Green-House、1stアルバム『Music For Livings Spaces』5月7日発売決定。人と自然をつなぐ生活空間のための音のオアシス
Green-Houseが、1stアルバム『Music For Livings Spaces』を5月7日(金)にリリースすることになった。
Green-Houseは昨年2020年にリリースしたEP『Six Songs for Invisible Gardens』が、日本でも絶賛され、ライターやミュージシャンなど多数の方々の年間ベストに選出されたロサンゼルスを拠点とするアンビエント・アーティスト。
今作は、EPでもみせたミニマルな構成を踏襲しつつ、親しみ易いメロディーを加味してエモーショナルな円弧を描くような進化を遂げた作品。パンデミックの憂鬱を解消する、人と自然をつなぐ生活空間のための音のオアシスが完成した。
先行シングル「Royal Fern」が公開されたので、まずはチェックしよう。
そして、同日5月7日(金)にはEP『Six Songs for Invisible Gardens』のCD発売も発表された。
Green-House – Royal Fern
Green-House『Music For Livings Spaces』
発売:2021年5月7日(金)
価格:2,200円+税
品番:ARTPL-152
レーベル:PLANCHA / Leaving Records
※日本独自CD化
※ボーナス・トラック1曲収録
収録曲:
01. Top Soil
02. Nocturnal Bloom
03. Sunflower Dance
04. Bird Of Paradise
05. Soft Coral
06. Royal Fern
07. Rain
08. Find Home
09. Middlemist
10. Starling Murmurations (Bonus Track)
Green-House『Music For Livings Spaces』作品解説 ロサンゼルスを拠点とするノンバイナリー・アーティスト、Olive Ardizoniのプロジェクト、Green-House。2020年にMatthewdavid主宰の名門、Leaving RecordsからリリースしたEP『Six Songs for Invisible Gardens』が、ここ日本でも絶賛され、ライターやミュージシャンなど多数の方々の年間ベストに選出されるなど、現行のアンビエント・アーティストとして最注目の存在となった。そして遂にリリースされる本作『Music For Livings Spaces』は待望のファースト・フル・アルバムである(引き続きLeaving Recordsからのリリース)。 “何かをかわいいと感じるときの感情的な状態に影響される脳の部分を刺激しようとしているのです”とOliveは語っているが、パンデミックの最中に録音されたとはいえ、本作のサウンドは憂鬱な気分を解消してくれる効力を孕んでいる。 Oliveは本作で表現しているような遊び心のある雰囲気に意図を持たせている。“私たちの文化では、悲しみや攻撃性などの感情を通じて深遠な芸術的表現を優先しますが、かわいらしさ、愚かさ、楽しさは私たちの文化では矮小化されるものです。子供じみていると言われ、無効にされてしまうのです。”と述べているが、本作の複雑で輝かしいアプローチは、この見方に反するものである。 さらに“かわいらしさと喜びは思いやりへの入り口です。それは、あなたの脳内のネットワークを共感し、活性化するための入り口であり、あなたの周りの世界の他の人々の道徳的関心を高めます。”と続けている。 『Music For Living Spaces』は、Green-Houseにとって一歩前進した作品である。 |
Green-House『Six Songs for Invisible Gardens』
発売:2021年5月7日(金)
価格:2,000円+税
品番:ARTPL-149
レーベル:PLANCHA / Leaving Records
※日本独自CD化
※ボーナス・トラック1曲収録
収録曲:
01. Peperomia Seedling
02. Sansevieria
03. Parlor Palm
04. Perennial Bloom
05. Soft Meadow
06. Xylem
07. Chysis (Bonus Track)
Green-House『Six Songs for Invisible Gardens』作品解説 2020年にリリースされたアンビエント/ニューエイジ作品の中でも随一の評価を獲得したGreen-HouseのデビューEP『Six Songs for Invisible Gardens』にボーナス・トラックを追加して初CD化(ヴァイナルは即完し現在は廃盤)。 Matthewdavid主宰の名門、Leaving Recordsから発表された本作は「植物とその世話をする人々の相互のコミュニケーション」をコンセプトとしてサウンド・デザインされており、シンセの反復レイヤーを基軸にしつつ、鳥の鳴き声や水の音などの牧歌的なフィールド・レコーディングを織り交ぜながら、煌めきと揺らめきが交錯する、まるで季節の移ろいのように展開するミニマル且つたおやかな世界を構築。 Oliveは本作で意図的な素朴さをもってプロジェクトに取り組み、シンプルさの中に自由を見出すような曲を創造している。ノンバイナリーアーティストとして、パフォーマーとしてもリスナーとしても障壁の少ない空間を作り出しており、人間と植物の生活に寄り添い溶け込み彩りを与えてくれる、温かなエナジーに育まれる作品。 初CD化となる日本盤にはデジタルのみでリリースされた、シンセのリフが幾重にも重なりながら環境音と融合し、目まぐるしく展開しながら心地よいの高揚感を生成していく6分を超える名曲「Chysis」をボーナス・トラックとして追加収録。 |
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