2020-02-10 19:00 Fuhito Kitahara

向香織、1stフルアルバム『Nostalgia』3月7日リリース。インドネシアと日本の音楽家15人が参加した両国の架け橋となるコラボ作品

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向香織が、1stフルアルバム『Nostalgia』を3月7日(土)にリリースすることになった。

 
向香織は日本とインドネシアで活動しているジャズ・シンガーソングライター。3万人以上が参加した日本とインドネシアの友好を深めるイベント『ジャカルタ日本祭り』に2年連続で出演し、インドネシアのフォークソング「Juwita Malam」のジャズ・ファンクアレンジによるカバーは、YouTubeで35万回以上再生され話題を集めるなど(今作にも収録)、日本とインドネシアの架け橋となっている。

 
今作は、インドネシアに拠点を移してからの約3年半の音楽活動の集大成となるもので、インドネシアでの滞在生活からインスピレーションを得た「Nostalgia」や「Superstar」など6曲のオリジナル曲をはじめ、インドネシア語で歌われている日本のドラえもんの歌のジャズアレンジによるカバー「Doraemon’s Song (Indonesian ver.)」など、全曲がインドネシアに関係のある楽曲で構成。

 
また日本とインドネシア合わせて15名ものミュージシャンがアルバムに参加するなど、まさに両国の架け橋となるコラボ―レーション・アルバムが完成した。

 
アルバムジャケットにはバリ島ウブドを拠点に活躍するアクリル画家Dana S氏が2017年に発表した「Sunset Glow Over the Rice Field」を採用。三つ折りのジャケットを広げると、そのままDana氏の作品の縮小版となる拘りようだ。

 
なお、アルバムは3月7日(土)から世界に向けてデジタルリリースされ、イベント会場や一部日本のレコードショップでCD販売も予定しているとのこと。リリース当日の3月7日には、インドネシアのMotion Blue Jakartaにて発売記念イベントも開催される。

 
 


Juwita Malam – Jazz Funk Cover by KAORINTO (KARINTO + Kaori MUKAI)

 
 

 
向香織『Nostalgia』

発売:2020年3月7日(土)
価格:2,500円(税込)
仕様:CD TBA / デジタル 2,200円
※一部2月下旬に先行配信予定
※CDはイベント会場や一部日本のレコードショップで販売予定

Amazonでみる(デジタル)

収録曲:
01. Juwita Malam
02. Doraemon’s Song (Indonesian ver.)
03. Kicir Kicir (Album Mix)
04. Superstar
05. Breathing In Blue
06. Mothra’s Song *CD Only*
07. Home We Built
08. Nostalgia
09. Into The Carnival
10. Indonesia My Heart (Japanese ver.) *CD Only* *BONUS TRACK*
11. Nostalgia (Indonesian ver.) *BONUS TRACK*

 

作品解説

 
アルバムテーマ・コンセプト
• 向香織の2016年からの3年半のインドネシアでの活動の総括となるフルアルバム。インドネシア語の楽曲のカバーやインドネシアでインスピレーションを得たオリジナル曲等、全曲「インドネシアに関係のある楽曲のみ」で構成されている。
• インドネシアに初めて足を踏み入れた時、初めて訪れた異国にも関わらず不思議な「懐かしさ」を感じた。その経験からアルバムタイトルを「Nostalgia(インドネシア語読みで「ノスタルギア」)」に決め、タイトルチューン「Nostalgia」を制作した。
• Nostalgiaのタイトル通り、全曲を通して、どこか懐かしさや南国の温かさ、寛容さを感じる仕上がりになって いる。

 
楽曲
• 全11曲のうち6曲が今回のアルバムのために書き下ろしたオリジナル曲。
• カバーソングの中にも、インドネシア語の「ドラえもんの歌」のボサノヴァカバーや、ゴジラシリーズ「モスラの歌」の6/8ジャズアレンジカバー等、日本人にも馴染み深いインドネシア語の楽曲が収録されている。
• 1曲目に収録しているインドネシアのフォークソング「Juwita Malam」のジャズファンクカバーはYouTubeで35万回再生を記録している。(2020/1/27 現在)

 
参加ミュージシャン
日本からは、バンド「SeanNorth」のメンバーで、近年は仮面女子やアリス十番などのアイドルグループの楽曲にも関わっている音楽プロデューサーの佐々木久夫や、2018年に開催された第18回アジア大会公式ソング「Bright As The Sun」、や公式テーマソング「Meraih Bintang」のオフィシャル日本語版を担当したシンガーの加藤ひろあき、2年連続ジャカルタツアーを成功させ昨年10周年を迎えたギターデュオ「かりんとう」が参加。インドネシアからは、ピアニストのRoberto J.、ドラマーのDion Subiaktoをはじめインドネシアの第一線で活躍するジャズミュージシャンやインドネシアの伝統楽器スリンの第一人者Saat氏を迎えており、まさに日本とインドネシアの架け橋となるコラボ―レーション・アルバムとなっている。さらに日本語、英語、インドネシア語と3カ国の言語の楽曲が収録されている点も見逃せない。

 



 
向 香織

福岡県出身。音楽好きの家族に囲まれ、幼少期よりエレクトーンや吹奏楽に親しむ。大学卒業後は外資系企業で働く傍ら、ジャズバー・ライブハウス等で歌手活動を始める。2010年より山田光剛氏の下でヴォーカルトレーニングを開始、2014年からはClyde W. Williams Jr.氏に師事。
2016年4月 1st mini cover album “Dreaming” を発売し、発売記念ワンマンライブを都内にて開催。
2016年9月からはインドネシア・ジャカルタに活躍の場を移し、34,000以上が来場したジャパンカルチャーイベントへの参加、約15,000人の観客を集めたモスク内でのコンサート、五つ星ホテ ルラウンジやレストランでのレギュラー演奏、Motion Blue Jakarta(Blue Note系列、Motion Blue Yokohamaの姉妹店)にてインドネシア人&日本人アーティストとの共演等、日本とインドネシアを股にかけて幅広く活躍中。
2017年第5回岡崎ジャズヴォーカルコンテスト・ファイナリスト。


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