2020-11-03 12:00 Fuhito Kitahara

Vegpher、3rdアルバム『Minutus』11月11日発売決定。4名の女性ボーカリストを起用し”その瞬間を音で捉える”

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Vegpher(ベグファー)が、3rdアルバム『Minutus』を11月11日(水)にリリースすることになった。

 
VegpherはFilFla、FourColor、minamoなどでも活動するサウンドアーティスト/コンポーザー・杉本佳一によるハイブリッドなビートミュージックプロジェクト。

 
アルバムタイトルの『Minutus』は”Minute”のラテン語で、小さな時間の単位という意味の解釈から「その瞬間を音で捉える」と名付けられた。

 
前作『PLUS』まではインストかつテクノよりのエレクトロニックミュージックをベースにしていたが、今作はPiana、HACO、Moskitoo、Jessicaという4名の女性ボーカリストを6曲で起用し、残り4曲のインストゥルメンタル曲でもカットアップするなどヴォイスを絶妙なアクセントとして多様に配置。様々な肉声をその瞬間瞬間で表現しながら楽曲としての精度を最大限に高めている。

 
また、明日11月4日(水)よりはOTOTOYにてハイレゾ(24bit/48khz)での先行リリースも決定した。

 
11月4日現在、アルバム収録曲1〜4曲目をSoundCloudで公開中。またYouTubeにてアルバム収録10曲をダイジェストにしたトレイラーも公開している。チェックしてみよう。

 
 


Vegpher “Minutus” PFCD101 ALtrailer

 

 
 

 
Vegpher『Minutus』

発売:2020年11月11日(水)
価格:2,200円+税
品番:PFCD101
発売元:PROGRESSIVE FOrM
販売元:ULTRA-VYBE, INC.

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収録曲:
01. Secret feat. Piana
02. A Mind Resort feat. HACO
03. Waiting
04. I am feat. Moskitoo
05. Classical Music
06. Frozen Maze feat. Moskitoo
07. VHF feat. Jessica
08. Velvet Voyager feat. Moskitoo
09. Night Owl
10. Jiff

 
All Tracks Produced & Composed by Keiichi Sugimoto

M1: Lyric, Co-Composed and Vocal by Piana
M2: Lyric, Co-Composed and Vocal by HACO
M4, M6: Lyric, Co-Composed and Vocal by Moskitoo
M7: Voice Materials by Jessica
M8: Voice Materials by Moskitoo

Mastered by KASHIWA Daisuke at Studio FLAT

Photography by Mai Komura
Design by Takaramahaya

 
作品紹介:
FilFla、FourColor、minamoなどでも活動するサウンドアーティスト/コンポーザー・杉本佳一によるハイブリッドなビートミュージックプロジェクト《Vegpher》、今年7月にはDAOKOの4thアルバム『anima』に収録の「VOICE」をVegpher名義で作/編曲、そして11月11日に満を持してVegpher待望の3rdアルバム『Minutus』をリリース!

『Minutus』は”Minute”のラテン語、小さな時間の単位という意味の解釈から「その瞬間を音で捉える」と名付けられた本作で最も印象的なアプローチは、様々な肉声をその瞬間瞬間で表現しながら楽曲としての精度を最大限に高めている様であろう。
前作『PLUS』まではインストかつテクノよりのエレクトロニックミュージックをベースにしていたが、本作においてはトラックリストを見ても分かるように4名の女性ボーカリストを6曲で起用、残り4曲のインストゥルメンタル曲においてもカットアップするなどヴォイスを絶妙なアクセントとして多様に配置しているところが素晴らしい。

アルバムのオープニングを飾る「Secret」はPianaの物憂げな声を見事にプロデュースしたVegpherの手腕が光る。
30年近くに渡り活動をするHACOを起用した「A Mind Resort」はまさに心のリゾート感に溢れている。
M3「Waiting」においてはYMO的な香りも漂わせた奥深いテイストが心地良い。
FilFlaなどでも活動を共にするMoskitooをフィーチャーしたM4「I am」M6「Frozen Maze」らではらしいクールさが一層際立つ。
そしてユニットNgatariとしても活動するJessicaを起用し本作におけるハイライトの1つとも言える「VHF」はその美しい歌声と呼応するマイナー調の展開が深く心に刻まれる。

リズニングを大切にしつつも随所で垣間見えるプロフェッショナルのプロダクション。誰の心にも色濃く残るこの2020年の最後を彩る最高な1枚と言える内容に仕上がっている。

 



 
Vegpher(ベグファー)

FilFla、FourColorなどでも活動するサウンドアーティスト/コンポーザー杉本 佳一によるハイブリッドなビートミュージックプロジェクト《Vegpher》。リズムのインパクトと快楽的な低音のシークエンスに主眼を置いた空間的でバウンシーなダンスミュージックを志向する。
杉本の作品はそれぞれのサウンドプロジェクトにおいて、ニューヨークの12kやapestaartje、ドイツのTOM LAB、日本のHEADZなど国内外の音楽レーベルから多数リリースされており、1999年のFourColorとしてのアルバムリリース以降、ドイツのtomlab、ニューヨークの12k、日本のHEADZなど国内外のレーベルから28枚のアルバム・EP作品をリリース、関連作品は80タイトル以上に及ぶ。作品は英『THE WIRE』誌ベスト・エレクトロニカ・アルバムに選出されるなど海外でも高い評価を得ており、これまでにヨーロッパ各国をはじめアジア、オーストラリア、北米・カナダでライブパフォーマンスを行うなどグローバルな活動を続けている。
また、広告音楽の作曲家として、CM、舞台、映画、エキシビジョンなどの楽曲制作や劇伴を手がけ、音楽で参加した作品がカンヌ映画祭「若い視点賞」、フランス・エクスアンプロヴァンス映画祭「オリジナル映画音楽部門賞」、Design for Asia Award 2010 Gold Awardなどの受賞歴を持つ。映画音楽の受賞をきっかけに2007年フランス映画音楽作曲家協会(U.C.M.F)会員へ登録される。
2019年はFilFlaのアルバム『micro carnival』をHEADZからリリース。2020年、5月に12Kよりminamo & moskitoo『Superstition』を、7月にminamo『Superscience』をリリース、またDAOKOの4thアルバム『anima』1曲目に収録の「VOICE」をVegpherが作曲/編曲する。そして11月11日、前作『PLUS』に続くVegpher名義での3rdアルバム『minutus』をリリースする。

 

注目記事

杉本佳一によるプロジェクト:FilFla、最新アルバム『micro carnival』発売記念コンサートを2月7日に渋谷7th FLOORで開催


インフォメーション

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アクト
連絡先
WEBサイト Vegpher / 杉本佳一 公式サイト
WEBサイト Vegpher / 杉本佳一 SOUNDCLOUD
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