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クミコが、ニューシングル『最後だとわかっていたなら』を3月7日（水）にリリースすることになった。

 
クミコは昨年9月に作詞家の松本隆氏とタッグを組み、”クミコ with 風街レビュー”としてアルバム『デラシネ déraciné』をリリース。秦基博、永積崇、つんく、横山剣（クレイジーケンバンド）、亀田誠治、菊地成孔、七尾旅人、吉澤嘉代子、村松崇継など、日本の音楽界をリードするトップクリエーターが作曲を手がけたことでも話題を集めた。

 
今作は、国内では異例の累計15万部を突破し詩集「最後だとわかっていたなら」をもとに書き下ろした楽曲。この詩は、2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件で亡くなった消防士の手帳に残されていたことから注目を浴び、追悼集会でも朗読されるなど世界中で知られるようになった。

 
この詩自体はテロが発生する前から「Tomorrow Never Comes」という原作タイトルで知られていたもので、原作者であるアメリカ人女性ノーマ・コーネット・マレック氏が1989年に10歳の息子を亡くした際に綴った一篇の詩がもとになっている。アメリカ国内では子供を失った悲しみだけでなく、後悔をせずに今を生きることの大切さを伝える言葉として、生と死に直面している者の心に寄り添ってきたものであった。

 
クミコが昨年11月にゲスト出演した『日本うたごえ祭典』で初めての楽曲を歌い、CD化を望む声が高まったことから2018年の第1弾シングルとしてリリースが決定。アレンジは松任谷由実コンサートツアーの音楽監督や、一青窈、平井堅らのプロデューサー・武部聡志氏が担当している。

 
また、6月30日（土）には東京・EX THEATER ROPPONGIにて、発売を記念した『クミコ コンサート2018』の開催も決定した。

クミコ、日本語訳を手がけた佐川睦氏によるコメントが発表された。

 
クミコ『最後だとわかっていたなら』

発売：2018年3月7日（水）
価格：1,204円+税
品番：COCA-17418

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収録曲：
1. 最後だとわかっていたなら
　原作 ノーマ コーネット マレック
　訳 佐川 睦
　歌詞構成・作曲 都志見 隆
　編曲 武部聡志

2. 何度でも 恋に落ちましょう」
　作詞 小山田美里亜 / 作曲・編曲 EDISO

 
 

 
詩集『最後だとわかっていたなら』

著者：ノーマ コーネット マレック
発売：2017年6月26日
価格：1,080円（税込）

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クミコ with 風街レビュー『デラシネ déraciné』

発売：2017年9月27日（水）
価格：2,778円＋税
品番：COCP-40092

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収録曲：
1. 不協和音（作曲 七尾旅人）
2. 消しゴム（作曲 吉澤嘉代子）
3. フローズン・ダイキリ（作曲 横山 剣）
4. しゃくり泣き（作曲 村松崇継）
5. さみしいときは恋歌を歌って（作曲 秦 基博）
6. 枝垂桜（作曲 亀田誠治）
7. セレナーデ（作曲 シューベルト）
8. 恋に落ちる（作曲 永積 崇）
9. 砂時計（作曲 つんく）
10. 輪廻（作曲 菊地成孔）
※全作詞：松本 隆 / 全編曲：冨田恵一