2017-05-08 21:00

5月20日・21日開催!『青空camp2017』緊急対談。世界で一番小さな野外フェス、その魅力を語る

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| 1度体験するとハマるフェス

 

きたはら 今年はこれまでとは違う部分などありますか?

 

マサキ SAIRUやSARATOGA、山賊などの常連組は勿論なんですが、初出演のバンドを観て欲しいです。

具体的に言うとまず皆が大好きなトレモノ。フェス経験も豊富ですが、海のイメージが強いので富士山の麓でどんなライブになるか楽しみ。

RAMMELLSは今観て欲しいという意味では一番。人気・実力共に勢いがすごいですが、2015年の12月が初ライブという本当に新しいバンドで、意外なことに野外も初じゃないのかな?

あとは4月に1stアルバムをリリースしたばかりの宇田川別館バンド。ここ最近は彼らのCDばっかり聴いてます。3組ともに青空campとしては意外という声も多くいただいたのですが、そこは敢えて狙ってのブッキングなので楽しみにしていただきたいです。

 

テツヤ 今年は宇田川別館バンドがすごく楽しみ。この間ライブ見に行って、めちゃめちゃよくって。

 

きたはら 僕はハンサム判治さんが気になります。

 

テツヤ 判治さんはハンサム兄弟というバンドをやっていたレジェンド。その判治さんが今ウクレレを弾いてるんですよ。それが迫力があって。

 

Kohei ビールお願いします!

 
 


お店の看板猫・カモメちゃん

 
 

テツヤ 福島のことは?

 

マサキ 以前は福島の子供達を招待していたんですけど。運動会とちょうど被っちゃうのであんまり集まらなくて。

 

テツヤ 俺の出身が福島なので掛け合ったりしてみたんだけど、福島の人からすると静岡って結構遠いみたいで。

 

マサキ なので、去年と一昨年は、逆に福島で青空campを開催をしました。先ほど話したハンサム判治さんが、イベントの収益でウクレレを東北の子供達に贈るという「レレチャリ」という活動をしていて、今年はそれを取り入れます。

1日目のライブが全て終わった後に、みんなで焚き火を囲んでウクレレを弾きドネーションを募ってそのお金を寄付しようと考えていて、2日目にはワークショップも予定しています。

 

きたはら 楽しいことをどんどん盛り込もうっていうのが伝わってきていいですね。他にもワークショップなどあったりしますか?

 

Kohei 牧場体験とか。

 

マサキ 会場が牧場なので、オーナーが直々に体験させてくれます。というか、監督と呼ばれるオーナーがとんでもなくぶっちぎってる面白い人なので監督を見に来るだけでも青空campに来る価値がありますね(笑)

 

テツヤ 出店になるのですが青空美容室というのがあって、富士山を見ながら髪を切ってくれるんですよ。子供たちに頭に花を飾ってくれたりして、特別な1日になりますね。

 

きたはら 気持ち良さそうですね〜。

 

マサキ 他のフェスだと美容室はあまりないみたいですね。当日予約なんですけど人気があって「ライブが全然見れなーい」っていつも言ってます。美容師さんが可愛いのでおっさんがムダに髪を切りに行きますからね(笑)。

 

テツヤ 僕の彼女がマッサージ屋さんやってて、今年も出店するんです。青空campは音の止まる時間帯があるので、お客さんと話しもできるし、ほんとゆったりできていいらしいですよ。

 

Kohei 出店者さんのクオリティは高いよね。ウチの嫁も普通に購入してた(笑)。あと、演者とお客さんが普通に飲めるのが楽しいよね。

 

マサキ 本当にそこらじゅうで飲んでるもんね(笑)

 

テツヤ 子供もめちゃくちゃ多いですね。あと高校生が修学旅行とかで同じ施設利用していて、そのまま一緒になって楽しむこともありましたね。

 

マサキ 高校生とかだと知らない音楽が多いと思うので、いろんな音楽を聴くきっかけになってもらえればいいなと思いますね。あとは規模が小さいのでお客さん同士の出会いみたいなものもありますね。

 

テツヤ ワークショップで気まずい仲を修復したとかもありましたね。

 

マサキ それ全然違うから!テツヤ君飲み過ぎ(笑)。6人くらいで来てるお客さんがいて、その中の二人が結婚するってことでウェディングソングをディジュリドゥで演奏してって頼まれてだよ(笑)

 

Kohei すいませーん。瓶ビールをください。

 

一同 (笑)

 

マサキ それからもそのお客さんグループは毎年来てくれてるよね。

 

テツヤ 青空campはリピーターの方が多くて一回来たらハマる感じですね。毎回来てくれる人が毎年5月に連絡くれるんですよ。そのくらい青空campを信頼してくれる人がいるっていうことですよね。

 

マサキ 本当にありがたいですね。

 

テツヤ 僕のイメージだと朝霧ジャムに近くて、メンツが良いから行くというよりも青空campだから行こうという方が強いイメージがあるのかなって。

 

きたはら それはフェスとしては最高ですね!

 
 

 
 

| いつもどおりに殺しに行きます!

