2021-02-26 12:00 Fuhito Kitahara

Tia Rungray、新作アルバム『STRUKTURO』から表題曲MVを2月28日20:00プレミア公開。2/27にはLIVE配信も

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Tia Rungrayが、新作アルバム『STRUKTURO』から表題曲「Strukturo」のミュージックビデオを2月28日(日)20:00にプレミア公開することになった。

 
Tia Rungrayはノアミタカユキのセルフプロデュースによる、ノイズクラシカルを標榜する電子音響音楽プロジェクト。

 
2月12日にデジタルリリースしたアルバム『STRUKTURO』は、仮想空間プラットフォーム「Second Life」内のバーチャル・インスタレーション空間のためのサウンドトラック。切なく淡いピアノとノイズによる表現のみならず、教会音楽を思わせるクワイアや鐘といったクラシカルな要素、映画音楽のようなオーケストラサウンド、Lo-Fiなテープサウンドが盛り込まれたアンビエントアルバムに仕上がっている。

 
表題曲「Strukturo」は、エスペラント語で<構造>を意味し、現代社会のシステムの歪みと限界の中で翻弄されながら生きる人々の安寧への願いを込めているとのこと。

 
MVは、2019年公開の「Dancing Fly in My Head」も担当した縣健司氏が監督。主演を滝澤咲子、脚本をミサキダイチ氏が担当した。

 
また、公開日前日の2月27日(土)22時からはYouTube LIVE配信「Tia Rungray STREAMING LIVE with VJ」も開催。VJヘベレケ・キャラバンによる遠隔映像演出と共にTia Rungrayが生演奏を行う。合わせてチェックしよう。

 
 

縣健司氏、ミサキダイチ氏によるコメントが発表された。

Tia Rungrayの前回のMV「Dancing Fly in My Head」(2019)から2年を経て、今回は多くのことに挑戦できました。
カット同士のつながりを自然に見せるために、画角の統一を計る必要があり、モデルの歩く速度とカメラ側の動きを合わせて撮影をしました。編集時には、サイズ感と速度の微調整に苦労しました。
白昼夢のような浮遊感と現実感との交差をお楽しみください。

縣健司(監督)

 

今は独りでいなくてはいけない事も多いですが、ふとした瞬間に誰かから思い出をもらったり、読んでいる本の中に幸せが隠れていたり。そういう変哲もなく少し暗い現代を生きる人達にも、些細な喜びがある事を感じながら観て頂けたらと思います。

ミサキダイチ(脚本)

 
 


Tia Rungray – Strukturo (Official Music Video)
2021年2月28日(日)20:00 プレミア公開

 


Tia Rungray – STRUKTURO (Album Trailer)

 
 

 
Tia Rungray『STRUKTURO』

発売:2021年2月12日(金)
価格:1,200円
品番:NRR-023
レーベル:Non-REM Records
仕様:デジタル

Amazon
bandcamp
iTunes Store

収録曲:
01. Fundamento
02. Muro
03. Tegmento
04. Limo
05. Strukturo

 
スタッフクレジット:
Mastering & Cover Design by Takayuki Noami (Non-REM Studio) https://twitter.com/noamitakayuki

 



 
Tia Rungray (ティア・ラングレイ)

ノアミタカユキのセルフプロデュースによる、ノイズクラシカルを標榜する電子音響音楽プロジェクト。
2013年に第一作目「Foresta」をリリースした後、首都圏と仮想空間「Second Life」を中心に活動する。
2015年からは仮想空間プラットフォーム「Second Life」内にてサウンドインスタレーション「STRUKTURO」をプロデュースする。

2016年に作曲家・千住明の主催による映像作品上映会「SENJU LAB #1」に映像監督の縣ケンジと共に出品参加。
2019年3月には千住明事務所・東京藝術大学COI・YAMAHAの協力の下、ミュージックビデオ「Dancing Fly in My Head」(監督・縣ケンジ)を公開。
2020年10月に国際映像祭「1st Monthly Film Festival」(セルビア)にてミュージックビデオ「Soft Strings」(監督・ノアミタカユキ)が最優秀ミュージックビデオ監督賞受賞。
2021年2月2日には、仮想空間プラットフォーム「Second Life」公式運営制作によるインタビュー映像が公開されるなど、現実・仮想空間ともに活動の幅を広げている。

エリック・サティやジョン・ケージの思想などに影響を受け、環境音とピアノ、更にはノイズをも用いたインストゥルメンタル楽曲を中心とする。アンビエント、ポストクラシカル、ノイズミュージック等を呑み込んだ唯一無二のスタイルで独自の世界観を作り上げる。洗練されたピアノと、暴力的で獰猛なノイズの融合によって人間の内面世界を描き出し、静と動が共存する荒々しくも生々しいライブパフォーマンスは聴衆に癒やしどころか狂気すらも感じさせる。

2018年4月29日にインディーズレーベル「Cat&Bonito」から自身初の全国流通アルバム「MindgEsso」をリリース。作曲家・千住明をして「未来の空気を聞いてしまった」と言わしめる。
2020年7月27日にはYorihisa Tauraとの共作アルバム「Juvenile」をインディーズレーベル「Tannukineiri Records」よりリリース。


インフォメーション

タイトル
開催日時
開催場所
料金
アクト
連絡先
WEBサイト Tia Rungray 公式サイト
WEBサイト Tia Rungray YOUTUBEチャンネル
twitter https://twitter.com/TiaRungray
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