Yaporigami、新作アルバム『Decoded Sphere』2月29日発売決定。全楽曲が6/4で展開される、聖なるリズムと旋律を探求した作品
Yaporigamiが、新作アルバム『Decoded Sphere』を2月29日(土)にVirgin Babylon Recordsからリリースすることになった。
Yaporigamiは、Yu Miyashita / Yaporigamiの両名義を持つドイツベルリン在住の電子音楽家。これまで、ドイツのMille Plateaux、アメリカのDetroit Undergroundなど国内外から多数の作品を発表し、2019年のヴェネチア国際映画祭にて上映されたJeremiah Mosese監督作品の音楽も全編担当している。
今作は、全ての楽曲の拍子が6/4で展開され、耳の焦点を変えることによりメロディアスな音楽に聴こえたり、ハードなIDMにも響いたりと様々なレイヤーを持ち、新たな意味・解釈・世界を浮かび上がらせる作品。
聖なるリズムと旋律を探求したアルバムが完成した。
収録曲「Tilted」のミュージックビデオと、本人によるセルフノートも公開された。チェックしよう。
Yaporigami / Tilted / Visual by Kezzardrix
Music: Yaporigami
Visual: Kezzardrix
Yaporigami『Decoded Sphere』
発売:2020年2月29日(土)
価格:2,090円
レーベル:Virgin Babylon Records
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収録曲:
01. Windows X
02. Runner
03. Tilted
04. New Syndicate
05. Language
06. Xinri E
07. Escherian Rhythm
08. Music Makers
09. With Organs
10. Movers And Shakers
Yaporigamiによるアルバム「Decoded Sphere」についてのセルフノート さらっと聞き流せるのだけど、集中して聞いてみた時に浮かび上がってくる構造に無限性を感じる様な音楽に僕は最近とても惹かれていて。例えば聖書を例に挙げると、物語として機能するレイヤーも備えつつ、ルターの様な敬虔な人が読めば圧倒的にハードコアに解釈されるレイヤーも備えていて。こういったピラミッド構造を持つ音楽を作る事に僕は非常に興味があって。 時間構造の話を少しだけしてみると、収録曲は全て拍子が6/4になっていて。多くの場合リズム要素を「6/4 x 2」で展開させて、メロディ要素を「8/8 x 3」で展開させていて。 今綴っている言葉が、僕の考えを「ここ」に留めるように機能するのは本意では無くて。そうではなくて、言葉が「ここ」から旅立って、新たな意味・解釈・世界を浮かび上がらせるように機能してもらうのが僕の本意であって。 最後にイヨネスコの言葉を引用すると、「言葉が未だかつて意味しなかったことをその言葉に言わせること」。僕はこのアルバムにそういう風に機能してもらいたくて。 |
インフォメーション
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WEBサイト | : | Yaporigami Twitter |
WEBサイト | : | Yu Miyashita / Yaporigami SOUNDCLOUD |
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