AMART、新作コンピ『education.1』リリース。ルドンの「花達の構成」をモチーフに9組のアーティストが楽曲を制作
総合的表現集団:AMARTが、コンピレーションアルバム『education.1』をリリースした。
AMARTは横浜の片隅でひっそりと始められた総合的な表現集団。
今作は、AMART主催のQuadrupole Quartetが絵を選び、タイトルを変えコンセプトを付け、各アーティストにジャケットとアルバムタイトルから想起した楽曲とそれにまつわる文章を提供してもらうシリーズの新作。
今回は9名のアーティストが、フランス人画家:オディロン・ルドンの「花達の構成」をモチーフに楽曲を制作した。
トレイラーも公開されたのでチェックしよう。
education.1 Album Trailer
V.A.『education.1』
発売:2021年6月27日
価格:投げ銭方式(自由に価格を設定できる)
レーベル:AMART
仕様:デジタル
購入:
bandcamp
アーティスト/収録曲:
1. RYECROFT – Deeper
2. ghark lisyun – ⠓⠊⠙⠑ ⠰⠁⠝⠙ ⠰⠎⠑⠑⠅(hide and seek)
3. Ostiola – Germinate
4. Quadrupole Quartet – corner,counter,corner
5. mitsunobu mizutani – veronica persica & Setaria viridis
6. Tomoo Kosugi – Not
7. 4msec. – isometric
8. noman – 575joyrei369
9. yuriko imaoka – midswallow
作品解説 総合的表現集団AMART主催Quadrupole Quartetが絵を選び、タイトルを変えコンセプトを付け、各アーティストにジャケットとアルバムタイトルから想起した楽曲とそれにまつわる文章を提供してもらうシリーズの新作。 その語源にはラテン語のeducere(人間の内部に元々備わっている才能を引き出す)とeducare (人間、動物、植物を養い育てる) の二つの説があり、今作はこの『引き出す』と『養い育てる』という似ているようで反対の性質をもつ言葉とルドンの抽象絵画をベースに、頼んだ人達がそれらの解釈から新たな表現を生み出す実験である。 パーソナルかつ題材にしやすいが避けては通れない、全世界共有型疫病蔓延の経験は、様々な形でシンクロニシティを起こしている。 苦境、悲哀、常に纏わりつく不穏な空気。 ルドンから借りた絵の色味やどことない退廃美も影響しているのだろう。全体的に暗く、しかしそれでも希望や救済が見えるような印象の楽曲も多かった。その音楽は様々な要素が混ざりあった、ただジャンルレスと括るのも何か違うような不思議な集合体になったと感じている。 |
インフォメーション
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