2020-05-26 23:00 Fuhito Kitahara

Kate NV、3rdアルバム『Room for the Moon』から先行MV「Plans」公開。モスクワのエクスペリメンタル・ポップ・アーティスト

Pocket

Kate NVが、6月12日(金)に発売する3rdアルバム『Room for the Moon』から先行曲第3弾「Plans」をデジタルリリースしミュージックビデオを公開した。

 
Kate NVはロシアはモスクワをベースに活動しているプロデューサー/DJ/演奏家/ヴォーカリスト・Kate Shilonosovaによるソロプロジェクト。

 
1stアルバム『BINASU』(2016)と2ndアルバム『для FOR』(2018)がシンセポップの傑作として各所で絶賛され、2018年の単独来日ツアーや、昨年2019年に浜離宮恩賜庭園で開催された『花紅柳緑(RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2019)』への出演も話題となった。

 
この「Plans」は、Found Sound Nation「Broken Orchestra」サンプルパックのサンプルのみを使用して、サックス・ソロを作成したという興味深いトラック。

 
先に公開された先行曲「Marafon 15」「Sayonara」と併せて、まずはMVをチェックしよう。

 
 

Kate NVによるコメントが公開された。

この曲は計画と、私たちを取り巻く出来事の不条理さについて歌っています。それは、すべてのものが常に崩壊し、変化し、何も本当に明確ではなく、すべてを計画することは不可能だということについてです。この曲はパンデミックや経済危機の前に書かれたものですが、今でも変わらず関連性があることがわかりました。その意味は厳しいように聞こえるかもしれませんが、曲自体はとても面白くて皮肉なものであり、私たちの周りに災難がある間でも、まだ楽しめることがあるということです。

 


Kate NV – Plans (Official Video)

Directed, edited by Kate Shilonosova, Pavel Kling
Camera — Pavel Kling
Gaffer — Roman Rubtsov @rubalight
Set-design — Natasha Murzina @ntmrz, Olich Alekha @lelkac
Design — Yuriy Stepantsev
MUA, Hair — Sofya Atalikova @kristallikova
Costume — Kate Shilonosova, Marina Samurova
♠︎
Cast:
Kate Shilonosova
Misha Levin
Dima Romanov
Andrey Kling
Sergei Khramtsevich
Ugolёk @ugoleksuperkot

Special thanks to Yuriy Dunin and Medium Quality Production

 


Kate NV—Marafon 15 (Official Video)

 


Kate NV — Sayonara

 
 

 
Kate NV『Room for the Moon』

発売:2020年6月12日(金)
価格:2,000円+税(予定)
品番:ARTPL-134
レーベル:PLANCHA / RVNG Intl.
※解説・歌詞・対訳付き予定
※ボーナス・トラック1曲収録
※CDは日本のみリリース

Amazonでみる
TOWER RECORDS ONLINEでみる

収録曲:
01. Not Not Not
02. Du Na
03. Sayonara (Full Moon Version)
04. Ça Commence Par
05. Marafon 15
06. Tea
07. Lu Na
08. Plans
09. If Anyone’s Sleepy
10. Telefon
11. Arigato song (Bonus Track for Japan)

 
作品解説:
通算3作目となる『Room for the Moon(月の部屋)』は2018年にリリースした『для FOR』以来となる本作は実のところ『для FOR』の前から制作をし始めていたものの形にはならず、時を経てようやく形になったとのこと。

自宅とモスクワのスタジオスペースにて録音されており、長年のコラボレーターであるJenya Gorbunov(ベース)、Vladimir Luchanskiy(サックス)、Quinn Oulton(ベース/サックス)に加え、共にRed Bull Music Academy出身で交流の深い日本人アーティスト、Nami Sato(スポークン・ワード)等の協力のもと完成した。

70年代〜80年代のロシアと日本のポップ・ミュージック&映画からの影響が色濃い本作は、Orange Milk Recordsからリリースした『BINASU』のポップ・センスと、RVNGからリリースした『для FOR』で見せたアンビエント〜ミニマル〜ニューエイジが見事なバランスで融合している。

小気味良いシンセとサックスにコロコロとしたシンセと軽やかなヴォーカルが絡む「Not Not Not」で幕を開け、シンセとマレット、マリンバを基調にした牧歌的ミニマル「Du Na」へと続く。Pitchforkでベスト・ニュー・トラックに選出され絶賛された「Sayonara」はケイト・ブッシュとも比較される飛躍的なヴォーカルにエッジーなギター、タッピング・ドラムを絡めて駆け上がっていくような極上のシンセ・ポップ。歌詞も英語、日本語、ロシア語がミックスされている。フランス語の歌詞で実験的ながら楽しげな「Ça Commence Par」やFound Sound Nationの「Broken Orchestra」サンプルパックのサンプルのみを使用して、サックス・ソロを作成したという「Plans」、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番からメロディーを借用した「Tea」、パーティへと誘うかのうようなアップテンポなポップ・ソング「Telefon」など、豊かな実験精神とポップ・センスに裏打ちされたヴァラエティに富んだ内容。

様々なルーツと要素を折衷させ独自解釈したその幻想的サウンドを生成し、Lizzy Mercier Desclouxや矢野顕子、Ann Steelまでを彷彿/横断する稀有な存在。その圧倒的才能がさらに開花した傑作の誕生。

 



Photo credit: Talib Shillaev

 
KATE NV

ロシアはモスクワをベースに活動しているプロデューサー/DJ/演奏家/ヴォーカリスト、ケイト・シロノソヴァによるソロ・プロジェクト。元々はSonic YouthやDinosaur Jr.などに影響を受けたオルタナティヴ・ロック〜ポストパンク・バンド、Glintshakeのヴォーカルとして活動。また、同時に20世紀のクラシカルなミュージシャン達とCornelius Cardewのアイデアとアヴァンギャルドなコンポーズを再構築するMoscow Scratch Orchestraのメンバーでもある。それらと平行してソロとしてNVを始動させ、2014年にジャパニーズ・ポップスやニュージャックスウィング、90’s R&Bなどの影響を感じさせるEP『Pink Jungle』を発表し注目を集め、同年、Red Bull Music Academy Tokyoで初来日を果たす。2016年に待望のソロ・デビュー・フル・アルバム『Binasu』を2016年にGiant ClawとSeth Graham主宰の重要レーベル、Orange Milkからファースト・アルバム『BINASU』をリリース。各所で絶賛され、世界各国をライヴで飛び回る。その才能はエクスペリメンタル・ミュージック・シーンの最先鋭レーベルであるブリルックリンのRVNG Intl.の目にとまり、契約を果たし、2018年にセカンド・アルバム『для FOR』をリリースした。2020年待望のサード・アルバムを引き続きRVNG Intl.からリリースする。


インフォメーション

タイトル
開催日時
開催場所
料金
アクト
連絡先
WEBサイト KATE NV SOUNDCLOUD
WEBサイト KATE NV Instagram
twitter https://twitter.com/kattique
facebook https://www.facebook.com/nv4real/
この記事の画像

タグ: / /

関連記事:
こちらのニュースもどうぞ: