音楽が“聴ける”音楽Podcast番組『radioDTM』にインタビュー。インタビューの模様はラジオで配信されてます!
毎週ゲストにミュージシャンを招いて、楽しいトークと格好良い音楽を届けてくれるPodcastの音楽ラジオ番組『radioDTM』。彼らは、これまでに330回を超える配信を行っている(2015年10月26日現在)。
今回は、そのradioDTMにお話しをいろいろ伺いたいと思い、都内某所のスタジオにお邪魔してきました。普段どおりのインタビューを行うはずが、番組の収録中にインタビューを行うことになり、逆インタビューまで受けてしまいました。
インタビュー及び逆インタビューの模様は、2015年10月26日配信分の第322回放送で聴くことができます。
同じインタビューが、ラジオと字媒体では編集や構成(校正も)にどんな違いが出るのか、ぜひ番組を聴いて、このインタビューを読んで、比べてくれたら面白いのではないかと思います。
以下、UROROSが行ったインタビューです。
text by Fuhito Kitahara
| radioDTMとは?
今日はよろしくお願いします。まずは、自己紹介をお願いします。
社長 radioDTMというインターネットラジオでパーソナリティー、そして運営もしています社長と申します。今日は基本的に僕ひとりでインタビュー受けるんですけども、横にはディレクターのカネコさんがいます。
カネコヨウヘイ(下記、カネコ) カネコでーす。よろしくお願いします。
radioDTMのみなさんはどういう繋がりで、どういう出会いで集まったのか教えていただけますか?
社長 radioDTMは2009年6月に始まったんですけど、ディレクターのカネコさんと、演出・ディレクターのオオノブさんという人がいて、彼らはある放送局で一緒に働いていた2人なんですよ。で、その2人がこのラジオを立ち上げて、僕が誘われたんです。
僕とカネコさんに関しては高校の同級生。なので、付き合いはもう15年くらいになりますね。その3人で初めたのが2009年6月で、その後何人かスタッフが入ったり出たりして。
現在は、僕とカネコさん、オオノブさんはお休みをしていて、コヤマという同じく高校の同級生の男と、あともうひとり、むらどんという女の子のスタッフがいまして、計4人で活動していますね。
radioDTMという名前の由来を教えてください。
社長 これはあんまり言いたくはないんですけど(笑)。もともとは、radioDTMっていうのはチーム名だったんですよ。会社名とかバンド名みたいな。番組名としては、『デモテープを持ってこい』という番組だったんです。始めてから2年くらいはその番組名でやっていて、「デモ」「テープを」「持ってこい」という頭文字をとって、そこから名前が来てるんです。
最近は、後付けじゃないですけど、DTMにはパソコン上で音楽を作る「デスクトップミュージック」っていう意味があって、僕らのラジオも基本的にはパソコン上で配信をして、聴くものそうなので、ある種のデスクトップミュージックなのかな、みたいな後付けをしています(笑)。
完全にデスクトップミュージックだと思ってました(笑)。
社長 ですよねー。
デモテープを持ってこい精神は今でも残ってるんですか?
社長 かすかに残ってます(笑)。今でも「新曲もってこいっ!」という企画があって、番組に出たことがない方も出たことがある方も、radioDTMに対して「この曲流してください」、もしくは「僕らを出してください」みたいなメールを送ってもらうっていうコーナーがあるので、そこが初期の「デモテープを持ってこい」をまだ踏襲している企画なのかなという感じがしてますけどね。
それは若手のバンドとかでも送ってくれれば?
