KASEKI CIDER(かせきさいだぁ)、初ソロ・エキシビジョン『かせき POP !』9月5日〜11日に渋谷で開催
KASEKI CIDER(かせきさいだぁ)が、初のソロ・エキシビジョン『かせき POP !』を9月5日(日)〜11日(土)の7日間開催することになった。
日本のヒップホップ界で強い影響力を持つかせきさいだぁは、ミュージシャン、ラッパーとして活動する一方で、イラストレーター、漫画家、文筆家、作詞家と、様々な分野で活躍するアーティスト。友人の依頼により制作を開始し徐々に発表をするようになったアート作品の数々は、ゴッホやモネ、印象派、浮世絵など、歴史的絵画が独自のフィルターを通して翻訳され、音楽同様に「ポップな」スタイルで描かれます。シルバーの背景にアクリルやマーカーで描かれる作風は、まさに”かせき・ポップ”。
今回のエキシビジョンはWATOWA GALLERYのプロデュースにより、かせきさいだぁのユニークな作品が初めてギャラリー空間に並ぶ。数々の名作絵画をモチーフにし近年注目を集める「名画シリーズ」のほか、著名人の肖像を彼特有のスタイルに落とし込んだ「似顔絵シリーズ」など、F10号からF100号までの新作約20点を2フロアにわたり展示販売する。
観覧料は500円からのドネーション制で、予約が必要。観覧料は、アーティスト支援と国内アートシーンの活性化を目的としたアートアワード:WATOWA ART AWARD 2021 EXHIBITIONに寄付される。なお、9月9日(木)は観覧無料とのことだ。
文化研究者の山本浩貴氏によるコメントが発表された。
本展は、最初は仲間からの依頼に応じて開始し、徐々にカフェやレコード店でも発表するようになった、かせきさいだぁのアートワークを一挙にギャラリーで見せる初めての機会となります。「カワイイものが大好き」と公言する彼の作品は、その音楽と同様、「ポップな」スタイルで描かれる肖像や風景画ですが、そこにはゴッホやモネ、印象派、浮世絵からマンガやウォーホルまで、雑多な要素がかせきさいだぁ独自の翻訳を通じて宝石のように異種混交的な仕方で詰め込まれています。たとえば、彼の絵画では西洋近代絵画においては忌避される太い輪郭線で描かれていますが、ここには日本的な文脈である浮世絵やマンガを特徴づけるくっきりとしたアウトラインの影響を看取することができるでしょう。
洋の東西や時代を超越した「かせき・ポップ」の真髄を、ぜひ本展にて目撃していただければ幸いです。
文化研究者 山本浩貴、WATOWA GALLERY
日程:2021年9月5日(日)〜11日(土)7日間 |
インフォメーション
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WEBサイト | : | かせきさいだぁ 公式サイト |
WEBサイト | : | |
: | https://twitter.com/kasekicider | |
: | https://www.facebook.com/kasekicider |
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