2021-06-17 12:00 Fuhito Kitahara

Efterklang、新作アルバム『Windflowers』10月8日発売決定。デンマークのチェンバー・エレクトロニカ・ポップ最高峰バンド

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Efterklang(エフタークラング)が、6枚目のスタジオアルバム『Windflowers』を10月8日(金)にリリースすることになった。

 
Efterklangは20年以上にわたり、エレクトロニックとアコースティックのタペストリーを編み込むようにして、ポップかつ実験的な手法で独自のチェンバー・ポップ・サウンドを作り上げてきたデンマークの孤高のバンド。

 
タイトルの「Windflowers(アネモネ)」は、毎年春になるとデンマークの森に小さな花の海が咲き乱れることに、希望と変化のモチーフを反映して命名。

 
M1「Alien Arms」は大阪のバンドgoatのstdによるクールなドラム・ビートをサンプリングしたぬくもりと包容力をたたえ、ストリングスとエレクトロニクスが交わるエフタークラングらしい「Beautiful Eclipse」、新たなはじまりを告げる新境地的なダンス・トラック「Living Other Lives」、そしてスウェーデンのエレクトロニック・アーティストであるザ・フィールドをフィーチャーした今作唯一のデンマーク語曲「Åbent Sår」など9曲を収録する。

 
彼らの長年のコラボレーションと実験が、これまでで最もメロディックで美しい40分間に凝縮。不安定な世界で再発見した喜びと希望を鳴らす再生の物語が完成した。

 
また、日本時間6月28日(月)0:00からライヴ・ストリーミング・コンサート『Efterklang’s Sommertræf』(Efterklang’s Summer Meet-up)第1回を開催することも発表された(チケットなど詳細はこちら)。

 
リード曲「Living Other Lives」ついてメンバーのキャスパー・クラウセンによるコメント、そしてミュージックビデオが公開された。チェックしよう。

 
 

「Living Other Lives」は、2020年春のロックダウン中にリスボンのスタジオで行われたジャムセッションから始まった。404のサンプラーで遊んでいたら、頭がクラクラするようなグルーヴを見つけたんだ。サンプルをいくつか入れてみたら、いつまでも聴いていられるようになった。それで、ただインスタグラムのフィードをスクロールしながら、それをループさせていたんだ。歌詞はある意味そんな瞬間から生まれたんだ…親指で上に向かってスクロールしながら、別の人生を生き、想像力を働かせて1つの人生/イメージから別の人生に飛び移り、全く形のない状態で自分自身を再訪し、アップデートする瞬間。私たちが生きているこの世界はとても魅力的で、不思議なほどに共生していて、みんなが何をしているかを知っていて、私は一度に複数の人生を生きているように感じる。遠く離れた地球上で、自分自身を表現し、変化させている人々を見ているんだ

 


Efterklang「Living Other Lives」 MV

 
 

 
Efterklang『Windflowers』

発売:2021年10月8日(金)
価格:2,300円(税抜)
品番:PDIP-6595
レーベル:p*dis
販売元:株式会社インパートメント
※国内盤CDのみライナーノーツ・歌詞対訳つき

Amazonでみる
TOWER RECORDS ONLINEでみる

収録曲:
1. Alien Arms
2. Beautiful Eclipse
3. Hold Me Close When You Can
4. Lady Of The Rocks
5. Dragonfly
6. Living Other Lives
7. Mindless Center
8. House On A Feather
9. Åbent Sår (feat. The Field)

 

作品解説

 
チェンバー・エレクトロニカ・ポップの最高峰
不安定な世界でエフタークラングが再発見した喜びと希望の音楽

20年以上にわたり、エレクトロニックとアコースティックのタペストリーを編み込むようにして、ポップかつ実験的な手法で独自のチェンバー・ポップ・サウンドを作り上げるデンマークの孤高のバンド、エフタークラング。マッズ・ブラウアー、ラスマス・ストールバーグ、キャスパー・クラウセンからなるエフタークラングによる6枚目のスタジオ・アルバム『Windflowers』のリリースが決定しました。

