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長谷川時夫が、初ソロアルバム『Stone Music』をDLコード付きLPで10月15日（金）にリリースすることになった。

 
長谷川時夫は1970年代に小杉武久らと共に国内外で前衛的な演奏活動を行った伝説的グループ：タージ・マハル旅行団を結成。活動後は新潟・十日町の山奥に佇み、美しい月と雪深い大自然と呼応しながら感性を研ぎ澄ましてきた音楽家。明治開国以来失った日本の宇宙観というものを基本に据えながら世界標準の芸術文化を創造する活動を続けている。

 
今作は、ルバーブの弾き語りと和太鼓、笛、鍵盤、バイオリン、非楽器、電子音、そして舞踏を含むあらゆる行為とが共鳴し合いながら一大絵巻を描き、彼の重要な作品／表現のひとつである「石のパフォーマンス」が執り行われたインド・台湾・新潟の3公演の記録を音盤化したもの。

 
盟友でありタージ・マハル旅行団を共にした、永井清治との45年振りの歴史的演奏となった最新音源も完全収録する。

 
Tokio Hasegawa『Stone Music』

発売：2021年10月15日（金）
価格：3,850円（税込）
品番：№ 2 （流通番号 ERLP-002）
レーベル：Experimental Rooms
仕様：LPレコード（DLカード付）※限定300部

ライナーノーツ：川崎弘二（電子音楽研究）
カバー写真：吉原悠博（吉原写真館）

 
試聴・購入：
bandcamp
TOWER RECORDS ONLINE
作品詳細はこちら

 
収録曲：
01. Stone Music at Manipur Sangai Festival in India (2019)
02. Stone Music at Chiang Kai-shek Memorial Hall in Taiwan (2018)
03. Stone Music at Ryutopia Niigata City Performing Arts Center in Japan (2021)

長谷川時夫 1948年東京下町生まれ。16代目の江戸っ子。高校時代に始めた前衛ジャズ（テナーサックス）を経て、1970年に前衛音楽グループ、タージ・マハル旅行団を結成。1年間のヨーロッパ公演を通して宇宙観を深め、1972年に新潟・十日町市大池の森に移住。現地の開発計画の代替案として、1982年廃校となった小学校を利用し、インドのフォーク・アートを世界に発信するミティラー美術館を設立。美術館を維持する多忙な生活の中、音楽・芸術活動は限定的ながらも明治開国以来失った日本の宇宙観というものを基本に据えながら世界標準の芸術文化を創造する活動を続けている。