社長 もちろん。今はね、かなりユルイですよ。基本、来るもの拒まず状態なんで(笑)。ぜひとも送ってほしいなと思います。
「新曲もってこいっ!」へのエントリーは、こちらのリンクから。 http://radio-dtm.jp/page/?page_id=284 |
左:カネコヨウヘイ氏(ディレクター)、右:社長(パーソナリティー、タレント)
radioDTMはパソコンで聴くラジオとのことですが、パソコンにあまり詳しくない人もいると思うので、番組を聴く方法を説明しください。
社長 iTunesっていう音楽再生ソフトがあって、そのiTunesに僕らのサイトのURLを登録をすると、Podcastが自動的にiTunesに配信されていくというシステムなんです。なのでパソコン上のiTunesで、URLを登録して、ポチっと再生を押せばパソコンでは聴ける。それをさらにiPodに入れたりだとか、iPhoneに入れたりだとかして聴くっていうパターンもある。
そして今は、iPhoneにPodcastアプリもあるので、そのアプリ上でまたURLを登録していただければ、パソコンにつながなくても自動的に配信がiPhoneの方にされます。
どうやって聴くのかわからないっていう人が結構多いので、僕らの展望としては、radioDTMのアプリ化もしたいなとは思いますね。アプリをダウンロードすれば、基本的に聴けますよっていう状況にできればいいなって思ってます。
その方がよりスムーズですよね。
社長 そうなんですよね。ただね、アプリを作れる人間が誰もいないんですよ〜(苦笑)。これを気に募集したい。ほんとに。
アプリを作りたいという方がいましたら、リンク先の[お問い合わせフォーム]からradioDTMにご連絡ください。 |
| 話したい人を呼ぶ。
だいたい毎週ゲストのアーティストさんがいると思うんですが、ゲストはどのように決めているんですか?
社長 これね、よく聞かれるんですけど……。うーん、なんですかね(笑)。けっこう難しいなと思うんですけど、基本軸にあるのは、話したい人ですね。
話したい!?
社長 極端に言えば、音楽が好みじゃない人がもしいたとしても、その人に対して話したい気持ちがあれば呼びますし、僕らにとって話したい人物じゃなければ、たぶん呼ばない。そういう意味では、「ひと」かな。音楽というよりも、ひとに興味が持てるかどうかっていうのが、けっこうな選考基準なんですけど、当然ながら音楽の良し悪しはある。
僕らとしては、音楽が格好良いから、どんな人かもわからないけど呼んでみようってこともありますし、あとは、友達……。それこそホントに、高校の同級生とかも出たことありますし(苦笑)、あとはお世話になっている方々がけっこういらっしゃいまして、そういう関係性のブッキングもあります。
いいとも的なブッキングもありますか?
社長 いいとも的な感じもありますよ。バンドが「このバンドいいよ」ってオススメしてくれると、ちょっと信頼感あるじゃないですか。しかも、オススメしてくれる元のバンドのことを僕が好きだったら、やっぱ好きなバンドが好きな音楽っていうのは、ちょっと聴いてみたいなって思うんで、そういう数珠つながり的なのもけっこうあるかな。
これまでに331回配信をされていますが、はじめてradioDTMを聴くよって方に、オススメの回はありますか?
社長 まず、まとめる回があるんです。僕らスタッフだけで、今までの配信のゲストをまとめて聴かせるような回があって、それ聴くとどんなアーティストが出てるのかなんとなくわかるんで一番入りやすいかな。
それで最近、ランニングDTMっていう企画も始めて、番組に出てくれたゲストの曲をミックスしてつないで、radioDTMのおさらいもできるし、ランニングのBGMとしても成立させるっていう企画をやっていて、けっこう網羅できますね。昔のアーティストから今のアーティストまで網羅できるんで、それから聴くのがオススメです。そこで気になったアーティストがいたら、そのアーティストの回を聴く。
古いものから新しいものへじゃなくて、新しいものを最初に聴いて、その後、古いものを聴くとか、順序がバラバラでも全然いいと思います。
あとは、何度も出てもらってるアーティストが結構いるので、それこそ今だったらクリープハイブみたいにずごく有名になっているアーティストが昔なにを考えてたのかなとか思ったら、そういうアーカイブも聴けますし、各々の楽しみ方でいいなと思うんですけど、まあ個人的には、怖い話しの回から(笑)。
怖い話しの回、面白いですよね(笑)。
社長 毎年夏に「真夏の夜の怖い話し」ってのをやってるんですけど、それが一番やりたいことなんで(笑)。
初めての方は、まとめ回を聴くか、ランニングDTMを聴くか、怖い話しから。
社長 そうですね。まあ、そういうと完全に音楽関係なくなってますけど(笑)。まあ、好きなアーティストの回を見つけて聴くのが一番てっとり早いかな。それだけ聴いてもらってもいいと思ってます。
走る人用にランニングDTMというミックスを作られてるとのことですが、社長はランニングされるんですか?
