2021-01-27 18:00 Fuhito Kitahara

Kumi Takahara、1stアルバム『See-through』から「Roll」と同曲のRemixを先行公開。多方面で活躍する気鋭のヴァイオリニスト

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Kumi Takaharaが、3月3日(水)に発売する1stアルバム『See-through』から「Roll」と同曲のZoe Polanski Remixを先行公開した。

 
Kumi Takaharaは大学卒業後にウィーンに渡り、研鑽を積みながらヨーロッパ各地で様々なレコーディングやコンサートに参加してきたヴァイオリニスト。この頃から弦楽器の可能性をクラシック以外にも求め、自身の作曲活動もスタートさせる。帰国後は湯川潮音やゴンドウトモヒコ、world’s end girlfriendら様々なアーティストのサポートなど多方面で活躍してきた。

 
アルバム『See-through』はクラシック、現代音楽をルーツに、拾い集めた音、繊細で暖かみのあるヴァイオリンとピアノがプライベートな日記のように重ねられた、白昼夢のようなシンフォニー作品に仕上がっている。

 
リミックスを手がけたZoe Polanski氏は、イスラエルはテルアビブのエクスペリメンタルポップ・シンガー/プロデューサー。先に公開された「Tide」と併せて、公開された音源をチェックしてみよう。

 

お知らせ(2021年2月18日)
アルバム『See-through』CD盤の発売日は3月3日(水)となることが発表されました。デジタル版は2月24日(水)リリースです。

 
 


Kumi Takahara – Roll [OFFICIAL AUDIO]

 


Kumi Takahara – Roll (Zoe Polanski Remix)

 


Kumi Takahara – Tide [OFFICIAL VIDEO]

 


Kumi Takahara – Tide (Earth Trax Remix) [OFFICIAL AUDIO]

 
 

 
Kumi Takahara『See-through』

発売:2021年3月3日(水)
価格:CD 2,530円(税込) / デジタル 1,600円
レーベル:FLAU
仕様:CD / DIGITAL
※デジタル版は2月24日(水)リリースです

 
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収録曲:
1. Artegio
2. Ditty
3. Nostalgia
4. Roll
5. Chime
6. Kai-kou
7. Chant
8. Sea
9. Tide
10. Log

 
作品解説:

湯川潮音、ゴンドウトモヒコ、world’s end girlfriendなど様々なアーティストをサポートしてきたヴァイオリニスト高原久実のデビューアルバム。クラシック、現代音楽をルーツに、拾い集めた音、繊細で暖かみのあるヴァイオリンとピアノがプライベートな日記のように重ねられた白昼夢のシンフォニー。

様々なアーティストのサポートや楽曲提供などで活動してきた東京出身のヴァイオリニスト高原久実のファーストアルバム。「See-through」は2016年、高原の暮らすアパートで最も静かな場所であるバスルームで録音がスタートしました。バスタオルを吸音材として使用し、シンクの上にマイクを設置して、洗濯機の上にノートパソコンを置いてバランスをとりながら録音されたというデモを元に、拾い集めた音、キラキラと光るピアノがシームレスに重なった美しい白昼夢のような音楽。

クラシックのヴァイオリン奏者である高原は、繊細なピアノや具体音を加え、生命力に満ちた質感のある音楽を生み出します。オープニングの「Artegio」から、ピアノが温かみのある背景を描き、柔らかなストリングスが雲のように現れます。軽快で遊び心に溢れた「Ditty」、時計の針や石油ストーブなどの音のコラージュが織り成す質感の中に様々な記憶が浮かび上がる「Nostalgia」、フーガと低音の柱が織り成す空間を、潮の満ち引きとともにストリングスが空へと舞い上がる感動的なシンフォニー「 Tide」。気づかない日常の隙間を縫うように繊細に表現された楽曲には、高原のクラシックのルーツを感じさせつつも、現代的な嗜好が反映されており、ausやThe Boatsの二人の力を加えてユニークで生々しい音の融合を実現しています。
「See-through」は、まるで繊細なオーガンジーの布を通した太陽の光に照らされた世界へとリスナーを誘うだけでなく、アーティスト自身の内面をも垣間見るような、小さな生活空間から生まれた個人的な音楽です。

 



 
Kumi Takahara 高原久実

東京生まれ、国立音楽大学弦楽器専修首席卒業。ヴァイオリニストのコンサート映像を見て、3歳からヴァイオリンを始める。大学卒業後ウィーンに渡り、研鑽を積みながらヨーロッパ各地で様々なレコーディングやコンサートに参加。この頃から弦楽器の可能性をクラシック以外にも求め、自身の作曲活動もスタートさせる。帰国後はクラシックでの演奏活動と並行し、アーティストのサポートや楽曲提供、プロデュースから映像作品のディレクションに至るまで、演奏のみに留まらない多岐に渡る活動を展開。多様な音楽との対話を通して、現代音楽の要素を随所に感じさせつつも、淡い色彩をまとった静謐な作品を制作している。


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