2022-07-01 18:00 Fuhito Kitahara

田中マコト、初オリジナルアルバム『窓の向こうの私-souite2020-』7月20日発売。アフターコロナからの夜明けを迎える世界を表現

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田中マコトが、初オリジナルアルバム『窓の向こうの私-souite2020-』を7月20日(水)にリリースすることになった。

 
田中マコトは映画音楽や、舞台、CM、WEBコンテンツ、短編アニメーションなど多岐にわたる楽曲を手掛ける作曲家/ピアニスト。

 
今作は「カフカの日記」の一節(下に掲載)から着想を得て、新しい世界にもがき苦しみながら自分の姿を探す情景を、最後には希望をこめた夜明けの響きで結んだ、繊細で力強いピアノとヴァイオリンの旋律が胸を打つ作品と。作曲・アレンジ・ピアノ演奏は田中マコト自身によるもので、ヴァイオリン奏者の門倉茜を迎えている。

 
2020年コロナ禍に見舞われた世界のなかでひっそり自らと向き合って楽曲制作を重ね、アフターコロナに向かう世界を表現したアルバムが完成した。

 
また、収録曲「窓の向こうの私」のミュージックビデオを公開。主演は女優の辻夏樹、撮影・編集はpark guitarの亀井洋平氏が手掛けている。

 
そして、7月31日(日)には世田谷サローネフォンタナにて、発売記念コンサートの開催も決定した。

 
今作のリリースを祝して緒方貴臣監督や、HIRO氏(ex.Wizard/ ex.RUVISH)ら映画・音楽関係者によるコメントも発表された。MVと併せてチェックしよう(下に掲載)。

 
 

すべてを忘れることだ。
窓をあけることだ。
部屋を空にすることだ。
風が部屋のなかを吹きぬける。
見えるのはうつろな空間ばかり、
四隅をくまなく探してみても、
自分の姿が見つからない

―フランツ・カフカ(1916年の日記より)

 


窓の向こうの私 / 田中マコト【 official music video 】

 
 

 
田中マコト『窓の向こうの私-souite2020-』

発売:2022年7月20日(水)
価格:3,080円(税込)
品番:HCRD-006
発売元:Handsome Cat RECORDS
販売元:ULTRA-VYBE

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収録曲:
1. requiem
2. 静寂の世界
3. 空を書いた日
4. オスの中で I
5. 窓の向こうの私
6. 忘れられた空
7. カオスの中で II
8. 夜を踊る
9. 陽が昇る
10. day light

 

レコメンドコメント

 
目を瞑って聴いた
聴覚を経由した楽曲たちは、
視覚を介さず脳内に映像を結んだ
限りなく映画に近い音楽だと思う
作曲家の映画音楽で培われた表現が、
映像から解放されることで完成したのかもしれない

緒方貴臣(映画監督 『飢えたライオン』『子宮に沈める』)

 

「音楽には国境が無い」とか「正解が無い」とよく使われる言葉だと思いますが、
実際はおそらくジャンルの住み分けがあったり理論上での正解があったりすると思うんですね。
普段バンドモノの楽曲やロックが基盤にある私の観点からですが、やはり音楽は「喜怒哀楽」「陰と陽」「光と影」 形の無いものをどのように表現するか、人の心にどれだけ刺さるかが全てだと思うんです。
この作品を聴かせていただいて、田中さんが幅広く聴いている音楽のセンスが詰め込まれてると思うし本当にピュアな人だなと思うくらい、ジャンルや正解だとか不正解は関係ないなと感じる楽曲達だなと。
ミックスやマスタリングまで全て自分でトライしてみる姿勢にしても本当にピュアが集まった作品。
クラシカル、ポップスセンス、根底にあるロック好きな部分など色んな部分が詰まっていて、「音楽には国境が無い」と思わせてくれる。
そして人が忘れてはいけない大切な部分が沢山詰まってるこの素敵な作品、沢山の人に届けば良いなと思います。

HIRO(ex.Wizard / ex.RUVISH)

 

哀愁ある美しい深みのある音に
映像が浮かんでくるようで・・・
マコトくんとは自分の初の主演映画
「ちんでん金魚」のテーマを演奏してくれてからの付き合い、長いw
数々の映画の劇伴をやってきたのを知っています、大人気のマコトくん
初のソロアルバム
素敵です
おめでとうござます!