毎年、春になると、デンマークの森に小さな花の海が咲き乱れます。希望と変化の象徴であるその花は、「ウィンドフラワー(アネモネ)」と呼ばれています。3人のそれぞれの生活がバラバラになったとしても、創造の旅を続ける限り、親密な関係性は変わりません。このアルバムは、タイトルの由来となった植物が表す希望と変化のモチーフを反映しており、彼らの長年のコラボレーションと実験が、これまでで最もメロディックで美しい40分間に凝縮されています。

全編、母国語で歌われた『Altid Sammen』から2年。古巣4ADを離れ、ベルリンのCity Slang Recordsと契約してリリースされる本作『Windflowers』。コロナ禍での制作のため、ゲストやセッション・ミュージシャンを招くことが制限されていたので、通常のクリエイティブ・プロセスに挑戦しました。基本に立ち返り、豊潤な経験が活かされた本作をセルフプロデュースしたことで、彼らは一緒に音楽を作ることの遊び心と喜びを再認識し、それぞれのポップな感覚を受け入れ、これまでで最高のメロディが生み出されました。

このアルバムでは、キャスパーはほとんどを再び英語で歌っています。親密さに満ちた本作は、幼少期からの3人の友人が自分たちを取り巻く世界が極めて不安定になった時に、お互いを見つけ出した、そんなサウンドです。一人でいること、共にいること、自然の中にいることについて書かれています。再び結び付き、お互いを成長させることがテーマとなっています。

大阪のバンドgoatの「std」のクールなドラム・ビートをサンプリングしたぬくもりと包容力をたたえる「Alien Arms」でアルバムは幕を開けます。ストリングスとエレクトロニクスが交わるエフタークラングらしい「Beautiful Eclipse」、先行シングルでもあり、新たなはじまりを告げる新境地的なダンス・トラック「Living Other Lives」。そしてスウェーデンのエレクトロニック・アーティスト、ザ・フィールドをフィーチャーした本作唯一のデンマーク語曲「Åbent Sår」で幕を下ろす、再生の物語。

何年も一緒に過ごしてきたマッズ、キャスパー、ラスマスの3人は、家族のような本当の親密さを共有しています。『Windflowers』は、つながりとコミュニティが大きな逆境に打ち勝つことができることを証明しており、結果、真に美しいものが生まれました。

 

Efterklang’s Sommertræf

 
日程:2021年6月28日(月)0:00 日本時間
形式:ストリーミング・ライヴ

チケット購入

 



 
Efterklang

デンマークのコペンハーゲンの3人組バンド。マッズ・ブラウアー、キャスパー・クラウセン、ラスマス・ストールバーグという幼少期からの友人3人によって、2000年に結成。2003年に自主レーベルRumraketよりEP『Springer』でデビュー。2004年にはUKのレーベルLeafと契約し、1stアルバム『Tripper』をリリース。エレクトロニカとチェンバー・ミュージックが高次元で融合したサウンドは国際的に高い評価を得た。2010年には世界的名門レーベル4ADと契約し、3rdアルバム『Magic Chairs』をリリース。2012年に4thアルバム『Piramida』をリリースした後、バンドは伝統的なアルバム・サイクルから離れ、フィンランドのパーカッショニスト、タトゥ・ロンコ(Tatu Rönkkö)とリーマ(Liima)を結成し、2作のアルバムをリリース。またコペンハーゲン・オペラ・フェスティバルの一環として、没入型オペラ『LEAVES: The Colour of Falling』を共作。2019年にはベルギーのバロック・アンサンブルB.O.Xとのコラボレーションによる全編デンマーク語のアルバム『Altid Sammen』をリリースした。映画のような魅惑的な楽曲と、不朽の実験性と包容力で、長年にわたって熱狂的なファンを増やしてきた。


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