2020-01-27 20:00 Fuhito Kitahara

illmore、初コンピ『SOUL MUSIC LOVERS ONLY』2月12日発売。ビートメイカーの視点で1970年代のソウルやジャズのオリジナル音源を中心に選曲

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illmoreが、初のコンピレーション作品『SOUL MUSIC LOVERS ONLY – illmore compilation album』を2月12日(水)にリリースすることになった。

 
illmoreは東京発のライフスタイルレーベル「Chilly Source」のメンバーで、大分を拠点に活動。日本最大級のトラック/ビートメイク・グランプリ『BEAT GRANDPRIX』で2015年、2016年と2年連続で決勝に進出し、アーティストへの楽曲提供や、アパレルブランドのCM楽曲制作、Apple福岡オープニングBGMの制作なども手掛けている。

 
今作は、現在のブラックミュージック、ヒップホップ・サウンドのルーツとなる1970年代の名曲ソウル、ファンク、ジャズを現代のサウンドクリエーターがコンパイルする新コンピレーションシリーズ『SOUL MUSIC LOVERS ONLY』の第1弾作品。illmoreがビートメイカーの視点でビートメイクのサンプリングソースとなる1970年代のソウルやジャズのオリジナル音源を中心に選曲したキャリア初となるコンピレーション作品となる。

 
ギル・スコット・ヘロンやスタン・ゲッツ、サラ・ヴォーンなどの有名ジャズアーティストの作品から、アンクル・ルイ、ザ・グラス・ハウス、グウェン・マクレーなどのマニアックなソウル&ファンク作品まで、illmoreのビートメイクのアイデアソースとなった名曲の数々を聴いてみよう。

 
ジャケットには2019年9月にillmoreがリリースしたインストEP『pure.』に続き、ドローイングアーティストのSUGI氏が、今作のテーマであるブラックミュージックを表現した描き下ろしの作品を提供している。

 
 

illmoreによるコメントが発表された。

僕が主戦場としているヒップホップのカルチャーには”サンプリング”(過去の曲や音源の一部を引用し、再構築して新たな楽曲を製作する音楽製作法・表現技法のこと。)と言う手法があるのですが、今回の選曲はその”サンプリング”をテーマにしています。
全ての楽曲に”ネタ”として使える部分があるかを意識しました。ビートメイカーには楽曲を再構築して遊んで貰いたいです。リスニングとしてドライブ中に聴いてもクールな内容になっていると思うので、是非楽しんでください。

 

 
V.A.『SOUL MUSIC LOVERS ONLY – illmore compilation album』

発売:2020年2月12日(水)
価格:2,000円+税
品番:OTLCD2470
発売元:Chilly Source/Octave-Lab
販売元:Ultra-Vybe

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収録曲:
1. Freda Payne / Unhooked Generation
2. Gil Scott-Heron / Lady Day And John Coltrane
3. Eddie ”Cleanhead” Vinson / I Needs To Be Be’d Wid
4. Little Beaver / Joey
5. Stan Getz / One Note Samba
6. Richard ”Groove” Holmes / Mama’s Groove
7. Jimmy McGriff / The Sermon
8. Uncle Louie / Full-Tilt Boogie
9. The Glass House / I Don’t See Me In Your Eyes Anymore
10. Syl Johnson / Steppin’ Out
11. Joe Thomas / Polarizer
12. Sonny Stitt / Danny Boy For Ben
13. Sara Vaughan / On Thinking It Over
14. Gwen McCrae / Ease The Pain
15. Gato Barbieri / El Arriero

 



 
illmore (Chilly Source)

東京発のライフスタイルレーベルChilly Sourceのメンバーで、大分を拠点に活動中。日本最大級のトラック/ビートメイク・グランプリ『BEAT GRANDPRIX』で2015年、2016年と2年連続での決勝進出やアパレルブランド、AZUL by moussyのCM楽曲制作、Apple福岡オープニングBGMの制作、さらにラッパーKOJOEの2017年リリースアルバム「here」へ6曲楽曲提供を行う。
2018年11月には自身の1stアルバム「ivy」をリリースしKOJOE、おかもとえみ、SHOHEY from THREE1989、CHICO CARLITO、BASI等が参加し好評を得る。
2019年にはKOJOEと共にBUPPONのアルバムをプロデュース、BASIの最新アルバム「切愛」収録曲への楽曲提供等、今後の活躍が最も期待されているビート・メイカー。


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