2021-01-01 12:00

新春バーチャル対談2021!hoshioto代表・藤井裕士 × UROROS編集長・きたはらふひと

Pocket

新年明けましておめでとうございます!

 
2015年8月1日に始まったUROROSですが、お陰さまで6回目のお正月を迎えることができました。読者の皆様、ニュースをお寄せくださった皆様、本当にありがとうございました。

本年もよろしくお願いいたします。

 
昨年2020年はここで詳しく言及するまでもなく、新型コロナウイルス(COVID-19)が世界中で大混乱を巻き起こしました。まだまだ沈静化の気配は感じられない2021年元日ですが、今年も岡山の完全インディペンデント野外フェス『hoshioto』を主宰する藤井裕士さんをお迎えしてバーチャル対談を行いました。

 
昨年12月に開催された焚き火と音楽の新野外音楽イベント『soto-oto’20~冬~』のこと、今年5月29日(土)に開催が決まった『hoshioto’21』のこと、昨年はどんな年だったのか、今年はどんな流れがくるのかなど語ってもらっています。

お節でも摘みながら、お屠蘇片手に気楽に読んでいただければ嬉しいです。

 

新春バーチャル対談 過去記事

2020年
2019年

 
 

| もはや恒例!

 

きたはら 明けましておめでとうございます。藤井さん、本年もよろしくお願いします!

 
藤井 きたはらさんあけましておめでとうございます!今年もよろしくお願い致します!

 
きたはら この対談も今年で3年目。これは恒例と言ってもいいでしょう?

 
藤井 何気に3年目なんですね(笑)これは恒例でしょう!!

 
きたはら おっ!藤井さんから「恒例」だというお墨付きがもらえた。それを祝してかんぱーい!

 
藤井 相変わらず飲めませんが、かんぱーい!

 
 

| 開催してくれてありがとう

 

きたはら 今年はコロナで大変な1年でしたね。hoshioto’20は中止になりました。その詳細は以前のインタビューでお話ししていただきましたが、その後はいかがでしたか?

 
藤井 OTOTOTABIチームとのインタビューですよね?あのインタビューってなんか僕がめちゃくちゃ怒っているですよ(笑)多分、中止になった後とかだったので、色々とこの怒りをどこに、、、的な感じで消化出来てなくて、、。OTOTOTABIチームは時間が経っていたので消化出来ていたんでしょうね(笑)

その後ですが、クラウドファンディングに挑戦させていただきご支援をめちゃくちゃいただき無事に開催中止にかかる経費を補填することが出来ました。
本当にありがとうございました!

 
きたはら それは良かったです。ほんと嬉しい!12月には焚き火と音楽のイベント『soto-oto』が開催されました。めちゃ行きたかった。soto-otoはやはりコロナ対策イベントとして思いついたのでしょうか?

 
藤井 今年、hoshiotoも出来なかったんですが、それ以外でも企画して開催発表する前に中止になったイベントも実は結構合ったんです。でも、結果出来なくて。

で、たまたま「soto-oto’20~冬~」を開催する場所となった「水車の里フルーツトピア」のマネージャーやっている人と飯食べに行ってて、彼とは定期的にご飯に行ってる仲だったんですが、ポロッと「焚き火イベントやろうと思っているんですよね」って言葉から一気に僕の中で色々と出来ると思って、「soto-oto’20~冬~」を開催しようって話になりました。この話をしてから開催発表まで2週間しかなくて開催まで2ヶ月っていう中で作り上げたイベントなんです。

コロナ禍の中でもアースガーデン主催の「ハイライフ八ヶ岳」とか大阪の「RUSH BALL」とか野外イベントが少しずつ開催されていたのをチェックしていたのですが、都市部ばかりだったんでそれなら地方でも出来るっていうのを見せたいなと思う部分もありました。

 
きたはら 2ヶ月で!それはすごい。当日はいかがでしたか?

 
藤井 そう!2ヶ月でよく出来たなと自分事ですが、思ってます(笑)

開催当日、リハーサルでトップバッターの松井省悟くん(空中ループ)が音を出した時に、なんかちょっと涙が出ていると言うか、僕自身2月末にROTH BART BARONのライブを見て以降、生音を味わっていなかったので凄く感動しました。
お客さんも長らく生音を味わっていなかった人も多かったみたいで、アコースティックのアーティストばかりだったんですが、色々と心に響くものはあったんじゃないかなと思います。

また、アーティストさんもライブをやっていなかったって人ばかりで、「開催してくれてありがとう」と皆さんおっしゃってました。正直、色々あって開催して良かったのかどうか悩む部分もあったのですが、それでも一歩前に踏み出すには開催するという方法をとって今ではとても良かったと思ってます。

 
きたはら お客さんも出演者さんも待ってました!って感じだったんですね。その気持ちすごいわかるなあ。藤井さんもスタッフさんも苦労が報われましたね。

 
 

| メディアとして感じた2020年

 
藤井 逆に色々と聞きたいのですが、きたはらさんはメディアとして色々なプレスリリースの連絡が入ると思うんですが、新型コロナウイルスの関係で2020年は何か変化があった事とかありますか?

