7月9日・10日に台湾台北でアイドルフェス『偶像興奮祭-PUMP UP IDOL-』を開催するTEAM枝豆にインタビュー
7月9日・10日に台湾台北でアイドルフェス『偶像興奮祭-PUMP UP IDOL-』を開催するTEAM枝豆。今回は代表のひとりである”たまさぶろう氏”にインタビューすることができました。自らをオタクと言い切る彼らはどんな思いでフェスを開催するに至ったのか、台湾のアイドル界隈の現状について、はたまた台湾のおすすめフードまで語ってもらっています。
interview & edit by Fuhito Kitahara
| そういうイベントを見てるとアイドルオタクとして辛いんですよ
まずは、自己紹介をお願いします。
たまさぶろう 台湾のたまさぶろうです。TEAM枝豆というイベントチームをやっています。主に日本と台湾のアイドルのイベントをやっていて、これからもこの道一筋でやっていこうと思っています。
TEAM枝豆の紹介をお願いします。
たまさぶろう TEAM枝豆は2人でやっていて、俺が「たまさぶろう」で、もう一人が「えりっく」やから、えりっくの「え」とたまさぶろうの「たま」で「枝豆」になったと(笑)。
2年前にTEAM枝豆を立ち上げた時には台湾ではアイドルブームにはなっていなくて、アイドルがせっかく台湾に来てるのに台湾のイベンターがアイドルのことあまりわかっていなくて…。そういうイベントを見てるとアイドルオタクとして辛いんですよ。
しかも、ちょうど2年前には日本では地下アイドルブームが巻き起こっていたので、もっと日本のアイドルのライブを台湾で開催できるように、俺らが頑張ろうと思ってこの仕事を始めました。
それにしても日本語ぺらぺらですね。どこかで習われたんですか?
たまさぶろう 高校の夏休みに、うちの親父に「どうせ家でブラブラしてるより海外に行かないか」と言われて、日本の大阪にあるうちの取引相手のところで働いて、そこで日本語を覚えたんですよ。
だから時々、大阪弁が混ざるんですね
たまさぶろう そうそう、最初に行ったのが大阪やから。周りは誰も標準語喋ってないし。だから、台湾に帰って本気で日本語を学ぶために大学の日本語学科に進学したんだけど、面接の時に先生に「方言使ってる?」って言われたんだけど、その時は完全に大阪弁が方言だっていう認識がなくて。関西弁=日本語だと思ってた(笑)。
あの、前から気になってたんですけど、どうして「たまさぶろう」という名前なんですか?
たまさぶろう 本名は難しい漢字で日本人には読めないし、日本の漢字の読み方と中国の漢字の読み方も違うし、だからいっそのこと日本人ぽい名前をつけようかなと思って。
台湾人は基本的に、商売をやる時や貿易会社とかに入る時に、相手国の名前をつけるのが普通なんですよ。台湾や香港などの中華系のタレントも、海外に進出する時に「ジャッキー・チェン」みたいな外国の名前をつけるんです。俺の仕事は日本人相手やからこれでいいわって(笑)。
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