力と華々し さを放ちながら、 Serphさんならではのカバートラックが彩る このEPの世界観は、食べ出したら止まらな いお菓子みたいに何度も味わいたくなる作品だと感じています。河野愛さんの素敵なアートワークも作品イ メージにピッタリで、初めて拝見した時は、 思わずニコニコしてしまいました。 今回私は、大好きなパソ コン音楽クラブさんの曲をカバーさせていただきました。歌詞から汲み取った切なさや郷愁の念のような気 持ちを含めつつ、原曲とはまた違った、面白い味わいになっています。聞いてくださる方々の、日々の暮らしや聞いている瞬間を、パッと彩る作品になれたら 嬉しいです。

ずん

 

THE CHARM PARKさんの「カワレル」はもともと大好きな曲だったので、お話をいただいた時に「大好 きな曲を大好きなSerphさんのアレンジで歌える!」と、とても嬉しかったことを覚えています。Serphさ んらしさが存分に散りばめられたアレンジに、自分なりの解釈でボーカルを乗せさせていただきました。 ずんさん、akariさん、吉澤嘉代子さんによる色とりどりのカバーもとても素敵なので、ぜひお楽しみいただけますと幸いです。

lasah

 



 
Serph

東京在住の男性によるソロプロジェクト 2009年7月、ピアノと作曲を始めてわずか3年で完成させたアルバム『accidental tourist』を発表。以降、コンスタントに作品をリリースしている。2014年1月には、初のライブパフォーマンスを満員御礼のリキッドルームにて単独公演で開催した。2016年7月には、自らの代表曲をアップデートさせたベスト盤 『PLUS ULTRA』を発表。2018年4月には、自身2度目となる4年ぶりのライブを再びリキッドルームにて単独公演で行い、見事に成功させた。2020年9月には、Walt Disney Recordsよりディズニー音楽の公式 カバーアルバム『Disney Glitter Melodies』をリリースした。2021年4月には、Porter Robinson主催のオンライン・フェスティバル「Secret Sky 2021」へ出演した。

別名義Reliqでもこれまでに4枚のアルバムをリリースしている。自身の作品以外にも、他アーティストのリミックスやトラックメイキング、CMやWEB広告の音楽、連続ドラマの劇伴、プラネタリウム作品の音楽な ども手掛ける。

https://serph.jp

 



 
吉澤嘉代子

1990年6月4日生まれ。埼玉県川口鋳物工場街育ち。 2014年デビュー。2017年にバカリズム作ドラマ「架空OL日記」の主題歌「月曜日戦争」を書き下ろす。 2ndシングル「残ってる」がロングヒット。2020年11月25日にビクターエンタテインメントよりシングル 「サービスエリア」をリリース。2021年1月20日にテレビ東京ほかドラマParavi「おじさまと猫」オープ ニングテーマ「刺繍」を配信リリースし、3月17日に5thアルバム『赤星青星』をリリース。同年6月20日 には日比谷野外音楽堂での単独公演を開催。9月29日に初のライヴブルーレイ「吉澤嘉代子の日比谷野外音 楽堂」をリリース。

https://yoshizawakayoko.com

 



 
akari

熊本を拠点に活動をしているバンド「Shiki」のボーカル
繊細でどこか儚さを感じる歌声と言葉で彼女の見える世界を表現する 2020年12月30日にはakari名義での1st Album「月の満ちるころ」をリリース (現在akariとしての活動は終了)

https://www.shiki-kumamoto.com

 



 
ずん

静岡県出身、東京都内在住。都内で活動中のバンド「iyu」の作詞・作曲、ボーカルを担当。個人で歌入れや曲制作、詩作を行う。趣味は飲みに行くこととゲーム。悩みは、お酒が飲めないこと、いつまでもゲームが上手くならないこと。

https://iyumusic.tokyo/

 



 
lasah

singer / lyricist 兵庫県神戸市生まれ。両親の仕事の都合で、生後3ヶ月でアメリカ合衆国カリフォルニア州へ。海沿いの街で18歳まで過ごす。

幼少の頃は、青い海と青い空に囲まれながら多くの文学作品に触れ、祖父から送られる日本のゲームやアニメ、漫画にも影響を受けて育つ。中学・高校は厳格なクリスチャン系の学校に唯一の日本人として通い、礼拝で賛美歌を歌う経験を通じて、自らの歌唱で表現することに興味を持つようになる。その後、日本の大学 進学を機に帰国。東京大学法学政治研究科在籍中に、インターネットにVOCALOID楽曲の歌唱カバーを投稿し始め、オリジナル曲「ニルギリ」の歌唱で一躍注目を集めるようになる。
2018年9月にi am robot and proud、The Album Leaf、光田康典らを制作陣に迎えたセルフプロデュース3rdアルバム”MOTHER”をリリース。自身のアーティスト活動に加え、ネイティブな英語と日本語を活かしながら他アーティストの作品におけるゲストボーカルや作詞も精力的に行っている。

http://lasah-sound.com/

 

注目記事

Serph、コラボEP『Singing Fruits』7月1日リリース。公募で選ばれた、ずん、lasah、akariがSerphの力を120%引きだす

Shiki、色相環をイメージして制作した2ndアルバム『Hue』7月7日発売。熊本発のドラムレスバンド


インフォメーション

タイトル
開催日時
開催場所
料金
アクト
連絡先
WEBサイト Serph 公式サイト
WEBサイト
twitter https://twitter.com/Serph_info
facebook https://www.facebook.com/SerphOfficial
この記事の画像


関連記事:
こちらのニュースもどうぞ: