ドラマー・電子音楽家の山本達久、ソロ名義アルバムを海を超えて2タイトルリリース決定。同じ着想をもとに異なる演出で制作
山本達久が、ソロ名義アルバムをオーレン・アンバーチ主催のBlack Truffle Records、そして日本の電子音楽レーベルNEWHERE MUSICから海を超えて1作ずつリリースすることになった。
山本達久はドラマーとして、ジャズ、エクスペリメンタル、ロックなどジャンルを越え世界的に活動。坂田明、ジム・オルーク、青葉市子、UA、七尾旅人など数多くのアーティストとのレコーディング、ライブ、劇伴制作などの活動も行っている。
多岐に渡る活動や、Bandcampなどでの勢力的なソロコラボ作品のリリースからは意外にも感じるが、今回レーベルから初となるソロ名義2作品のリリースが決定。
今作は、同じ着想をもとに生まれた姿形を変えた全くの別作品。「世界が距離で遮断されてしまった2020年に洋の東西のレーベルから発売されることは、世界中の音楽ファンがどこかのレコード屋でこの2枚に出会うかもしれない」そんな想像力を掻き立て、この作品を愛のある創作物へと仕立てている。
山本達久『ashioto』
発売:2020年9月18日(金)
価格:TBA
レーベル:Black Truffle Records
仕様:LP
山本達久『ashiato』
発売:2020年10月7日(水)
価格:LP 3,000円+税
品番:PEJF-91031 NWM-005
レーベル:Newhere Music
仕様:LP/デジタル
収録曲:
side A. ashiato part 1
side B. ashiato part 2
作品解説:
一つの脚本から異なる演出方法を用いて複数の作品を同時に作ったら一体どうなるのか?それが動機となりアルバム制作は始まった。
彼自身、ドラム、パーカッション以外にもエレクトロニクス、シンセ、ピアノ、フィールドレコーディングなどプレイヤーの役割も担っているが、本作品では、石橋英子、須藤俊明のすばらしいプレイもコンダクトして作品に組み込み全体をプロデュース。ロバート・ワイアットや、トニー・アレンのようなドラム・プレイヤーから、必然や、意思を持って跳躍することで音楽家として新しい世界を描くことに成功している。さらに最大の魅力は、彼のプレイを生で見た人なら分かる、緻密な構成を立てた上で大胆に舵を切る、彼のパフォーマンスの特異性が中核にあること。ドローン、アンビエント、即興演奏など本作へと導くキーワードは様々だが、それだけでは言い尽くせない、“アコースティック=エレクトロニック”、“音のダイナミクス”を自由に行き来する彼だからこそ想像し得た世界がこの2作には存在する。即興演奏の自由な羽ばたきを保ったまま、大胆不敵な編集がなされた録音作品に仕上がっている。
インフォメーション
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WEBサイト | : | 山本達久 公式サイト |
WEBサイト | : | 山本達久 bandcamp |
: | https://twitter.com/tatsuhisayamamo | |
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