ROTH BART BARON が描く2018年アップデートされたフォーク・ロック・ミュージックのテーマは『CONNECT』。
東京オリンピックを控え、5Gオンライン、人々がリアルタイムに繋がる世界を目前に、デジタルはすでに古代魔法の力を超えた。
空間を曲げ、意識をつなぎ、そして人々の心をつなぐ。

 
記憶や記録はすでにGoogleのデータとして保管、次々に登場するシリコンバレーのユニコーン達の手によって世界中の人々の生活を潤してゆく。
大自然の中に響くアコースティックギターや太鼓の音色は、データとなり音楽体験となり、テクノロジーで制御されたハイブリッドな現代をデジタルな音楽で彩りを添えている。
大自然の中で生きる喜びは、もはやテクノロジーと一体となったのだ。

 
そもそも人間や生物はどのような特性を持った存在だったのだろう。

三船雅也が気づいたこと、それはミツバチたちが自ら作り出したテクノロジー、蜂の巣の六角形で繋がることによりコミュニティーを作っていた。
居場所を作り、六角形で繋がり、そこから出ることはなく生涯を終える蜂の一生は、2018年を生きる現代人のようだ。

なんと、大自然に存在していたた唯一の幾何学模様は六角形「HEXAGON」によるハニカム構造。
蜂の巣に帰るミツバチたち、それは自らが作り出したサイエンスに帰属する現代人と多くを重ねることができるのではないだろうか？

 
そしてシングルタイトルとなる「HEX」は六角形の他に、ドイツ語で＜魔法＞の意。
HEXAGON を居場所として例えるなら、現代の「HEX」はどんな歌になるだろう、音楽になるだろう。

 
2018年7月、バンドはMusic Videoや広告宣伝費を集めるためのクラウドファンディングをスタート。
無料プランでも参加できるクラウドファンディングをプラットフォームに、バンドがリスナーと繋がる（それはHEXAGON 蜂の巣とも言える）プロジェクト”P A L A C E（β）”をスタート。Facebookの非公開グループには、バンドを応援するファンのみならず、フェスのオーガナイザーや親交の深いバンドやアーティストが集まり、デモ音源やレコーディングの生配信、またアートワークなどのクリエイティブに対して意見や感想を寄せコミュニティーを楽しんでいる。

 
ROTH BART BARON がこの３年間で作りためた楽曲はすでに100曲以上。

アルバムに先駆けての第1段シングルは、その名も『HEX』。
右手には”スミソニアン・アメリカン・フォーク・ソングブック”を、左手には”スマートフォン”を携え、年代を超え、国境を越え、2018年、今だからこそ簡単に届けることができるようになった音楽のプラットホームを自由自在に駆け上がる。世界中の人々がスマートフォンで日常となった音楽を今、ROTHBART BARON が全世界のフォークスへ謳う。
現代の魔法とも言える、テクノロジーの賛歌？、呪いかもしれないその六角形をバンドミュージックとして表現。これまでになかった、エレクトロニック・ミュージックとも言えるシンプル、メロウなアプローチで、ロック・ミュージックの文脈から世に問いかける。

 
配信によるシングル音源リリースはアルバム発表まで、毎月を予定。
リスナーとの居場所が出来、音楽で繋がったコミュニティーを作り、生活にレイヤーを加える。
ROTH BART BARONの新章がここから始まる。