2021-08-24 12:00 Fuhito Kitahara

Efterklang、新作アルバム『Windflowers』からMV「Dragonfly」公開。愛のはかない性質を追求した幽玄なエレクトロニック・ポップ

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Efterklang(エフタークラング)が、10月8日(金)にリリースする6枚目のスタジオアルバム『Windflowers』から「Dragonfly」のミュージックビデオを公開した。

 
Efterklangは20年以上にわたり、エレクトロニックとアコースティックのタペストリーを編み込むようにして、ポップかつ実験的な手法で独自のチェンバー・ポップ・サウンドを作り上げてきたデンマークの孤高のバンド。

 
アルバムは、M1「Alien Arms」は大阪のバンドgoatのstdによるクールなドラム・ビートをサンプリングしたぬくもりと包容力をたたえ、ストリングスとエレクトロニクスが交わるエフタークラングらしい「Beautiful Eclipse」、新たなはじまりを告げる新境地的なダンス・トラック「Living Other Lives」、そしてスウェーデンのエレクトロニック・アーティストであるザ・フィールドをフィーチャーした今作唯一のデンマーク語曲「Åbent Sår」など9曲を収録する。

 
この「Dragonfly」は、愛のはかない性質を追求した幽玄なエレクトロニック・ポップ・ソング。

 
MVはSøren Lynggaard Andersen氏が監督。メンバーたちがデンマークのトウモロコシ畑で凧揚げをしたり、泳いだり、走り回ったり、振り付けなしでおどけて踊ったりする楽しい映像に仕上がった。チェックしよう。

 
 


Efterklang –Dragonfly (Official Video)

 


Efterklang「Living Other Lives」 MV

 
 

 
Efterklang『Windflowers』

発売:2021年10月8日(金)
価格:2,300円(税抜)
品番:PDIP-6595
レーベル:p*dis
販売元:株式会社インパートメント
※国内盤CDのみライナーノーツ・歌詞対訳つき

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収録曲:
1. Alien Arms
2. Beautiful Eclipse
3. Hold Me Close When You Can
4. Lady Of The Rocks
5. Dragonfly
6. Living Other Lives
7. Mindless Center
8. House On A Feather
9. Åbent Sår (feat. The Field)

 

シングル「Dragonfly」について:

最初のシングル「Living Other Lives」に続く最新曲「Dragonfly」は、愛のはかない性質を追求しています。この曲は、アルバムのモチーフである希望と変化を表現しており、愛が常に空中にあって、捕まえることができないという考えを称えています。ヴォーカルのキャスパー・クラウセンは、常にトンボ(Dragonfly)に魅了されていました。トンボには足がありますが、ほとんど歩くことができないため、常に飛び回っていて、休むことはほとんどありません。トンボは、愛という一箇所に留まることのできない巨大なもののメタファーであり、目の前に降りてくるまでどこにいるのかわからないような状態で飛び回っています。

パンデミックの初期にこの曲を歌い始めたクラウセンは、数ヶ月前にコペンハーゲンで共演した歌手、カレン・ベルドリング(Karen Beldring)をすぐに思い浮かべました。彼女の声の力強さに魅了されたクラウセンは、パンデミックの間にエフタークラングが溜め込んだデモの山からこの曲を選んでレコーディングしたとき、彼女を呼んでコラボレーションしなければならないと思いました。その結果、クラウセン、リング、そして長年のコラボレーターでありライヴ・バンドのメンバーでもあるIndrė Jurgelevičiūtė(Meropeのメンバー)の絡み合う声によって、感染力のある幽玄なエレクトロニック・ポップ・ソングが生まれました。

MVの監督は、「Living Other Lives」のビデオを制作したSøren Lynggaard Andersenです。エフタークラングのラスマス・ストールバーグはこのビデオについて、「私たち3人と、ライヴ・バンドのメンバーであるIndrė Jurgelevičiūtė、Bert Cools、Øyunn、Christian Balvigが出演しています。ビデオの中で凧揚げをフィーチャーするアイデアを出したのはIndreで、その直後に私たちは捨てられた白い服の箱を見つけ、そこから有機的に展開していったのです。Efterklang’s Sommertræf(エフタークラングの夏のサミット)のためにムン島に滞在していた私たちは、午後と夕方に休暇を取って、デンマークのトウモロコシ畑で凧揚げをしたり、泳いだり、走り回ったり、振り付けなしでおどけて踊ったりしました。それは私たちが心から愛する人々との美しい瞬間であり、それがSørenによって見事に生き生きと撮影されていることにとても感謝しています。」

 



 
Efterklang

デンマークのコペンハーゲンの3人組バンド。マッズ・ブラウアー、キャスパー・クラウセン、ラスマス・ストールバーグという幼少期からの友人3人によって、2000年に結成。2003年に自主レーベルRumraketよりEP『Springer』でデビュー。2004年にはUKのレーベルLeafと契約し、1stアルバム『Tripper』をリリース。エレクトロニカとチェンバー・ミュージックが高次元で融合したサウンドは国際的に高い評価を得た。2010年には世界的名門レーベル4ADと契約し、3rdアルバム『Magic Chairs』をリリース。2012年に4thアルバム『Piramida』をリリースした後、バンドは伝統的なアルバム・サイクルから離れ、フィンランドのパーカッショニスト、タトゥ・ロンコ(Tatu Rönkkö)とリーマ(Liima)を結成し、2作のアルバムをリリース。またコペンハーゲン・オペラ・フェスティバルの一環として、没入型オペラ『LEAVES: The Colour of Falling』を共作。2019年にはベルギーのバロック・アンサンブルB.O.Xとのコラボレーションによる全編デンマーク語のアルバム『Altid Sammen』をリリースした。映画のような魅惑的な楽曲と、不朽の実験性と包容力で、長年にわたって熱狂的なファンを増やしてきた。


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