2023-08-07 18:00 Fuhito Kitahara

深沼元昭、デビュー30周年を記念しPLAGUESの名曲群を演奏するスペシャルワンマン開催決定。10月22日に下北沢CLUB Queにて

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深沼元昭が、スペシャルワンマンライブ『playing PLAGUES』を10月22日(日)に下北沢CLUB Queで開催することになった。

 
深沼元昭はPLAGUESのボーカル&ギターとして1993年にCDデビューし、同時代の洋楽シーンとも共鳴した比類なきロックセンスで評価を得るかたわら、作家/プロデューサー/ギタリストとしても1999年の深田恭子「イージーライダー」の作曲・プロデュースを皮切りに、佐野元春、浅井健一、LOVE PSYCHEDELICO、及川光博、chay、戸渡陽太、サムシング・エルス、Chocolatなど名だたるアーティストの作品やライブにおいて、現在に至るまで音楽シーンに多大な貢献を示し続けてきた。

 
そうした音楽活動歴が今年2023年でちょうど30年を迎えるにあたり、改めてその足跡を辿り直すアニバーサリー企画が来年に向けて始動。

 
そのプロローグとして、深沼が最初に世に出るきっかけとなり、今もなお多くの人たちの支持を受けているPLAGUESの数々のロッククラッシックスをたっぷり披露するスペシャルなワンマンライブの開催が決定。

 
今回はオリジナルメンバーのドラム後藤敏昭が不参加のため、2023年の最新モードとして深沼が最強と自負するバンド編成での出演となる。

 
また、2002年以降の深沼自身のプロジェクト(Mellowhead、PLAGUES、GHEEE)で、これまでデジタルリリースやサブスク配信されていなかったアルバム6タイトル全97曲を毎月1タイトルずつ解禁していくシリーズ『月刊FUKANUMA』もスタート。

 
その第1弾として、9月6日(水)に『OUR RUSTY WAGON』をリリースすることが決定。こちらは、PLAGUESが2010年に再始動したタイミングで、それまでのオールキャリアの代表曲を全てNew Recordingで収録したリテイク・ベストアルバムとなっている。

 
 

深沼元昭によるコメントが発表された。

 「自分の聴きたいような音楽をやりたい」から始まって、後に「そんな音を自分で録りたい」「他のアーティストの手助けをしたい」なども加わってきて、気がつけば30年。何かを成し遂げたような気持ちは全くなく、おそらく死ぬまで音楽を続けるであろうその道中の単なる通過点だと自分では思っているのですが、ここまで活動できているのは、言うまでもなく応援してくれている皆さんがあってこそです。なので、ほんの少しだけ特別な通過点である30周年を皆さんと共に超えて行きたいと思います。

 10/22のライブに関しては、元々はプレイグス名義でのライブの開催を考えていましたが、残念ながら後藤が参加できません。以前からオファーはしていたのですが、それぞれの事情があるので止むを得ないと思っています。これまで、不定期なプレイグスの活動があるたびに全力で演奏できるコンディションに整えてくれていた後藤には本当に感謝しています。
 なので、今回のライブはあくまで深沼元昭名義のライブとなります。協力してくれる林くん、そして30年続いているバンドのサポートなどという本当に厄介な仕事を引き受けてくれた岩中英明くんには本当に感謝しています。
 プレイグスは皆さんに長く聴いてきてもらえたバンドで、一員であることは僕の誇りですが、この先、プレイグスのレパートリーを演奏できる機会がどれだけあるのかは分かりません。正直にいうと、現時点ではこの一連で最後の可能性も捨てきれません。が、やるからには最強のカバーバンドとして本家を超える演奏を聴かせたいと思っています!

深沼元昭

 
 

 
PLAGUES『OUR RUSTY WAGON』

発売:2023年9月6日(水)
価格:3,200円
レーベル:LAVAFLOW RECORDS
仕様:デジタル
*オリジナルリリース:2010年8月25日

 
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DISC 1 収録曲:
1. ヴィルヌーヴに憧れて
2. ニューホライズン
3. プルメリア・レイ
4. ライド・ライド・ライド
5. ワンダー・ワンダー
6. スピン
7. ブルーズ・フロム・ザ・バスルーム
8. 最後のハイウェイの夢
9. シトロエン幻想
10. ファントムガルシア最後のレース
11. ハイビスカス
12. すれちがうだけ
13. リアル・シング
14. どうしようもない世界、寛容な僕ら
15. スープ・アップ・バグ