 

きたはら 今年の意気込みを聞かせてください。

 

テツヤ 青空campだからってことじゃないんですけど、俺はどこにも負けたくないなって思っていますね。どこよりもいいライブをしたい。今年新しいアルバムを出したんですけど、音源よりも良いライブをするってことが絶対だと思っていて。うちのバンドのやり方として音源の楽曲を再現することはしないで毎回違うってことをやりたくて、それで毎回良くなっていくというのがあるので、お客さんの想像を超えるライブをしようと思います。

 

Kohei いつもどおりに殺しに行きます!

 

マサキ 殺すは載せられないだろ(笑)

 

Kohei ワンマンライブじゃなくイベントに出演する以上は自分たちのライブが良ければそれでいいわけじゃなく、イベントが最後まで終わって青空campがどうなるかが重要で、僕らの出演をイベントにどう繋げらていけるかそれを考えたライブをしたいと思っています。

それで、結果的にSAIRUが一番ヤバいってなればいいですね。それが「殺す」っていうことです。

 

テツヤ それに触発されて、自分たちも良いライブしなきゃって思いますもんね。

 

きたはら 最後に読者に向けてメッセージをお願いします。

 

テツヤ 青空campは俺らが出演させてもらっているイベントの中でも、抜群にひとつになる瞬間がいっぱいあると思うので、気張らずに来てもらって体感してもらえればいいなって思いますね。

 

Kohei 一回来てもらえれば楽しさがわかると思うので、ぜひ来て欲しいですね。あと、演者、オーガナイザー、スタッフのみなさんが本当に優しいです!

 

マサキ キャンプをされない方はハードルが少し高く感じるかもしれないですけど、テントと寝袋さえ持ってきてくれればなんとかなるんで(笑)。

 

Kohei 他人のテントで寝たっていいしね。

 

マサキ スタッフや出演者のバンガローに潜り込んだっていいし(笑)。僕はフェスって出会いの場だと思ってます。とりあえず来ていただいて何でも良いので、何かに出会って持って帰っていただければと思います。

SAIRUやSARATOGAを見たことない人だったら、こんなに良い音楽が日本にまだあるんだって思ってもらっても良いし。テントが隣になった人と話して仲良くなってもらってもいいし、面白いお店があるんだって知ってくれるだけでもいい。なんでも良いので何かを持ち帰ってもらえれば嬉しいですね。

 

Kohei マサキ君・テツヤ君と仲良くなったのも青空campがきっかけだもんね。

 

マサキ キタハラさんとも青空campが無ければ出会わなかったわけだし、そういう出会いが繋がっていけばイイよね。僕のひとつの夢として、極端に感じるかもしれないけど青空campで出会った方が結婚してくれたりしたらすごく嬉しい。

色々言いましたが、結局のところは楽しいことをしたいだけです!当日は僕等3人も会場内をフラフラしてますので、一緒に乾杯して遊びましょうー!

 

Kohei 世の中が平和になるには楽しいのが一番だよね!

 

きたはら ありがとうございました!

 
 


昼はタコライス専門店、夜は手作り料理のお家Bar『kitchen & bar MORIS』さんでインタビューさせていただきました。

kitchen & bar MORIS
東京都渋谷区東2-20-16 estマニヴィアB1F

http://www.morismoris.com
https://twitter.com/kitchenbarMORIS
https://www.facebook.com/KitchenBarMORIS/

 



 

青空camp 2017

 
日程:2017年5月20日(土) – 21日(日)
会場:ハートランド・朝霧(静岡県富士宮市根原228番地)

 
料金:
前売り5,000円 / 当日6,000円
駐車券2,500円(1台)
※キャンプサイト使用料は入場券に含まれます。別途キャンプ券の販売はございません。
※中学生以下無料(要保護者同伴)

チケット:イープラス

 
出演:
光風&GREEN MASSIVE
RAMMELLS
トレモノ
宇田川別館バンド
SARATOGA
SAIRU
ハンサム判治

 



 
SAIRU

「旅する音楽」を掲げ、REGGAE・ROCK・JAZZ・HIP HOP・民族音楽などバックボーンの異なる5人のメンバーが土臭く感情的な人生のSOUNDTRACKを奏でる雑食音楽集団。
LIVEにおいてはインストゥルメンタルにも関わらずアジテーターが喋り・煽り続ける独自のスタイルが異才を放つ。
屋内外問わず日本各地のクラブ・ライブハウス・野外フェスへの出演をお騒がせ中!

リリース音源
2010年 12インチレコード「AFTERGLOW」
2012年 1st ALBUM「ENCOUNTER」
2015年 2nd ALBUM「NOW OR NEVER」
2016年 7インチレコード「BEER FOR NOW」

SAIRU 公式サイト
SAIRU Facebookページ/

 



 
SARATOGA

ディジュリドゥ、ドラム、シンセサイザーによる
ダンスミュージックバンド

音源を有する民族、或いは土地や国が存在し
様々なアーティストによって再発見、獲得、消化されながら
技術の進歩と共に新しい作品が生み出され
同時に細分化され続けています。

SARATOGAの音楽を
「人力トライバルトランスバンド」
と称し、細分化されたジャンルの枠に組み込む作業を
敢えて放棄して表現するならば
「全ての都市音楽、民族音楽へのオマージュ」
である。

SARATOGA 公式サイト
SARATOGA Facebookページ


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