2020-11-16 12:00 Fuhito Kitahara

ライブハウス支援連続企画『東京Alien vol.8』12月27日にサーキット形式で開催。クリトリック・リス、UHNELLYS、RUINSら集結

Pocket

ライブハウス支援連続企画『東京Alien vol.8』が、12月27日(日)にサーキット形式で開催されることになった(配信もあり)。

 
この企画は、新型コロナウイルスに伴う営業自粛要請によって経済的苦境に陥ったライブハウスを支援し、ライブハウス文化、バンドの生演奏を楽しむ文化を守り、より発展させることを趣旨に、変拍子パンクバンド「てろてろ」、パンクレーベル「SNKレコード」、辺境系インディーズレーベル「オースチンレコード」らが実行委員会を組織し運営。

 
会場は東高円寺・二万電圧UFO CLUBの2店で、今後も追加予定とのこと。

 
出演は、クリトリック・リス、UHNELLYS、RUINS、死神紫郎、てろてろ、SNEAKIN’ NUTSが決定した(11月15日時点)。

 
また、企画賛同ミュージシャンによるコンピレーションアルバムを作成し、売上をライブハウス支援に充てることも発表されている。詳細は今後発表とのことだ。

 
なお、実行委員会のメンバー(バンド、個人、店舗などいずれも可)も随時募集している。詳細は公式サイトをチェックしよう。

 

東京Alien -宣言文-

 
covid-19(新型コロナウイルス)への対応により、ライブハウスをはじめとした文化施設が長期間の自粛を余儀なくされておりました。

この状況に活路を見出すべく、主にライブハウスでは「無観客配信」という手段に光が当たりました。

この新しい文化の発信方法には利点も多々あり、今までに届かなかった人たちに表現を届けることが容易になった、それしか方法がないという状況が、結果的に今まで以上に間口を広げることを可能にしました。

 
6月19日より東京都の休業要請が全面解除となりました。

しかし、「新しい生活様式」に則った縮小営業によりライブハウスは完全に復活したとは言えません。かつ、都の財政調整基金の残高は約9300億円から500億円に減少しており、十分な保証が行われる確証もありません。

無観客配信には多くの利点がありますが、それをもってしても変えられない生演奏の価値というものはあります。この状況下で、状況を見ながら少しずつでも、ライブハウスが本来の姿を取り戻すための動きを進めていかなければ、生演奏の文化は消滅してしまうと考えます。

 
ライブハウス文化も、バンドの生演奏を楽しむ人々も、感染を恐れる人も、誰にも罪はありません。掃除、換気、消毒は当然に行い、体調の悪い人はアーティストもお客さんもライブハウスには行かない。

その上で、演者も観客も自己の責任でライブハウスに訪れる。ライブハウスが通常営業を行う。生の音、光、熱を受けて、「生きる希望」を見出す、ライブハウスを愛す人々を守る。ライブハウス文化という「非日常のある日常」を取り戻す。そのためのプロジェクトです。

 
発起人(順不同):
及川耕碩(てろてろ)
野口ゐうと(SNKレコード)

 
賛同人(順不同):
井手痛郎(痛郎)
町田康(汝、我が民に非ズ)
富士一藤衛門(オースチンレコード代表)
四谷outbreak(ライブハウス)
pha(作家,バンドELITES)
清家咲乃(音楽ライター)
死神紫郎(ギター弾き歌手)
吉祥寺NEPO(ライブハウス)
横田ユウ(チェロ弾き語り)
Thee Blackdoor Blues(バンド)
ダンカンバカヤロー!(バンド)
ジョニー大蔵大臣(水中、それは苦しい)
随時追加予定


インフォメーション

タイトル 東京Alien vol.8
 
開催日時 2020年12月27日(日)
15時開始予定

※本企画はcovid-19の状況により、日時、内容等に変更がある可能性があります
 
開催場所 東高円寺 二万電圧
東高円寺 UFO CLUB
and more
 
料金 サーキットチケット 3,500円
箱ごとチケット 2,000円
※いずれも+1ドリンク、人数制限有

配信チケット 2,000円
※二万電圧のみ
 
アクト クリトリック・リス
UHNELLYS
RUINS
死神紫郎
てろてろ
SNEAKIN' NUTS

and more
連絡先
WEBサイト 東京Alien 公式サイト 
WEBサイト
twitter https://twitter.com/tokyoalien_1227
facebook
この記事の画像


関連記事:
こちらのニュースもどうぞ: