2019-11-27 18:30 Fuhito Kitahara

ピアノ連弾ユニット・EIKO+ERIKO、1stアルバム『glitter』デジタルリリース。表題曲の3DアニメーションMVも公開

Pocket

EIKO+ERIKO(えいことえりこ)が、1stアルバム『glitter』を本日11月27日(水)にデジタルリリースした。

 
EIKO+ERIKOは名門バークリー音楽大学にて出会ったピアノ連弾ユニットで、第18回東京JAZZフェスティバル(2019)、佐世保JAZZ at アルカスSASEBO 2019にも出演し話題に。2019″日本メンズファッション協会主催”の「ベストデビュタント賞」の音楽部門も受賞している。

 
今作はほぼ一発録りされたという全てオリジナルの8曲を収録。グランドピアノの連弾とドラムというシンプルな構成かつ迫力ある世界的にも類を見ない構成で、クラシック、ジャズ、ロック、POP、すべてのジャンルの垣根を越える作品に仕上がっている。

 
また、タイトル曲「glitter」の3Dアニメーションミュージックビデオも公開された。

 
この曲は初めて2人で作ったオリジナル曲にして連弾の作曲も初めてだった作品で、それぞれの色が混ざり合い、新たな色彩の音楽を作ることになると同時に、自分たちがそれまでに知らなかったEIKO+ERIKOの可能性を発見できた楽曲とのことだ。

 
そして、2020年1月28日(火)には Billboard cafe & diningでライブも決定。詳細は後日発表とのこと。

 
EIKO+ERIKOによる収録曲の解説も発表されたので、作品を聴きながらチェックしよう。

 
 


EIKO + ERIKO 「glitter」(Official Music Video)

 


Full: EIKO + ERIKO 「glitter」-Rec ver-

 
 

 
EIKO+ERIKO『glitter』

発売:2019年11月27日(水)
価格:2,040円
レーベル:HATS UNLIMITED kanon label
仕様:デジタル

Amazonでみる

収録曲:
1. glitter
2. Flame me with Crimson
3. Mr.Chaplin
4. good old days
5. Night Owl
6. Explorers
7. Scramble Crossing
8. BELLADONNA

 

EIKO+ERIKOによる楽曲解説

 
1. glitter

初めて2人で作ったオリジナル曲です。連弾の作曲も初めてだったので実験的に作ったものでしたが、二人の性格や好みも違うからこそ、それぞれの色が混ざりあい新しい色彩の音楽を作ることができました。自分たちがそれまでに知らなかった、EIKO+ERIKO の色を発見できた曲です。

 
2. Flame me with Crimson

聞いてる人たちが自然に体が動いてしまうような曲をつくりたい!という思いから生まれた曲です。体の内側にある小さいエネルギーが少しずつ燃えていき、最後は真紅に染まりあがる、そんな勢いのある曲。

 
3. Mr.Chaplin

ピアノとドラムのみ、言葉の力を借りずに聴衆の心を動かしたい!というのが EIKO+ERIKO のポリシーですが、喜劇の王と称されたチャールズチャップリンもまた、セリフや音楽のないサイレントフィルムで沢山の人々を楽しませてきました。そんなチャプリンを讃えて、聴いているだけで彼のコミカルな動きや表情が思い浮かぶような、軽くて動きのある曲を書きたいと思い作りました。

 
4. good old days

EIKO+ERIKO が三年の間一緒に暮らし、様々な音楽を吸収しながら切磋琢磨しながら過ごしたボストンは、チャールズリバーやボストンコモンを始めとする自然が身近に感じられる美しい街です。人口も少なく、夜になると綺麗な星空も見ることができました。いま私たちがボストンを想う時、穏やかな街の風景と同時に、二人が過ごした貧乏ながらも音楽漬けで明るく楽しく過ごした日々が思い起こされます。
二人のボストン生活の美しくもどこか切ない、懐かしい気持ちを曲にしました。

 
5. Night Owl

昼とはまるで違った雰囲気、顔を見せる東京の夜の街をイメージした曲です。Night owl は日本語で夜行性という意味があります。夜になると生き生きと動きだす、都会の夜の独特な空気感を曲にしました。

 
6. Explorers

2人で今後どんな未来を切り開いていくのか、不安と希望と興奮と期待と…そんな感情を曲にしました。薄暗い道の中を、差し込んでくる光を手がかりを頼りに進んでいく、そんなイメージの曲です。

 
7. Scramble Crossing

出会いがあれば、別れがあり、そんな人との巡り合いはまるでスクランブル交差点のようだと思い作った曲です。大切な仲間との時間は、本当に楽しくて、永遠に続いてほしいと願うも必ず終わるときがくる、そんな切なさが明るさの中に隠れている曲です。

 
8. BELLADONNA

ベラドンナは毒を持つ花の名前で、別名「魔女の草」とも言われています。ルネサンス期のイタリアベニスの貴婦人達が目を美しく見せるために、「魔女の草」の葉や根の煎じ汁を点眼していましたが、使い過ぎにより沢山の人が死に至りました。
花言葉は人を騙すものの魅力、沈黙。
この曲ではこの花の美しくも不気味な、不思議な魅力を音楽で表現しました。

 



 
EIKO + ERIKO

名門バークリー音楽大学を2018年に卒業した、二人のピアニストによる連弾デュオ。クラシック・ジャズ、音楽全ての枠を超えて行く、ピアノ連弾とリズムのNEW WORLD!

 

EIKO SUZUKI

2012年、武蔵野音楽大学卒業 (ピアノ科専攻)。数年間ピアノ講師として勤務し、2015年よりバークリー音楽大学に奨学金を得て留学、2018年ジャズ作編曲専攻を首席で卒業。2017年に Barns and Noble 賞、2018年に Toshiko Akiyoshi 賞受賞。バークリーのトップビッグバンド Concert Jazz Orchestra の定期演奏会に作品が選ばれ演奏される。グラミー受賞作曲家のマリアシュナイダーのワークショップに代表生徒として参加する。これまで、渡邊規久雄、白崎彩子、Ayn Inserto、Scott Free、Greg Hopkins 各氏に師事。

 

ERIKO ISHIKURA

都立芸術高校を卒業し、東京音楽大学に入学。18歳より本格的にジャズをはじめる。2015年、バークリー音楽大学のワールドツアーにて奨学金を獲得。パフォーマンス専攻。大学の模範生徒にも選ばれ、ピアノ科を代表するなどしている。2018年、Contemporary Classical Performance 賞(バークリー音楽大学より)受賞。同年に大学を卒業。これまで、クラシックピアノを高木早苗、武田真理、Maxim Lubarsky 各氏に、ジャズピアノを Nando Michelin、Tiger大越、JoAnne Brackeen の各氏に師事。


インフォメーション

タイトル
開催日時
開催場所
料金
アクト
連絡先
WEBサイト EIKO+ERIKO 公式サイト
WEBサイト EIKO+ERIKO Instagram
twitter https://twitter.com/eikoanderiko
facebook https://www.facebook.com/eikoeriko/
この記事の画像

タグ:

関連記事:
関連する記事は見当たりません…

こちらのニュースもどうぞ: