パフォーミング・アーツ・フェス『北品川ゴーアラウンド！ 2020』10月18日に原美術館で開催。冬にわかれて、ROTH BART BARONら出演

2020-09-29 09:00 Fuhito Kitahara

パフォーミング・アーツ・フェス『北品川ゴーアラウンド！ 2020』10月18日に原美術館で開催。冬にわかれて、ROTH BART BARONら出演

パフォーミング・アーツ・フェスティバル『北品川ゴーアラウンド！ 2020』が、10月18日（日）に東京・北品川の原美術館・中庭で開催されることになった。

この『北品川ゴーアラウンド！』は今回が初開催で、旧東海道・品川宿にあたる御殿山、北品川地区という歴史と情緒に満ち溢れた地域を舞台に、新しい文化や芸術を発信するコンテンポラリーダンサーと先鋭的なシーンで活躍するミュージシャンによるライブイベント。

メイン会場の原美術館は2021年1月に閉館し、その後は群馬県・伊香保に活動拠点を移すことが決定している。ヨーロッパモダニズムを取り入れ、日本の建築史上、貴重な存在として知られているこの洋館の中庭を舞台に、その場、その瞬間でしか体験できないパフォーミング・アーツを展開する。

また、新たな学びや発見の場とし、キッズ向けのアート・ワークショップも開催。さらに北品川の歴史を辿る動画をウェブサイトで公開するなど、広い層に北品川の魅力を伝えていくとのことだ。

出演は、ROTH BART BARON、島地保武、冬にわかれて。

チケットは3,000円（未就学児は入場無料）で、新型コロナウイルス感染予防のため集客数を限定し、視聴無料のライブ配信も行われる。

北品川ゴーアラウンド！ 2020

日程：2020年10月18日（日）
時間：開場17時30分 / 開演18時 / 終演20時予定
会場：原美術館・中庭
料金：3,000円（定員40名、未就学児は入場無料）
出演：ROTH BART BARON / 島地保武 / 冬にわかれて

キッズ向けアート・ワークショップ「ヒョーゲンのメメメ」
ダンスやアートに触れることで、ヒョーゲンを色々な角度から楽しむことができる試み

日程：2020年10月18日（日）
時間：11:00〜12:30 / 13:30〜15:00
会場：原美術館・中庭
参加費：1,000円（受講するお子さま、保護者ともに一人につき）
対象：満2歳以上の未就学児
定員：各回10名（保護者は見学のみ）
※ワークショップのライブ配信はありません

講師：
篠崎芽美(ヒョーゲンのメメメ)
東泉一郎(Higraph)
ドゥイ(ドゥイのこども造形教室)

[チケット（抽選）]
2020年9月29日9時〜10月5日24時
https://tayori.com/f/kitashinagawagoaround

※応募者多数の場合、抽選になります。(品川区在住者優先)
※当落のご連絡は10月7日までにメールでお知らせします。
※チケット代は、当日会場でお支払いいただきます。

NOTICE
※ライブイベント、ワークショップイベントにご来場のお客様は、原美術館で開催中の展覧会「光―呼吸時をすくう5人」もご覧いただけます。
※展覧会「光―呼吸時をすくう5人」は17時まで鑑賞いただけます。
※野外でのイベントとなるため、悪天候の場合は中止となります。振替はございません。
※新型コロナウイルスの感染状況によって、無観客開催になる場合があります。
※ご来場時に、検温などの健康チェックを行います。体調が優れないお客様は、入場をお断りする場合がございます。

クレジット
助成：しながわ文化プログラム推進事業
会場：原美術館(Hara Xシリーズ)
アーカイブ：DAX – Space Shower TV Digital Archives X
制作協力：株式会社ボール、株式会社COCOON
企画・製作：北品川ゴーアラウンド!実行委員会
問い合わせ：kitashinagawa2020@gmail.com (北品川ゴーアラウンド!実行委員会大桶・松崎)

