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8月31日（土）に日本最古の現役学生寮・京都大学吉田寮で開催される、ライブイベント『パリ、手賀沼、吉田寮〜パスフェス〜』のタイムテーブルが公開された。

 
吉田寮といえば明治に建てられ、大正、昭和、平成の若者とともに歩んできた日本最古の現役学生寮であり、自由と対話を大切にしてきた場所でもある。その吉田寮は、”対話の精神”を基本理念として掲げている京都大学との対話を絶たれ、京都大学からの一方的な立ち退き要求による明け渡しを提訴され、存続の危機にさらされている。

 
主催者は「突然の”対話なき関係”の発生というのは、私達の身の回りにも起こりえる問題と考えております。明治から続く伝統ある吉田寮と今後令和へと続いて活躍するアーティストの持つ熱量を肌で感じ、様々な思いが飛び交うことで“吉田寮と京都大学の対話の復活”と共に”活気ある対話”が世の中に満ち溢れて欲しいという祈りにも似た気持ちで、本イベントを企画しました」とコメントを発表した。

 
出演は、どついたるねん、壊れかけのテープレコーダーズ、DOTAMA、g.a.g、億なつき(劇団子供鉅人)、ヤスエでんじゃらすおじさん、umaneco、フルフェイス、Coff、四万十川友美&best friends、チミドロDJ’sが決定。

 
また、吉田寮生がメンバーであるドラムユニット「祭壇」がオープニングアクトを務め、漫画家・大橋裕之による似顔絵などの出店も行われる。

 
なお、今回のイベントの売上げの一部は「吉田寮が再び京都大学との対話を取り戻し、双方が納得できる決着に辿り着く為に活用して欲しい」という願いを込めて、吉田寮へ寄付されとのことだ。