社長 しますよ。僕とカネコがします。太りすぎて、100キロを超えて、あーこれ死ぬなって思って(苦笑)。その時にランニングを始めて、うちのディレクターのカネコさんもちょうどランニングを始めてて、熱いよねみたいな。
それはHOTの方?(笑)
社長 HOTな方もあるし、まあどっちもHOTなんだけど(笑)。今きてるよね感と、まあ実際暑いよね感もありつつ、せっかくだから番組と絡めてやってみようか、みたいな。まとめ回をやる時に、ただまとめるだけだと面白くないんで、そういう意味でもランニングってね、ちょっと絡めると企画っぽくなるじゃないですか。なんかそういう小手先の(笑)、非常に良い企画ですね。
| 外国人のおネエちゃんを連れて六本木を歩きたい。
今後のradioDTMの構想とか野望をお聞かせください。
社長 基本的には続けることですね。332回やってるラジオってそんなに多くないと思うんで、もしずっと続けて1000回とかになったら、長寿番組じゃないですか。そうなった時に、過去のものに価値が出始めると思うんですね。そういう意味では、やり続けて価値を見いだして行くというのが、大きな野望のひとつではありますね。
あとは、「面白いことやってんな」みたいな感じの人たちとして有名になりたいです(笑)。ハイパーメディアクリエイターみたいな奴になりたいです(笑)。
それは有名人と結婚できるみたいな?
社長 そうそう、そういうの超憧れますよねー。
カネコ したいよね。
社長 したいよね。外国人のおネエちゃん連れて歩きたいし。
カネコ 六本木歩きたい。
社長 有名になりたいっていう気持ちはもちろんありますし、認められたいって気持ちもデカイですね。僕らが面白いと思ってるものが面白いんだって胸はって言えるような状況はあるといいなって。でも、これといって具体的な目標と言われると、最近見失ってますよね(苦笑)。
カネコ 迷走してるよね。
radioDTMはイベントもされてますが、そちらの方では?
社長 バンドがフジロックに出るのが目標ってよくあるじゃないですか。フジロックに出るっていうか、フジロックをやる。いや、違うな(笑)。フジロックのステージを1個任せてほしいですね。音楽的にいうと。
カネコ オールナイトフジみたいな感じ。
社長 そうそう、ああいうのやりたいな(しみじみ)。
アーティストにも出てもらったりとかして。
社長 そうそうそう。radioDTMに出演経験のあるアーティストは……1個も出ないみたいな(笑)。そういう感じのノリとかやりたい。まあ、僕個人としてはパーソナリティーなんで、タレントとして、パーソナリティーとして、いろんな場所に出て、経験を積んで、有名にもなりたいですし、いろんな場所で僕の発言をみんなに聴いてほしいなっていうのは個人的にはありますね。はい。
| そこにはあるんですよ、愛が。
radioDTMとして、民放のラジオ局で番組を持つみたいな野望はあるんですか?
社長 個人的にはもちろん番組を持ちたいですけど、radioDTMを民放に持って行くとなると、いろいろ難しいなと思うんですよ。いってみたら、僕は仕事は一緒なんですよ。どこで何をやったって僕は喋って、面白い事をいうのが仕事なんで。radioDTMを演出してるのはカネコさんなんで、それが難しい理由はカネコさんの方がよくわかってる。
カネコ そうですね。民放っていうのはマスメディアで、ポッドキャストはターゲットメディアだと思うんですよ。ようするに、絞られてるというか、聴く人が選ぶ。逆を言うと、聴く人を選んでるかもしれないですけど。そういうメディアなんで、民放だとやり方が変わってくるなと思うんですよ。
民放のラジオは、いろいろな人のそれぞれの生活パターンの中に溶け込んでるもので、そこを見据えながら番組を作ったりもするので、やり方は異なってくるかなと思うんですね。
だから、民放で番組をやるとしたら、社長に対して興味をもってもらえる番組作りをすると思いますね。そうすれば、そのラジオ以外でも、社長がポッドキャストでこういう活動をやっているんだっていうのが、こちらにフィードバックされてくると信じてはいますけどね。そういう風な拡大の仕方はしたいかな。
ポッドキャストにこだわっているわけではなくて、オファーがあれば?
