2021-02-26 19:00 Fuhito Kitahara

DEJI、約4年ぶりの新作アルバム『GHOST』3月24日発売決定。MV「Reason Of The Rhyme」公開

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DEJIが、7thアルバム『GHOST』を3月24日(水)にリリースすることになった。

 
DEJIは2006年に1stアルバム『SENBE-BUTON』を発表以来、コンスタントにリリース、客演を重ね、また数多くのイベントでのライブやMCバトルへの出演など 現場レベルでも活躍を続けている。

 
前作『草莽の人』から約4年ぶりとなる今作は、約20年以上ものキャリアに裏付けられた正統派な押韻、ストーリーテラーぶりは健在で、ユーモアを交えた独特の言葉選びは、聞き手の脳裏に映像を浮かばせる作品。コロナ禍を経て、ラッパーとしてのあるべき姿を自問自答し続ける男の言葉が再びここに綴られた。

 
また、収録曲「Reason Of The Rhyme」を先行配信し、ミュージックビデオも公開。

 
こちらは、DJ KRUTCHがサウンド・プロデュースを手掛けたエモーショナルなトラック上で「Rhymeする理由」をDEJIが自らに問いかけた感情を揺さぶる1曲だ。

 
MVは、「佐賀から来た韋駄天」「稲穂pt.2」なども手掛け、また映画監督としても活躍する山﨑賢氏が監督。RAPPERとして、父として、市井に生きる存在としてのDEJIの多面的な姿を巧みに切り取っている。チェックしよう。

 
 


DEJI – Reason Of The Rhyme

 
 

 
DEJI『GHOST』

発売:2021年3月24日(水)
価格:2,000円+税
品番:ARO-004
レーベル:AROWANNA RECORDS

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収録曲
01. Intro [Track by Ma’Ko]
02. GHOST [Track by DJ KRUTCH(Y-VINE PRODUCTION)]
03. 燻し銀 [Track by Ma’Ko]
04. It’s Been A Long Time [Track by Ma’Ko]
05. My Philosophy feat. KOHEI JAPAN [Track by DJ KRUTCH(Y-VINE PRODUCTION)]
06. 轍 [Track by DJ KRUTCH(Y-VINE PRODUCTION)]
07. 皆まで言うな [Track by 10FOR]
08. どうするシノギ [Track by DJ TO-SHIRO]
09. THREE THE HARDWAY feat. COBA5000, METEOR [Track by Ma’Ko]
10. 銀から金 feat. KYN [Track by KOYANMUSIC]
11. 何気ない日々 [Track by 57MOVE]
12. 敗者復活戦 [Track by Mr.Takeshiman]
13. Reason Of The Rhyme [Track by DJ KRUTCH(Y-VINE PRODUCTION)]
14. イキリの極み [Track by DJ KRUTCH(Y-VINE PRODUCTION)]

 
作品解説:

ソロマイカーDEJI、7枚目のニューアルバム「GHOST」を3月24日(水)にリリース。収録曲”Reason Of The Rhyme”のMVを公開 & 先行リリース。

2006年に1stアルバム「SENBE-BUTON」を発表して以来、コンスタントにリリース、客演を重ね、また数多くのイベントでのライブやMCバトルへの出演など 現場レベルでも活躍を続けているDEJIが、7枚目となるアルバム、”人間が本来的に持つ自我や意識、霊性”を指す「GHOST」=自身の根源的な魂の結晶となる渾身のアルバムをリリースする。父として、市井に生きる生活者として、東奔西走する姿を描いた前作、6thアルバム「草莽の人」から約4年、コロナ禍を経て、ラッパーとしてのあるべき姿を自問自答し続ける男の言葉が再びここに綴られた。約20年以上ものキャリアに裏付けられた正統派な押韻、ストーリーテラーぶりは健在で、ユーモアを交えた独特の言葉選びは、聞き手の脳裏に映像を浮かばせる。奇抜なスタイルではないが、どこか昔なじみの定食屋を思わせる懐かしい味、ライム、フロウの風味は、まさに食べ慣れたチキンカツ定食のよう。フリースタイルブームが巻き起こり、ブラウン管からラップ調の節回しが聴こえない日が無くなった昨今、2000年代初頭から日本のアンダーグラウンド・ヒップホップシーンでサバイブし、市井で生きるいち社会人として、満員電車に揺られる市民感覚を持つ男の言葉が届く土壌は整いすぎるほどに整った。10代にマイクを握り始めた若者も時を経て30代、40代になり、家庭を持ち、父になり、自分だけの思いで金銭、時間を使うのは難しくなる。数々の功績を残し活躍してきたDEJIも例外ではなく、ブームバップの上で力強く、逞しく思いを綴っている今作は特にDEJIと同世代を生き抜く世代に突き刺さるであろう。

本日MVが公開された”Reason Of The Rhyme”はDJ KRUTCHがサウンド・プロデュースを手掛けたエモーショナルなトラック上で「Rhymeする理由」をDEJIが自らに問いかけた感情を揺さぶる1曲に仕上がっている。 ディレクターは「佐賀から来た韋駄天」「稲穂pt.2」などのMVも手掛け、また映画監督としても活躍する山﨑賢が担当。RAPPERとして、父として、市井に生きる存在としてのDEJIの多面的な姿を巧みに切り取っている。

また、アルバムの客演には、先駆者KOHEI JAPAN。東京アンダーグラウンドにおいてZAGSYSTEM、WAQWADOM、MAXIRIESとして、長年名を馳せてきたCOBA5000。益々活躍の場を広げる日本屈指の才能、生ける伝説、最後の秘宝、盟友METEOR。SD JUNKSTAとして、ソロとして数々の作品をリリースする同世代KYN。いずれ劣らぬ経験値と説得力を兼ね備えた実力者の競演からも耳が離せない。また、トラックを手掛けたプロデューサー陣も多士済々。今作では最多の5曲を担当したのはDJ KRUTCH。自身の次作アルバムを控え、台頭する信州信濃の名手から目が離せない。4曲を手掛けたのは岩手県一関を拠点に活動する実力者Ma’Ko。陸奥で腕を磨くブームバップの体現者は今作でも存在感を示す。三島「銀舎利」やKIN DA SHER ROCKへの楽曲提供など、数々のアーティストにトラックを提供してきた10FORは、印象深いネタ使いを披露、引き出しの多さの一端を示す。新潟を拠点に数々のアーティストをプロデュースするDJ TO-SHIROは大ヒットアルバム「ジグソーパズル」のリリースを経ての参加、高い実力を証明。1981年、昭和56年の同世代KYNはラップの客演と共に楽曲を提供。ラップ、トラック、エンジニア等、1人で作品の全てを完結させる力量の高さを今作品でも余すことなく披露している。黒いヒップホップをこよなく愛する実力者、Mr.Takeshimanは大和民族への楽曲提供に続き、今作でも漆黒のMr.Takeshimanは大和民族への楽曲提供に続き、今作でも漆黒のグルーブを提供。日々、ブラックミュージックと向き合い、自己を研鑽し続けるセンスの結晶がリスナーの耳を奪う。エンジニアとしても名を馳せる57MOVEも今回はトラック提供。数々のスタジオワークで身に着けたディレクションでアルバムの白眉を担う。今後もエンジニア、プロデューサー両輪での活躍から目を離せない。そして、COMPASSでの共演からDEJIのライブDJも務める兄貴分DJ COUTA、トラックも手掛けたDJ KRUTCHのタイトなスクラッチは、この作品が生粋のヒップホップアルバムであることを証明している。

アートワークを手掛けるISAMIは「SENBE-BUTON」を聴いたことをきっかけにDEJIと邂逅。4thアルバム以降のアートワークを手掛け、DEJIの”GHOST”を具現化。在野の実力者として余すところなく実力を発揮した。


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