大川裕明(RUDE BONES / 俳優 / 映画監督『おじドル, ヤクザ』)

 

毎日JAZZと云う自己主張を前面に出す音楽を聞いていると闘いでもあります。
このアルバムは自己主張を抑制しながら創り出される空気感に新鮮さが感じられました。
この空気は決して嵐ではなく、色に例えれば薄い青であったり緑であったり、中間色であったり、と変化に富んでいます。
空間は意識されることが無い中で優しく私を包み込んでくれます。

JAZZ喫茶映画館・吉田昌弘

 

「田中マコト「海の向こうへ、夜明けの響きを紡ぐ。」一編の映画を観るよう。ヨーロッパ映画の趣。
繊細でありながら熱情溢れるピアノの音。映画で言う所の起承転結があり、4曲目の カオスの中でI は胸を打つ悲しみが見える。
混沌とした世の中で、それでも差し伸べられる暖かな手の温もり、希望の小さな灯火。
その空気感が心地よい。この音はまさに田中マコトの音であると思う。
1stアルバムとは思えない完成度の高さ。

JAZZ喫茶映画館・渡辺絹子

 

私はこのアルバムを聞いて中学生の時同じ部活だった友達が、近所の海で家族のことを泣きながら話してくれた日のことを思い出しました。
優等生だった彼女の泣きじゃくる姿を見たのははじめてだった私はどうすることもできず、なんとかその子が元気になってくれないかと励ましの言葉を探しては渡して、探しては渡して。
その時彼女は泣きじゃくりながら「ごめん、今は何を言われても響かないごめん、もういいの」と謝られたことを思い出しました。
私はどうしていいかわからなくて「…そばにいてもいい?」とだけ聞いて彼女が泣き止むまで、黙って背中をさすりながら、ぼうっと海をみていました。
そんな誰にもわからない悲しみに、寄り添ってくれる音楽が沢山はいっていると思いました。
もしもあの日に戻れたら、私は頭の中の引き出しから無理やり言葉をかけるよりも、このアルバムを流してゆっくり背中をさすってあげたいなぁと思いました。
どの曲もリフレインするメロディが心地よく、懐かしい記憶の中を散歩できるアルバムだと思います。
たくさんの人に届きますように。
田中さんアルバムのリリース改めて、本当におめでとうございます。

天野花(シンガーソングライター)

 

1stアルバムリリースおめでとうございます
ピアノの美しい旋律と絡みあう哀愁あるviolin、
まるで1本の映画を観たかのような感覚に陥るアルバム!!
サブスク時代で聴きたい曲だけを好きな時に聴く事が多いですが、このアルバムは最初から最後まで続けて聴くとより一層マコっちゃんのアルバムに込めた情熱を楽しめる気がします!
是非最初から最後まで続けて聴いてもらいたい1枚です

RINZO

 


インフォメーション

タイトル アルバムリリース記念コンサート
窓の向こうの私 - suite2020 in concert -
 
開催日時 2022年7月31日(日)
開場 18:00 / 開演 18:30
 
開催場所 世田谷サローネフォンタナ
東京都世田谷区祖師谷4-9-24
 
料金 予約 3,000円 / 当日 3,500円

予約はこちらから
 
アクト 田中マコト(作曲、ピアノ)
門倉茜(ヴァイオリン)
連絡先
WEBサイト 田中マコト 公式サイト
WEBサイト アルバム特設サイト
twitter https://twitter.com/makoto_tanaka
facebook
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