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沖縄民謡女性グループの「うないぐみ」が、12月8日（火）に赤坂BLITZで、坂本龍一とコラボしたチャリティシングル『弥勒世果報～ undercooled～』の発売記念ライブを行うことがわかった。

 
うないぐみは、「童神」のヒット曲でも知られる古謝美佐子、初代ネーネーズに在籍した宮里奈美子、比屋根幸乃に加え、かねてから親交のあった島袋恵美子が参加して2014年から活動を始めた沖縄民謡女性グループだ。

 
チケットは前売り5,500円で、入場時別途1ドリンク500円が必要。各プレイガイド、銀座わしたショップ、M&Iカンパニーにて、10月16日（金）から発売される。

 
10月7日（水）に発売されたチャリティシングル『弥勒世果報～ undercooled～』は、坂本龍一のアルバム「CHASM」に収録された楽曲「undercooled」に、旧知の音楽仲間である古謝美佐子～うないぐみサイドから「沖縄語の歌詞をつけて唄いたい」と坂本に依頼し、昨年から歌と三線の録音がスタート。坂本の病気による中断を経て今夏ようやく完成したという。

 
沖縄の基地問題に大きな懸念を持つ坂本龍一とうないぐみが、あくまでも冷静（undercooled）に優しく、かつ強く、音楽と歌の力で平和な沖縄、平和な日本、そして戦争の無い世界の実現を希求し制作したのが本作である。

 
タイトルの「弥勒世果報（みるくゆがふ）」は、沖縄古来の信仰で「弥勒神（みるくがみ）がもたらす理想的な平和で豊かな世の中」という意味で、沖縄語の歌詞の内容は自然賛美～戦争の哀れ～弥勒世果報（みるくゆがふ）への願いを歌っている。

 
間奏ではUAとその子供たちがつぶやきで参加。また、本作のアートワークに使われている絵は、沖縄出身のアーティストCoccoが主旨に賛同し提供した作品である。

 
本楽曲の売上げからレーベルサイドの手数料や諸経費をのぞいたアーティストの収入は、全て辺野古基金（＊）に寄付されるという。

 
＊辺野古基金
辺野古新基地建設に反対し、建白書において要求されたオスプレイ配備の撤回、普天間基地の閉鎖・撤去及び県内移設を断念させる運動（活動）の前進を図るために物心両面からの支援を行い、沖縄の未来を拓くことを目的とする。
http://henokofund.okinawa/about.html

うないぐみ + 坂本龍一『弥勒世果報 – undercooled』

発売：2015.10.7（水）
価格：1,080 円（税込）
品番：RZCM-59982

収録内容：
M1 弥勒世果報（みるくゆがふ） – undercooled
　　作詞／佐原一哉、古謝美佐子　作編曲／坂本龍一
M2 弥勒世果報（みるくゆがふ） – undercooled : instrumental
　　作編曲／坂本龍一