2020-08-28 21:00 Fuhito kitahara

板倉文&小川美潮、7インチ『Stardust』11月3日レコードの日に発売決定。2017年に9年ぶりに共にスタジオ録音した音源

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板倉文&小川美潮が、7インチ『Stardust』を11月3日(火・祝)にリリースすることになった。

 
日本の80年代音楽シーンを誇る革新的伝説のバンド「CHAKRA」を支えた板倉文と小川美潮。その後、ソロとなり様々なセッションやCM等活動を続ける小川美潮。そして、そんな彼女への楽曲提供と共にサウンドの核となってきた板倉文。板倉文自身も映画音楽・CM音楽・プロデュースなど様々な方面で幅広く活躍してきた。

 
そんな2人が2017年に9年ぶりに共にスタジオに入りレコーディングを敢行。完成していたものの陽の目を見ることがなかった音源を、この度「レコードの日」に合わせリリースすることになった。

 
2019年にCHAKRAの2枚組未公開音源集がリリースされ話題となったがその仕掛人であるチリの音楽家・Gonzalo Fuentes R.氏の提案により今回のレコーディングが実現したとのこと。板倉文ならではの着想とアイディアでジャズ・スタンダード「Stardust」が革新的板倉文バージョンとして斬新な姿を魅せている。

 
カップリングは、1994年に制作された小川美潮「You Need Me」を収録。元々は1981年にリリースされたCHAKRAの2ndアルバム『さてこそ』に収録されていた板倉文:作詞曲の楽曲だが、屋敷豪太MIXによりCHAKRAとはまた違った新たな姿を魅せている。

 
 

 
板倉文&小川美潮『Stardust』

発売:2020年11月3日(火・レコードの日
価格:1,500円+税
品番:glax-002
レーベル:galabox disx
仕様:7inch アナログ盤 33 1/3RPM

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収録曲:
A. 板倉文&小川美潮「Stardust」
B. 小川美潮「You Need Me」

 

コメント

 
■板倉文コメント:Stardust

一昨年にゴンサロからギターのフリーフォームのアルバムに参加しないか、とオファーがあったので僕はインダストリアルミュージックを提出しました。
それは一応リリースされ、 こんどは、スタンダードジャズをやりたいと言うので、普通にやってもつまらないから、メロディーが高くなるとテンホが遅くなるというコンセプトを考えました。曲はスターダスト。
まず、五線譜に音程にそってテンポを割り振りました。ぼくはマット、オイラー(小林武文)、美潮にエンジニアの水谷君をさそいました。みんな面白がって、参加してくれました。
オイラーはいくつもモデルテイクを作ってどれくらいのテンポのインターバルかを提示してくれました。
はじめオイラーのスタジオで、カリンバ、鈴とイントロインターバルのストリングスシンセに聞こえるギターのベインティングブラシのストローク等々をとりました。ベースはキックドラムに共振させてとりました。
つぎにマットのスタジオでギターをとりました。伸縮するテンポに合わせることは僕には相当難しくマットのフォロー無しには有り得ませんでした。オイラーのドラムがそこに加わり、オケが出来ました。
最後に あっちゃんの英語の発音指導の元、美潮の歌が入りました。 テンポの変化する音楽は沢山ありますがこの手法はまだ形になってないと思います。聴いてみると法則的な縛りのわりに非常に自然に聴こえませんか?

 

小川美潮コメント:You Need Me

EPIC SONYでもし4枚目のソロアルバムを作っていたら、そこに入っていただろふ1曲です。
当時のディレクター福岡さんが橋渡しをしてくれて、せっかく屋敷豪太さんに作って頂いたのに、こんなに素敵なリミックスなのに、今まで眠らせていてごめんなさい。
そんな気持ですが、晴れて今、しかもヴァイナルで出す事ができて、これはこれで最高な気がします。喜んでばかりでごめんなさいw。

 

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