2020-08-30 10:00 Fuhito Kitahara

Takara Araki、研ぎ澄まされた新作EP『Deeper』本日8月30日デジタルリリース。 収録曲解説も発表

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Takara Arakiが、新作EP『Deeper』を本日8月30日(日)にデジタルリリースした。

 
Takara Arakiはトラックメイカー兼シンガーソングライターで、前作EP『Paranoia』以降、 rakia『Trace Of A Dream』収録の「Silence, Warm & Bright」(PROGRESSIVE FOrM)などに参加し音楽活動の幅を広げている。

 
シングル曲「HATE」は、ミュージックマガジン2020年9月号の「日本音楽の新世代2020」にてディスクレビューされ、Spotify公式プレイリスト「キラキラポップ」にも選出された。

 
今作は、ドイツのレーベル「Get Your Genki」のコンピにも収録された表題曲をはじめ、生々しく力に満ち研ぎ澄まされた3曲を収録。本人による収録曲解説も発表されたのでチェックしてみよう(下に掲載)。

 
 

 
Takara Araki『Deeper』

2020年8月30日(日)
価格:300円
品番:TNR-151
レーベル:Tanukineiri Records
仕様:デジタル

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収録曲:
1. Deeper
2. Hypnotism
3. Punishment

 

 

 

作品解説

 
1. Deeper
この楽曲はドイツのレーベル「Get Your Genki」のコンピレーションカセットで初めてリリースされました。聴いていただいた感想は有難いことに好評が多く、私としてのリリースまで大切に取っておいたような気がします。 この楽曲を制作した頃の私は、まだ自分が自閉症スペクトラムという発達障害を持っていることを知らず、混乱の日々の中で必死に過ごしていました。 私と関わる人には「思いやりがない」や「冷たい」などと言われ、私の言動や行動は人にとって悪いものなのだろうか?と深く悩み、無価値感に溺れそうになりながら「人はどうしてもっと私の深い部分を見よう、知ろうとしてくれないの?」と訴えたかった気持ちが1曲にまとまりました。

 
2. Hypnotism
これは3年前に制作した楽曲です。 もしも私に少しでも魅力を感じてくれる人がいるのであれば、土足で遠慮なく踏み込んできて欲しいという気持ちを表現しました。相手の私への強い熱意で、小っ恥ずかしくてたまらず睨むことしか出来ない私にさせて欲しいと願うことで承認欲求が満たされ、より魅力的に解放されていくような自分をイメージして作りました。

 
3. Punishment
誰しもが過去に存在した人生の分岐点を思い出し、再び葛藤するということを経験しているのではないかと考えています。つまり「もしもあの時…」ということです。この楽曲では私の「もしもあの時」を表現しました。両親がいて、住む家があって、生活に困らないお金があって、たまに贅沢して、好きな音楽が出来るという私の人生に、ある日突然、見ていた景色を変える出来事が10歳の頃に起こりました。それは26歳になった今でも許すことができずに悩みましたが「許せない」のではなく「許さない」と決め直すことで私の人生のステージを変えていこうと決心を表現しました。

 



 
Takara Araki

1994年生まれ、
神奈川県在住 トラックメイカー兼シンガーソングライター
2003 マーチングバンドでスネアドラム演奏を始める
2010 指揮法を安藤伸二に師事
2011 声楽、ピアノ、スネアドラムのレッスンを開始
2013 作曲を始める
2017 下北沢モナレコードのコンピアルバム「モナレコ・コンピ~夢中にならないで~」に「女優」が収録される


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