社長 僕としては速攻やりたいですね。AMでも、FMでも、コミュニティーFMでも、テレビでも、それこそネットでも、どこでも出たいです(笑)。
社長に対して興味をもってもらえる番組作りとのことですが、たとえばテレビに行ったとしてもそういう感じですか?
カネコ そうですね。
社長 そこはなんかあるんですよ、愛が(笑)。
カネコ 昔っから持ってるヤツだったのは確かなんですよ。だから声をかけましたし、彼が売れないと、僕の選美眼じゃないですけど、それを否定されることなんじゃないかと僕は思いますけどね。頑張らないとなって。彼が認められることは、イコール自分の評価になるなと思うので。
社長 六本木歩いてうんぬんとかじゃなくて、面白いことをやってる人間として評価されたいというのは、それなんですよ。
特別なにか出来るとかじゃなくて、なんていうか、居酒屋とか、部室とかで話してた話しが一番面白いと思っていて。僕とカネコさんがこうやってやってるのも、それがデカイなと思いますね。僕らが喋ってたことってほんとはすごく面白くない?みたいなことが、一般的に伝わったら、それは理想だと思います。
実際このスタジオは、部室っぽいなと思いました。
カネコ 今はじめて言われて気づいたけど。そうですね。
社長 部室っぽいって言われたらめっちゃわかる。
| 僕は変わらない、変わりたくないな。
カネコ さっき社長から、僕と社長が高校時代からの友達だという話しが出たじゃないですか。で、僕らの高校って、僕らみたいなヤツらが多かった高校なんですね。僕も社長も基本的に変わってないんですよ、高校時代から。周りにも面白いヤツらがいたんですね。僕、そこがすごく居心地がよくて。
でもそれから時を重ねて、同級生たちとたまに会った時に、彼らがあの時の面白かったことから自ら手を引いている。もちろん人生なんていろいろあると思うんですよ。結婚して、子供ができてとかいっぱいあると思うんで、もちろん否定はできないんですけど、僕はすごく悲しいんですね。すごく辛い。僕は変わらない。変わりたくないな。あの時面白かったことを否定することになっちゃうと思うんで。だからやってますね。
社長 たしかに僕もその思いはつよいですね、やっぱり。就職もしないでやってるし、これで生きようとしてる部分もあるので。ただ、僕は高校の時、超居心地悪かったんですよ。全員ツマラナイと思っていて、なんか「オモシロイよね俺タチ」っていうちょっとしたコミュニティがすごく気持ち悪いなって思っていて。「たぶん俺の方がオモシロイけどね」ってずっと思っていて。
カネコさんは、いろんな人と付き合ってたから、俺の面白い部分も知っていて、そうじゃない人の面白い部分も知っていて。だけど、結果的に俺に声をかけてくれたから、まあ俺、暇だったってのもあるんですけどね(笑)。そういう面白い価値観が共有できてたと思うんですね。
カネコさんが言ったみたいに、みんな就職し始めるわけですよ。結婚とかして、「俺の方が面白い」って言ってたヤツがみんな辞めてくわけですよ。そうなった時に、「ほら」って思うんですよ。ほら、やっぱ俺の方が面白いじゃんって。お前らが面白いと思ってたことはもう終わったんだよっていう反骨精神はずっと持ってる。
カネコ 外国人のおネエちゃんと六本木を歩いてる時に……
社長 サラリーマンで家族を連れてるヤツとバッタリ会って。そいつらが別に悪い訳じゃないんだけど(笑)。
カネコ でも、どっかであるよね
社長 そう、どっかで羨ましいって気持ちがあってほしいなって思うし、「ほら、やっぱ俺の方がすげえじゃん」っていうのを言うためにやってるわけじゃないけど、言いたいってのはめっちゃありますね。
インタビューをしに行ったのに、逆にインタビューを受けるUROROS北原。
逆インタビューの模様は、放送の方でお楽しみください。
| 番組に出てくれたゲストががいたからこそ、「すごいね」って言われるくらいの喋りをどうにかやれるようになった。
部室の空気感を世間にだすというのは、すごく面白いなと思います。
社長 まさにその通りです。どう出すかですよ。今、僕は友達と一緒に、街中で小梅大夫のモノマネをしてずっと歩いてるんですけど(笑)、30歳にもなって小梅大夫のモノマネをフルでやりながら渋谷を歩いて爆笑してるっていうのをどう伝えたら面白いのかって思うんですよ。これは極端な例ですけど、ふとした面白さ、日常ですげー面白いことを言ってるっていうのを、どうやって人に伝えて、みんなが「面白いね」って言ってくれるのかをずっと模索してる。
この6年間?
