2021-08-26 21:00 Fuhito Kitahara

光学、Neibissをフィーチャーした3rd EP『Opto3: Neibiss』9月3日リリース。”危険”をテーマに様々なジャンルを横断するヒップポップ

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光学が、3rd EP『Opto3: Neibiss』を9月3日(金)にリリースすることになった。

 
光学はTsudio Studio、SNJO、HiRO.JPからなるプロデューサーユニット。

 
今作は、神戸のヒップホップ・ユニット:Neibissを迎え、”危険”をテーマに様々なジャンルを横断するヒップポップ・ミュージックを展開。Tsudio Studio、SNJO、HiRO.JPの3人がそれぞれプロデュースした楽曲を含め全6曲を収録する。

 
また、Bandcampでは数量限定で光学ロゴが入った危険回避チェッカーと光学ロゴとジャケットのデザインのミニステッカー二枚がセットになったアイテムも販売することが発表された。

 
なお光学は、今後も1作品ごとに異なるボーカリストを招いて作品をリリースしていく予定とのことだ。

 
 

国内外の新譜レビーを精力的に配信し、リスナーから大きな信頼を得ているブログ「にんじゃりGang Bang」のアボかど氏によるコメントが発表された。

ネット上でのアメリカのヒップホップへのコメントを見ていると、プロデューサーに対する「killed this beat」やラッパーに対する「murdered the track」のような称賛の形を見ることがある。SNSでは火事のように燃え盛るGIFを添えるのも定番だ。ヒップホップの世界では、素晴らしい音楽についてそのように物騒な表現をすることは珍しくない。
三人組プロデューサーユニットの光学が、二人組ヒップホップユニットのNeibissを迎えて制作した本作「光学3」のテーマは、ずばり「危険」だという。光学はヒップホップをメインに制作するユニットではないが、本作ではヒップホップに寄った曲もある。しかし、寄っていない曲もある。ジャージークラブやハウス、2ステップやヴェイパーウェイヴ・・・といった、多彩な要素が詰まっている。複数の要素が一つの曲に入っていることも多く、質感こそメロウなものが中心だが、その予測不能な展開は「killed this beat」と喝采を送りたくなるものだ。一方、Neibissの二人も負けてはいない。これまでの作品でもクロスオーバーなセンスを覗かせていた二人だが、光学が作るユニークなビートの数々にも自然体で乗りこなしている。その様はまさに「murdered the track」だ。また、本作では数曲でSNJOとTsudio Studioも客演気味にヴォーカルを入れており、曲に良い刺激を加えている。
ヒップホップに留まらない曲の構成と、それをヒップホップに引き込もうとするラップ。二組の個性のスリリングな邂逅が楽しめる本作は、ボヤボヤしながら聴くことが難しい危険な仕上がりだ。興奮しすぎに要注意。

 
 

 
光学『Opto3: Neibiss』

発売:2021年9月3日(金)
価格:1,200円
品番:OPTO-003
レーベル:Koh-Gaku
仕様:デジタル

購入:
bandcamp
Amazon

収録曲:
01. Do What (prod by Tsudio Studio)
02. After Midnight (prod by HiRO.JP)
03. StillNight
04. parallel
05. hakumei
06. Jumper (prod by SNJO)

 


Bandcampでは数量限定で光学ロゴが入った危険回避チェッカーと光学ロゴとジャケットのデザインのミニステッカー二枚がセットになったアイテムも販売

 



 
光学

Local Visionsよりリリース経験のあるTsudio Studio、SNJO 、HiRO.JPの3名が2020年に結成したプロデューサー・ユニット。同年12月にファーストEP『Opto1:高野ユニコ』をリリース。2021年4月セカンドEP『Opto2:辻林美穂』をリリース。1作品ごとにゲストを招いて作品をリリースしていく形態で活動。

http://koh-gaku.com

 

Tsudio Studio

兵庫県神戸市出身・在住。アレンジャー、ミキシングエンジニアを経て、3人組ユニットのメンバーとしてメディアファクトリーからデビュー、2014年にアルバム『Surf』をリリースする。その後、2018年に新進気鋭のレーベルより「架空の神戸」をコンセプトとするソロ・アルバム『Port Island』を発表。同作で作詞、作曲、演奏、録音、プログラミングを全て1人で行う。2019年12月、ファースト・フル・アルバム『Soda Resort Journey』をLocal VisionsとULTRA-VYBEより全国リリース。2020年7月には、Neibissとのコラボレーション・シングル『After Awas/エアコンディショナー』をHOOK RECORDSからリリース。同年8月に、元EspeciaのHALLCAをフィーチャーしたシングル『Promise of Summer』をLocal Visionsとオランダのレーベルから発表した。

https://tsudio-studio.com/

 

SNJO

関西在住の音楽プロデューサー、トラックメイカー。ビート・ミュージックを基調としたポップスをアルバム単位で制作しているが、ディスコやラテンなど幅広い編曲を施す。2016年より音楽ユニットでの活動を経て、2018年に捨てアカウント氏主宰の音楽レーベルよりアルバム「未開の惑星」、2019年にも同レーベルより「Diamond」をリリース。主宰イベント”UPSHIFT”と共に音楽イベント<スクリューパイルドライバー>のレギュラーとして京都メトロなどでライブ活動を行っている。2020年5月にはAR三兄弟主催の「有事のテクノコント」主題歌”Up”を制作。

https://twitter.com/s_n_j_o

 

HiRO.JP

広島県三次市出身、現在は千葉県に在住。 2019年8月に島根のネットレーベルからフューチャーファンク・コレクティヴ〈ピンクネオン東京〉のファウンダーであるkissmenerdygirl、Nekura、ミカヅキBIGWAVEを招聘したEP『A Long Time』をリリースする。 シティポップのイメージを徹頭徹尾体現した曲調を得意とし、歌入れ以外の部分は主に打ち込みによって全て1人で製作を行っている。 今年2020年8月にはサンフランシスコのレーベルから80’sファンクサウンドを特徴とした『Charming EP』を発表。

https://twitter.com/Nu_HiROJPN

 

Neibiss

兵庫県・神戸を中心に活動しているヒップホップ・ユニット、1stミニ・アルバム『HELLO NEIBISS』を2020年6月にリリース。Neibissはプロデューサー/DJ/ラッパーのkaisei改めratiffとラッパー・hyunis1000からなるユニット。2018年に活動を開始し、楽曲をリリースしながら様々なイベントへ出演を果たしているほか、昨年発刊された雑誌「ollie」では、tofubeatsが注目する若手アーティストとして取り上げられるなど、注目を集めている。

https://twitter.com/neibiss_

 

大野紗代(Do What ボーカル参加)

大阪音楽大学卒業。
16歳よりゴスペルを始め様々なイベントに出演。
JAY’ED、福原美穂、土屋アンナさんのバッククワイヤーにsoul bird choir として出演。18歳よりライブ活動を開始し、2012年に自身がリーダーとなって活動するゴスペルクワイアーを結成し2017年までの5年間、結婚式や関西のイベント、リーガロイヤルホテルでのカウントダウンライブ等幅広く活動。eo music try 2016 のover 40award 1位獲得、BIG CATでのライブ出演を果たす。NHK番組、我が心の大阪メロディにて天童よしみさんのバックコーラスとしてTV出演。五木ひろしさんのバックコーラスとして1年弱ツアーに同行。現在は、ピアノボーカルユニット『w cleire』(ダブルクレイル)を結成し、関西を中心にライブ、showroom公式ライバー、仮歌シンガー、講師として活動中。

https://twitter.com/oono_sayo


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