舞台監督：黑田隆行(株式会社ボール)
音響：牛川政紀
照明：小池みのり
会場装飾：小柳淳嗣(アリオト)
ロゴデザイン：小山睦浩(mograph)

photo: Ryu Endo

島地保武（ダンス）

2004~06年Noism(新潟市)、2006~15年ザ・フォーサイス・カンパニー(フランクフルト)に所属。2013年に酒井はなとのユニットAltneuを結成。2014年に「NHKバレエの饗宴」にAltneuで出演。資生堂第七次椿会メンバーに選出され、パフォーマンスに加えインスタレーション作品を展示。近年の作品には愛知県芸術劇場製作で環ROYと共作共演の『ありか』、アレッシオ・シルベストリンと共作共演『短い影』、谷桃子バレエ団の『Sequenza』。衣装家ひびのこづえ×音楽家川瀬浩介とコラボレーションした作品『FLY,FLY,FLY』、『Piece to Peace』。フランス国立シャイヨー劇場のレジデンスプログラム(ファブリック・シャイヨー)に日本人で初めて選ばれ滞在制作をし『Oto no e』を創作など。舞踊を軸にし多岐に渡り活動している。

ROTH BART BARON

三船雅也(vo/g)を中心に、東京を拠点とし活動しているフォーク・ロック・バンド。2014年に1st AL『ロットバルトバロンの氷河期』をフィラデルフィアにて制作、以降カナダ・モントリオールや英・ロンドンにてアルバムを制作。2019年11月に4th AL『けものたちの名前』を発表し、＜Music Magazine＞ROCK部門第3位を始め多くの音楽メディアにて賞賛を得た。またサマソニ、フジロックなど大型フェスにも出演。活動は日本国内のみならずUS・ASIAにも及び、独創的な活動内容と圧倒的なライブパフォーマンス、フォーク・ロックをルーツとした音楽性で世代を超え多くの音楽ファンを魅了している。ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文主宰”APPLE VINEGAR MUSIC AWARD 2020″にて大賞を受賞。10月28日に通算5枚目となるNew Album『極彩色の祝祭』をリリースする。

冬にわかれて

寺尾紗穂(P.Vo)伊賀航(Ba)あだち麗三郎(Dr)によるバンド・プロジェクト「冬にわかれて」。シンガー・ソングライターの寺尾が、ここ数年来、彼女を支えてきた伊賀とあだちという気心の知れた二人のアイデアを受け、3人で練り上げる音楽をやってみたいと結成。2017年8月にシングル「耳をすまして」でデビュー。2018年10月に1stアルバム『なんにもいらない』をリリース。収録曲「君の街」が三ヶ月にわたりJWAVEのヒットチャート100に入るなど注目を集めた。ピアノがリードする寺尾のソロ作品とは一味違う陰翳ある世界観、実験的でありながら懐かしいポップスの佇まいが支持されている。

撮影：池田晶紀

ヒョーゲンのメメメ（ダンス・ワークショップ）

ダンサー、振付家である篠崎芽美のプロジェクト。
子どもたちとアーティストが一緒になって“表現”を楽しみきるワークショップとパフォーマンスのイベントで、これまでに2回、VACANT(原宿)で開催している。
参加する子どもたちは、さまざまなジャンルのアーティストたちのワークショップを受け、最後にアーティストと子どもたちが一緒になって、ひとつのパフォーマンスへと昇華させることができる。
多くの子どもたちにその楽しみを享受してもらうことと同時に、「子育ての面白さ!」を、“表現”=“アート”を通じて広めている。

注目記事

・ROTH BART BARON、10月28日発売の5thアルバム『極彩色の祝祭』からMV「極彩 | I G L (S)」公開。10/7にはプレミアム視聴会も

・冬にわかれて、1stアルバム『なんにもいらない』から伊賀航作「君の街」のMV公開。浮遊感に満ちたシティ・ソウル・ナンバー

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