 
DISC 2 収録曲:
1. 凱旋門

2. ハッピー・プレイス
3. フローズン・ビーチ
4. シルバー・チップス
5. グッド・ムーン・ライジング
6. 音速の箱庭
7. ヘイ・ミスター・ドリーマー
8. トゥモロウズ・ソロウ
9. 1000 マイルの彼方で
10. グライダー
11. まっぷたつの僕
12. カリフォルニア・ソロウ・キング
13. トランキライザー・ガン
14. ワンダリン
15. 錆びたワゴンは旅路の果てに

 
Vocal & Guitar:深沼元昭
Drums:後藤敏昭
Bass:林幸治
Keyboards:堀江博久

 



 
深沼元昭

● 1969年福島県出身。
● ボーカル&ギターを担当し、全詩曲を手掛ける3ピース・バンド「PLAGUES(プレイグス)」を結成、1993年にインディーズで発売したCDが話題となり、各社争奪戦の末、1994年にイーストウエ スト・ジャパン(現ワーナーミュージック)よりメジャーデビュー。新世代ロックの旗手として、主に音楽専門誌や外資系レコード店の高い評価と音楽ファンの強い支持を得て、9枚のオリジナル・アルバムをリリースするも、2002年3月、活動“休暇”を宣言する。
● 時を経ずしてソロ・プロジェクト「Mellowhead(メロウヘッド)」をスタート、2015年までに5枚のアルバムをリリース。楽曲によって田中和将(GRAPEVINE)、佐野元春、及川光博、片寄明人(Great 3)、堀込泰行(ex.キリンジ)、キタキマユといった多彩なボーカリストをフィーチャリングする等、ソロ・プロジェクトの新しいあり方を提示している。
● 2007年には近藤智洋(ex.PEALOUT)・Hisayo(tokyo pinsalocks/a flood of circle)・YANA(ZEPPET STORE)というメンバーによるバンド「Gheee(ギー)」を結成。これまでに5枚のアルバムと、代官山UNITでのワンマンライブを収めたDVDをリリースし、他のプロジェクトと並行して精力的に活動している(2020年12月をもって解散)。
● 2010年からはファン待望のプレイグスも再始動。以後、全曲リテイクによるベスト・アルバム2枚、ライブDVD2枚、オリジナル・アルバム3枚もリリース。2013年に2度に渡って行われたデビュー20周年記念ツアーも大盛況にて終える等、毎年のように全国ツアーも敢行し、その健在ぶりをアピールしている。
● 2021年、LOVE PSYCHEDELICO のボーカル KUMI、深沼元昭(PLAGUES / Mellowhead)、 林幸治(TRICERATOPS)、岩中英明の 4 人による新たなバンド「Uniolla」を結成し、1stアルバム「Uniolla」をスピードスターレコーズよりリリース。2023年7月には2ndアルバム「Love me tender」もリリースしたばかり。
● アーティスト活動とは別に作家/プロデューサー/エンジニアとしても多忙。ベスト5にチャートインした深田恭子『イージーライダー』の作曲・プロデュースをはじめ、これまでに浅井健一、及川光博、chay、戸渡陽太、サムシング・エルス、Chocolat、河口恭吾、森重樹一、RAG FAIR、Lead他多数を手掛ける。 また、ギタリストとしても様々なレコーディングやツアー(佐野元春、浅井健一、LOVE PSYCHEDELICO、chay他)に参加する等、幅広い活動を続けている。


インフォメーション

タイトル 深沼元昭30th Anniversary SPECIAL LIVE~playing PLAGUES~
 
開催日時 2023年10月22日(日)
OPEN 17:15 / START 18:00
 
開催場所 下北沢CLUB Que
(東京都世田谷区北沢2-5-2ビッグベンビルB2F)
 
料金 来場 前売 5,500円 / 当日 6,000円(共に+1ドリンク)
配信 3,500円

[チケット]
8月19日より各プレイガイドにて
 
アクト 深沼元昭(PLAGUES)

 Vocal & Guitar:深沼元昭
 Bass:林幸治 from TRICERATOPS
 Drums:岩中英明
連絡先
WEBサイト 深沼元昭 公式サイト
WEBサイト 深沼元昭 Instagram
twitter https://twitter.com/fknmmtak
facebook
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