社長 ここ2年くらいですけどね(笑)。最初3〜4年くらいはちょっと違ったムードだったよね。
カネコ どちらかというと、ラジオをどう成立させるかに必死だったよね。ある程度カタチができたんで、radioDTMを面白くするってことに関しては、正直、けっこう自信があるんですよ。どうやっても面白くなるなと思ってて。最初の頃はラジオを成立させることを模索することが面白かったんですけど、今度はもうちょっと違うところを面白くしていってるというのが、あるかなと思いますね。
なるほど。ラジオでどんなことやっても面白くできる自信がついたから、他のメディアにも出ていきたいってことなのかな。
社長 たぶん過信なんですけどね(笑)。でもね、僕らはずっと過信してますよ。
カネコ 5年前は5年前で、「今最高だな」って言ってたしね。
社長 ずっと言ってた。「今日の回、最高だよねー」とか(笑)。駄目な回でも、「まあ、でも、いーでしょう。逆に」とか言ってるんで、けっこう終わってるんですよ(笑)。終わってるんですけど、終わってるからこそ面白いんですよ、たぶん。それを認めてほしいです。超バカみたいな感じだな(笑)。
もちろん、技術としてはちゃんと練習っていうか、勉強してますよ。っていうと、またウソっぽいなって思うけど(笑)。
でも実際、ラジオ収録に参加させてもらって、とても喋りやすかったです。
社長 それは嬉しいです。最近は、「ラジオになると急にテンション変わりますね〜」とか、「さすがっすねえ、プロっすねえ」って言われることが明らかに増えたので、そこは自信あります。僕、頑張ったもんっていう感じではありますね(笑)。
でも、綺麗ごとかもしれないけど、僕の喋りが上手くなって「すごいね」って言われるということは、それまで相手をしてくれたゲストがいて、関係者もいて、いろんな人がいたからこそ、「すごいね」って言われるくらいの喋りをどうにかやれるようになったと思うんです。スタッフだけでやってる内輪のラジオだったら、もう終わってると思うんですよ。
だから、僕の喋りでそういう人たちの音楽を世間に放った時に「あいつが良いって言ってたんだから良いんだ」ってなれるんだったら、恩返しできるはずなんですよ。そうやって、恩返しができるようになるためにスキルをアップしてるし、面白いことをやっている。僕らがそうやって恩返しをできるようになったら、音楽文化もより良くなると思うし、僕らとしても良くなると思います。そういうとろは目指しているというか、単純に思ってます。常に思ってますね。
逆に、昔ゲストで出てくれたバンドが有名になったことによって、radioDTMが有名になってることも大いにあります。まあ、売れたバンドに「出てください」って言うと、「ちょっと」ってなることもありますけどね(笑)。
radioDTMからのお知らせビデオ
radioDTM、ボランティアスタッフ募集のお知らせ |
おわりに
今回のインタビューは、一方ではラジオで放送され、一方ではこうやって字媒体に載るという、個人的にもとても面白い試みでした。それにしても、社長のトーク力はほんと凄いです。終始リードをしてもらって、気を使ってもらって、さすがは330回を超える放送で数々のミュージシャンにインタビューを行いってきた男だけはあるなと思わずにはいられませんでした。Podcastは好きな時にいつでも聴くことができます。ぜひ放送を聴いてほしいと思います!
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