 
きたはら 昨年2020年3月くらいからイベント中止や延期の連絡を多く受けて気が滅入りました。自分もイベントを開催してきたから主催者さんやスタッフさんの苦労がわかるし、ファンの落胆もすごく伝わってきました。その後で続々と閉店していくライブハウス…。いつも楽しいニュースをお伝えしてるのに、この時期はかなり凹みましたね。

9月くらいから緊急事態宣言中や自粛期間中に篭って作り上げたという新譜のニュースを多くもらうようになりました。それは、アーティストが自分自身に向き合うような作品が多かったように思います。このくらいの時期からイベントも少しずつ開催されるようになりました。

また、ライブ配信もたくさんありましたね。そして、生のライブ配信に留まらず、作品としてのライブ映像を配信するという流れも生まれつつあるように思います。先日のworld’s end girlfriendさんの配信はすごかった。映画的というか。THE BANDのラストワルツを当時の上映初日に映画館で観たとしたら同じような気分になったんじゃないかなと思っています。作品に留まらず、チャットを通して世界中の音楽ファンと繋がれたような気分になれたのも素敵でした。ライブ配信、そしてライブ配信を超えていく流れが、大きな変化だったと思います。

 
藤井 そうですよね、3月くらいからはそういうネガティブなニュースが多かったのは間違いないですよね。ライブハウスの閉店とか行ったことがない所でも胸が苦しかったです。

ライブ配信も沢山増えて、この数ヶ月で配信のレベルが急激に上がったと思います。Soto-oto’20~冬~をやってやっぱり生音は良いなと思ったんですが、配信はその場所に行けない人達にとってみれば有り難いものなので、今後その配信のクオリティーや内容がどこまで変化していくのかは楽しみです。

 
 

| 今年のhoshioは?

 

きたはら hoshioto’21の開催が正式決定して、第1弾発表も行われましたね。今回はどんな感じなりそうですか?新しく考えていることなどあれば教えてください

 
藤井 12月25日に第一弾アーティスト発表をさせていただきました。基本的にhoshioto’21はhoshioto’20が延期になったという事なので出演アーティストはスライドの予定です。第一弾でもhoshioto’20に出演予定のアーティストさんばかりです。多分、納得してもらえているとは思ってます!

ただ、スケジュール的に2021年がもう埋まっていたり、バンドが解散したりとかそういう事もあって出演出来ないアーティストさんもいらっしゃるので、追加ブッキングもゆるやかにやってます。

僕の中で1回目からお誘いしていたアーティストさんが決まったので、こちらサプライズもあるので楽しみにしておいてもらいたいです!

 
きたはら おお、それはすごい。サプライズ楽しみです!

 
 

| 2021年はどんな年に?春にも!

 

きたはら 毎年恒例ですが、2020年に印象に残ったアーティスト、そして2021年はどんな年になるでしょうか?

 
藤井 個人的には2020年は「羊文学」が一番印象に残りました。ちょうど2019年の年末に「1999」という曲をリリースして冬の間ずっと聴いてました。hoshioto’20にも出演が決まっててめちゃくちゃ楽しみにしていたんですが、中止になってしまい見ることが出来ませんでしたが、soto-oto’20~冬~でVoの塩塚モエカさんに出演してもらったのは嬉しかったです。そして12月に出たニューアルバムが最高なんですよね。この先がめちゃくちゃ楽しみなバンドです。

あと、これも先日発売されたMr.Childrenのニューアルバム「SOUNDTRACK」が凄いアルバムでした。日本でここまで自分たちの音楽を貫いて突き詰める事が出来るアーティストってそこまでいないんじゃないかと思うくらいの傑作でしたね。

2020年はなんとなくコロナで音楽業界が止まっていた感じがしてます。でも、この止まっている中で色々なアーティストが2021年に想いをぶつけてくれると思っているので、個人的には何かしら音楽シーンにとんでもない変化が起こるんじゃないかと期待してます。羊文学にしてもMr.Childrenにしても12月に出したアルバムが最高で、その勢いのまま2021年の音楽シーンが面白いことになりそうな予感がしてます。

あと、2020年は自粛が多くて色々なイベントだけではなくライブも中止になりました。Soto-oto’20~冬~を開催して、お客さんの溜まっている感じが凄く伝わったんです。なんとなくですがコロナ禍の中でも色々な対策を講じれば開催出来るので、2020年の反動が2021年にはぶつけられてイベントバブルとか起こりそうな予感がしてます。

きたはらさんはいかがでしたか?

