平井正也　略年譜

１９７７年６月１０日生まれ。ふたご座 、Ａ型 。新潟県新発田市出身。

【幼年時代】　弁当の里芋をポケットに入れて持ち帰り、洗濯時にバレる。きなこごはんが好物のおばあちゃんこ。

【小学時代】　ち○この先にセロテープを貼ってしっこをしたらどうなるか実験するなど体を張ったＤＩＹ精神がすでに芽生える。夏休みの全てをクワガタ採集に捧げる。水中の生き物も好きで家は水槽だらけ。５年生の１年間、愛犬たまと過ごす。野球部でいきなり肘を壊す。

【中学時代】　友人と共に捏造したツチノコ捜索記が評価され、学校の代表として自由研究発表会に出るはめになる。合唱コンクールで歌うことに目覚める。「給食の果物の種を校庭に植える」「迷い犬を学校で飼う」などのマニフェストで生徒会長に当選するが、ポスターの絵ばかり描いていた。陸上部、途中からサッカー部へ。

【高校時代】　初めてのバンド、PALETTEを結成。ブルーハーツ、ユニコーン、レベッカ、JITTERIN’JINN、BO?WY、KATZEなど今も大好きなバンドから、今はちょっと恥ずかしいバンドまで様々な曲をコピーし学園祭で歌う。他にも実弟と兄貴汁、Curly Sueというオリジナル曲のバンドもやっていた。バレー部。

【１９９６年〜大学時代】　早稲田の音楽サークルＭＭＴに入りマーガレットズロース結成。マダムアンブレラ、ヒロポン、Ｒ＆Ｂ天国、ピンクフラミンゴというバンドにも参加したが１年でサークルを出る。ちょっとおかしな学生寮で４年間過ごす。脚本演出を手がけた劇「犬の名前」が寮内の演劇祭で１位になってビールかけを経験。武者小路実篤をテーマに万年筆で書いた卒論が評価され、大学の図書館に収蔵する話をいただくが、短く書き直すのが面倒で断る。「引っ越し」「マーガレットズロースの数え唄」など作曲。

【２０００年〜新井薬師時代】　高校から付き合っていた彼女と同棲。八百屋でバイト。彼女が生まれたばかりの子猫を２匹拾って来る。あせった平井はコンドームの先に穴を開けてミルクを飲ませようと試みた。猫と彼女との暮らしは１年で終わる。１ｓｔアルバム「雛菊とみつばち」リリース。「紅茶の歌」「自己偏愛家の歌」など作曲。中野カルマで初めての個展。

【２００１年〜祖師ケ谷大蔵時代】　新宿アルタ裏のイタリアントマトでバイト。マーガレットズロースの自主企画「藪こぎ」がスタート。充実した作曲・ライブ活動を送るがアパートの隣の住人から「夜の十時過ぎたら常識ってもんがあんだよ！」となぜか昼間に怒鳴られ引っ越しを決意。「檸檬」「斜陽」など作曲。

【２００３年〜向ケ丘遊園時代】　アパートの台所に住み着いたやもりと出会い初めての絵本「やもさん」を制作。政府刊行誌「健康保険」で詩とイラストの連載。「石鹸」「べいびー」「あたらしい絵」など作曲。

【２００５年〜登戸時代】　コールセンターでバイト。青春が爆発したライブアルバム「ネオンホール」をリリース。バイトに行く途中聴いた「穴」〜「マーガレットズロースの数え唄」の流れで泣く。福知山線脱線事故のニュースを聞きバイトを辞めようと決意。友部正人の「はじめぼくはひとりだった」を聴いたある日、彼女に結婚を持ちかける。nelco結成。渡辺勝と共に平井正也とガイコツ樂團、平井正也と宇宙銀行（d.橋本佳子、acc.スパン子）で活動。「ぼーっとして夕暮れ」「マーガレットズロースのロックンロール」「オクターブ上で」「マジックバス」など作曲。長女しま誕生。nelcoでのライブ活動もスタート。

【２００９年〜新百合ケ丘時代】　長男じんた誕生。自主保育「ねるこたのしいようちえん」でこどもたちと遊ぶ。島崎智子、船戸博史とマントルピースとしてライブ。ふちがみとふなとと「６がつのうた〜顔似てますツアー〜」スタート。「ロックンロールをよろしく」「東京」「どん底」「断乳のうた」など作曲。東日本大震災の後、福島県いわき市clubSONICiwakiで「いわきサイコーです！」を企画。いわきサイコーです！バンドとしても演奏。その後「ポップな都落ち」をテーマに熊本へ移住。

【２０１１年〜熊本時代】　手づくりのカトラリーを作り、頻繁にマルシェに出店するうちに雑貨屋の皮をかぶった、おかしな店「しそにぬ」をオープン。野外音楽イベント「NANKAN ROCK FESTIVAL はるかぜ２０１３」を開催。cafe Arbaroの立ち上げに参加。畑仕事や珈琲を焼きまくる日々。「EAGLE」「なにも考えられない」「さよなら東京」など作曲。

【２０１５年〜別府時代】　いろいろあって熊本の家を追い出され、温泉好きだし、一生のうちに一度は別府時代があってもいいよな〜というノリで別府へ。音楽一本で活動していくことを決意。全国で年間１２０本のライブ。「うその地球儀」「奇跡が起きなくて」など作曲。マガズロサクセション、平井正也BANDで初ライブ。京都で平井正也BANDレコーディング。「コントローラー」「たま」「夢の人」「少年」「届く光、灯る光」など録音。最近、親知らずを抜く。

 
マーガレットズロース

1996年結成のロックバンド。vo.g.平井正也、b.岡野大輔、g.熱海裕司、d.粕谷裕一の4人組。常に音楽シーンから2、30年の遅れをとりつつも初期衝動でライブし続ける稀有な存在。
2001年カフェ・オ・レーベルから1stアルバムリリース。その後レーベルと転々とし、自主レーベル「OFFON RECORDS」を立ち上げる。
2016年、結成20周年を自ら祝うアルバム「まったく最高の日だった」（ミディ）をリリース。
http://www.magazuro.com

 
平井正也BAND

「ソロアルバムを作るならこの人に参加して欲しい！」というコンセプトで声を掛けたが、誰も言った通りには演奏してくれなかった個性派ミュージシャン達。
b.船戸博史（ふちがみとふなと）、key.鈴村まどか（PLUTATA）、d.鈴木亜沙美（僕のレテパシーズ・ミチノヒ）。住む所も世代もバラバラで演奏もかなりクセのある人たちによる、NHKみんなのうたでは流れない、時代を越えたみんなのうた。

 
マガズロサクセション

マーガレットズロースの真心、平井と熱海による2人組。バンドでボツになった曲でも、好きな曲のカバーでも、カバーみたいなオリジナル曲でもなんでも自由にうたう。

 
nelco

平井正也と手芸家の妻、ゆみこによるものづくりユニットとして2005年に結成。
「たのしいことだけやっていくとか 自分のリズムで生きるとかやってみたら意外とできちゃったりして」をテーマに自由に朗らかに全国を巡業中。
長女しま（11歳）・長男じんた（8歳）も参加するライブは、お茶の間劇場のようでいて心はパンク。
http://nelco-web.com
 

 
yuichiro takahashi

那須のB&B「Garden House SARA」を営む高橋さんの息子として出会い、そのうちギターを教えるようになり、いつの間にかめちゃくちゃ上手くなっていた。マーガレットズロース結成の1996年生まれの彼とのエピソードは「ギターヒーロー」、「1996」という曲にもなっている。