 
きたはら 僕はSuiseiNoboAzの新作アルバム『3020』ですね。井手健介と母船、ラブワンダーランド、Isayahh WuddhaやDUSTY HUSKYの新譜もすごく良かった。コロナ禍のせいなのか、空間的にも時間的にもどこかに連れて行ってくれる作品が輝いてみえました。

そして、イベントバブル良いですね!僕もその流れくると思います。創意工夫を凝らした、これまでにないイベントを期待しちゃいます。やはりsoto-otoがその走りに位置づけられるんじゃないかと思います。最初にプレスリリースもらった時、こう来たか!と思いました。正直悔しかったですもんね。俺もやりたい!なんで俺が思いつかなったんだ!って(笑)

個人的なことですが、2019年からあるイベントを開催したくて、動きだしては止まって、また動きだして止まってを繰り返してます。室内キャンプイベントなんですけど。コロナ禍にあってやっぱ室内というのが難しい。発想の転換が必要かなと思ってます。もう室外でも良いやって(笑)。他のキャンプイベントとどう変化をつけるかが勝負かなと。だから、焚き火はほんと悔しい(笑)。

 
藤井 室内キャンプイベント!面白そう!なんとなくですが、室内でも来場者数を限定して、換気とマスクをちゃんとして距離を取るって事にすれば可能じゃないかなと思ったりします。

個人的に数年前からキャンプにハマっててその流れで焚き火のイメージが直ぐに出来たんです。本当はキャンプイベントがやりたかったんですけどね。

あと、soto-otoって今回「~冬~」ってついてたと思うんですが、実はその先にまた色々な事が出来るようにそんな名前にしたんです。次は「~春~」に向けて準備中です!

 
きたはら 春にも!?『hoshioto’21』が5月29日(土)開催ですが、それとは別に春にも!?藤井さんのバイタリティがすごい。この頃までにはコロナ収束していてほしいですね。なんの気兼ねもなく遊びに行きたい。

室内キャンプフェスですが、イベント実現に向けて緩やかなコミュニティーを作りたいと思っています。当日だけでサヨウナラじゃなくて、イベントを作り上げる過程も楽しんでほしいなと、そんなことを考えてます。手始めに、noteを開始して僕の考えを書いていく予定です。

実現に向けて、藤井さんに電話で相談させてもらうこともあると思うので、その際はよろしくお願いします(笑)

 

 
 

| 来年こそはリアルで!

 

きたはら 昨年の対談で「次こそはバーチャルでなくて、リアルで会って冬キャンプしながら」と話しました。コロナで実現しませんですたが、来年こそは!と思ってます。

 
藤井 来年こそは!ですね!焚き火最高ですよ(笑)冬キャンプしましょう!

 
きたはら ありがとうございました!今年も良い年にしましょう!

 
藤井 はい!今年こそは良い年にしましょう!

 
 

クラウドファンディング
hoshioto’21 を去年の想いも込めて新型コロナウイルスに負けずに開催させたい!

https://www.muevo.jp/campaigns/b48f41d5-8a24-419a-a4bc-92706639906c/limited_releases
2021年2月28日23:59まで

 



 

hoshioto’21

 
日程:2021年5月29日(土)
会場:岡山県井原市青野町 葡萄浪漫館
時間:OPEN 9:30 / START 10:00 / CLOSE 21:30(予定)
※キャンプは5月30日(日)12:00 CLOSE

 
料金:
前売券 6,500円
前売券+場内駐車券 9,000円
前売券+場外駐車券 8,000円
学割券(中高生) 2,500円
学割券(専門・大学生) 4,000円
当日券 8,000円
キャンプ券 5,000円
※中学生以下は無料

 
出演者(第1弾発表時点):
Polaris
ANTENA
ウルフルケイスケ
ココロオークション
SAKANAMON
sleepy.ab

TOMOVSKY
ドラマストア
波多野裕文
近藤康平(ライブペインティング)
and more

 
詳細・チケット:
http://hoshioto.net/

 



 
藤井裕士

2012年から岡山県井原市で開催されている野外フェスティバル「hoshioto」を主催しているhoshioto実行委員会代表。
普段は会社員でありながらもhoshioto以外にも多数のイベントを企画運営している。

https://twitter.com/fujiirock
http://hoshioto.net/

 



 
きたはらふひと(フニャ院長)

特に波風も立てず猫と犬と平穏に暮らしているUROROSの編集長。廃病院パーティーなどの主催も行う。心地よい眠りがテーマの室内キャンプイベントを計画中(頓挫中)。2020年は2センチ以上も背が伸びました(びっくり)。滑りながらオーリーがちゃんとできるようになりたい。早く腰を治したい。彼女がほしい。

 
https://note.com/fuhitokitahara
https://twitter.com/kitaharafuhito
https://www.instagram.com/fuhito.necott/




この記事の画像


関連記事: