2021-01-09 21:00

第8回 ネモトラン | 【番外編】シウマイドットコム

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みなさんあけましておめでとうございます。そして8回目まして!

 

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めでたく新年を迎えたいところですが、コロナの猛威が再びやってきて、かなり大変なことになりましたね。末端もいいところですが、このコラムもかなり影響を受けています。外食促進を目的に美味しいお店を自腹で食べ歩いて紹介するわけですが、なかなか外食できず更新が遅れに遅れました。というのは9割ウソで、単に遅れました。この場を借りて申し訳。というわけで、このコロナ禍でできることはないか?と考えた結果・・・

 

 

以前書いた「番外編」の続編をお届けすることにします!というのも、前回「生ハムドットコム」が全国各地のご愛読者様から大変好評をいただきまして・・・これも9割ウソで、単に私のなかでかなり良い企画だったと思い込んでおりまして、今回ついに、その続編を完成させました!おめでとうございます。ありがとうございます。

今回のテーマは何かと申しますと私の地元は横浜、横浜といえば崎陽軒のシウマイ。というわけで、記念すべき番外編第2回は「シウマイ」にすることにしました(やったね!)さて、皆様からのどよめきが聞こえたところで、早速ランキングに行こうと思いますが、その前にちょっとお勉強してみましょう。さっきから私は「シウマイ」と書いていますが、「しゅうまい」という人がほとんどかと思います。どちらが正しいのかというと、どちらも正しいです。「焼売」という広東語を日本語でどう書くか?だけの問題で、例えばGeorge Harrisonを「ジョージハリソン」にするか「ジョージハリスン」にするかの違い。あ、わかりにくいか。笑。ではViolinを「ヴァイオリン」にするか「バイオリン」にするかということと同じなのです。「焼売」は香港では「シーウマーイ」と言うらしく中国語では「シャオマイ」って言うらしいです。日本では「シウマイ」「しゅうまい」どっちでもいいのです。ただ、私は横浜出身なので今回は崎陽軒が推奨している「シウマイ」に統一しようと思います。でもちょっと納得いかないのは「焼売」を漢字で書きたいときキーボードで「しゅうまい」と打ち込まないと「焼売」と変換されない。「しうまい」と打ち込んでも「焼売」にならない。これはいけませんねえ。

というわけで、お勉強はここまで。さっそくランキングの方に移ります。今回も、生ハムの時と同様、近所のチェーン店スーパーで売っている「低価格シウマイ」に絞って徹底比較してみました!300円以内です。冷凍を入れると途方もなくなるので除外し、「チルド」のシウマイを食べ比べました。私の独断でランキングをつけてみましたので、どうぞご参考になすってください。
(※同じスーパーでも店舗によって仕入れ品が違っていました。行けば必ずあるわけではないのでご了承ください)

 

★第14位★ Peacock:楽陽食品「横浜名物焼売」15個入り
218円(税別)

いきなり「横浜名物」とでかでかと銘打っておりますが、なんともパサパサしており、はっきりしない味でした。そして何かしら化学的な味がした気がします。この後にも出てきますが、「横浜名物」というのは崎陽軒のシウマイになんとなく味を寄せているという方向性だけはわかりました。でも特徴もなく旨みも少なく残念。。

 

★第13位★ SEIYU:楽陽食品「横浜名物チルドシウマイ」12個入り
99円(税別)

これもまた「横浜名物」とでかでかと銘打っており、しかもパッケージまであの「崎陽軒」を彷彿するようなデザインで少し期待はしたのですが、なんともパサパサしており、はっきりしない味でした。そして何かしら化学的な味がした気がします。12個入りで99円と非常にコスパは良いですが、特徴もなく味わいも少なく残念。。

 

★第12位★ まいばすけっと:浪漫亭:旨味とコクのある味わい「肉焼売」8個入り
92円(税込)

第12位はこちら。コンビニスタイルで近所にある心強い味方「まいばすけっと」にある焼売でございます。安いは安いのですが、なんとか焼売になっている。というレベルですね。肉の感じもせず、特徴もなく、残念。。

 

★第11位★ マルエツ:みまつ食品「貝柱まるごと焼売(特製しゅうまいタレ付)」8個入り
278円(税別)

パッケージが美味しそうで期待はしたのですが、貝が入ってはいますが、味としては、あるのかないのか、あまり貝を感じられなくて残念。。ただ、皮はモチモチしていて良いですね。

 

★第10位★ SEIYU:楽陽食品「黒豚入りチルド大粒焼売」8個入り
198円(税別)

これは大きくボリューム感あります。ただ、味がぼやけている。悪くはないのですが、味もそんなにしっくり来ない。脂が多めで黒豚の良いところよりも脂が前に出ている気がしてたくさんは食べられないかな。

 

★第9位★ マルエツ:東洋水産「マルちゃん ジュワッとあふれる、国産黒豚の旨み!黒豚シュウマイ」8個入り
195円(税別)

ここまできて「箱パッケージ」ものに少々疑念を持ち始めたのですが、これは意外と良かったです。黒豚の濃い旨みがギュッと詰まっていて、小ぶりながらパンチがあります。

 

★第8位★ Peacock/まいばすけっと:TOPVALU「ジューシーでうまみのあるチルド焼売」12個入り
98円(税別)


イオンブランド「TOP VALU」の焼売。こちらも箱物で、12個で98円という激安なところで疑っておりましたが、が、しかし、いいですね!ちゃんと奥深さがあり、美味しいです。また、この大きさも小ぶりで「お弁当」に入れるということについては最適だと思われます。家計にも優しい。お弁当に入れるならこれをオススメします!

 

★第7位★ 東急ストア/OZEKI/Peacock:ホソヤコーポレーション「昭和生まれの贅沢焼売」6個入り
258円(税別)

どんどん参りましょう!いろんなスーパーを巡った中で一番多く置かれていたのがこちらの「贅沢焼売」。口に入れた時にボリューム感があり、「贅沢」している気がします。ただ、味は平均点で「良質」なのですが、これといって特徴がない。だから万人に受けるということでしょうか。多く置かれている理由もわかります。クレームは来ないけど、物足りない。。ノーマルで可もなく不可もなくというところが「安心」につながっているのかもしれませんね。

 

★第6位(番外)★ 成城石井:成城石井セントラルキッチン「国産豚のジューシー焼売(小)」12個入り
599円(税別)

さてさて、セレブ感満載の成城石井。こちらはちょっと他と比べてはいけない値段の品ですので、いちおう番外編として6位に入れさせてもらいました。さすがに高級、肉そのものを食べている気がします。後味もハイレベルにソサエティー。お上品です。無添加という素晴らしさがしっかり結果として出ている後味。これは良質です。しかし美味しいは美味しいのですが、値段の割に「おいしい」まで行かず、「無添加」に重きを置いて体に良いものを食べるという点では1位かもしれません。

 

★第5位★ SEIYU限定:みまつ食品:国産豚肉100%使用「粗挽き肉焼売」6個入り
278円(税別)

さあさあ、上位ランキングに入ってまいりました。こちらはSEIYU限定のようです!値札の横にもこう書いてありました「西友限定:2種類の粗挽き国産豚肉を混ぜることで豚肉の食感と溢れる肉汁、ボリューム感が楽しめる焼売に仕上げました」確かにお肉感まんさい。脂もとろり。濃厚な一品。粗びきというのもあって、肉の食感がごつい感じがしますね!

 

★第4位★ サミット:みまつ食品「やさしい味わいの四元豚肉焼売」6個入り
198円(税別)

さあ、前回生ハムでは1位に輝いたサミット。今回はおしい、第4位となりました。四元豚を使用した「やさしい味わい」の焼売です。これが確かにやさしい!「お肉」がじゅわっと口の中に広がり、ジューシーなお肉感があります。特筆すべきは、ほんのり「しょうが」が利いておりまして、それがお肉と相まってなんとも「まろやか」で美味しいです。でもほんのちょっと物足りなさを感じる・・・う〜んおしい!です!

 

★第3位★ OZEKI:ホソヤコーポレーション「ぱくぱく食べちゃう我が家の焼売」10個入り
199円(税別)

これはさすがのOZEKI。お店でも大々的に「売れてます!」の看板がありました。おいしいです。特に何かに突出しているわけではないのですが、とにかくバランスが良いです!全ての食材がジュワーっと口の中でバランスよく広がり、お肉感もちゃんとあります。何個でも食べれてしまう感じがしました。これは売れている理由、納得です!

 

★第2位★ マルエツ/肉のハナマサ:みまつ食品「ごろっと海老焼売」6個入り
258円(税別)

いよいよ第2位!基本的にお肉ではなく、魚のすり身、野菜の具から成り立っていて、豚の脂も混ぜているという絶妙なあっさりした味わい。その中から、ひょっこり「エビ」が顔を覗かせてくる感じ。野菜のみずみずしさ、ほんのりお肉の脂、最後にエビがこんにちは!って感じで美味しいです。ヘルシーであっさりですが、それだけではなくちゃんとお肉の風味もほんのり利いていて、かなり良かったです。

 

★第1位★ 肉のハナマサ:みまつ食品「ごろっと肉焼売」6個入り
198円(税別)

さあ、ついにやってまいりました。堂々の1位に輝いたのはこちら!!!肉のハナマサにある「ごろっと肉焼売」。正直、コスパも含めて圧倒的でした。これは美味しいだけでなく口の中に入れた時の嬉しいサプライズがあったんですよね。というのも「たけのこ」が入っているんです。この食感がジューシーな豚肉と相まって非常に良い!ジュワっとしたなかにサクサクコリコリとした食感。絶妙なバランスでした。全体的な美味しさも旨みがちゃんとバランスよくあって、この値段でこの味?と驚きを隠せませんでした。振り返ると1位2位はどちらも「みまつ食品」かなり良い品を作っておりますね!圧巻の味でございました。

 

というわけで、番外編としてお届けした「シウマイドットコム」いかがだったでしょうか。

上位を占めていたのは「ホソヤコーポレーション」と「みまつ食品」でしたね。良質なシウマイを作っていると思われます。平均点が高い。中身の内容物(肉・野菜・魚)そして皮、そして味付け、最後にバランス。それぞれの工程においてこだわりと手間暇とセンスを試される。ちょっとした差が味わいに出てくるのですね。物を作り出すこと、全ての作品、創造物には、隠れた「工程」が潜んでいます。見えないところだから手を抜くのか、見えないけど手間暇かけるのか。または、どうでもいいところに無駄な時間をかけるのか、ここはこだわらなくていいと切り捨てるジャッジができるのか。クリエイターは悩むところだと思います。どんな仕事においても皆クリエイターであり、その「工程」は試されますが、結局は「想像力」に集約されるのかと思います。難しいところです。笑。シウマイからそんなことを考えさせられました。ちなみに私の見えない努力は、冒頭の1枚目の写真になります。w。無駄に良い器にシウマイを並べ、まるで高級焼肉店の肉の部位のようにしたくて筆ペンを購入して書いてみました。

そして短期間にシウマイをがむしゃらに購入して食べ比べをし、肉汁摂取量ハンパないっす。

身を削ったコラム、楽しみいただけたら幸いです。w

 

 

ちなみに美味しいシウマイを提供するわけではありませんが、こうした良きシウマイと同じくお客様を楽しませるライブをネモトラボルタはしております。しかし、現在はまったく予定を立てられておりません。仕方ないですが、焦ってはいけません。みな同じ状況ですから。次回の予定が決まりましたらお知らせしますねっ。その時は、ぜひ各自、シウマイをトライしたうえでライブにお越し下さい。w。なお、くれぐれもシウマイのプレゼントは持ってこないようにお願い申し上げます。食べ過ぎて、当分、見るのも嫌な状態、かつ、冷凍庫にたんまり残っているので。4ヶ月は持ちそうです。。。

 
なお、ご意見、ご感想、こんなお店もあるよ!と紹介してくださることは大歓迎です。今度はこんな番外編やって!という意見もぜひ!こちらまでお気軽に!→info@uroros.net

 

また、このコラムは私が行けるときに自腹で行っております。
皆様の応援もお待ちしております。

こんなお店あるよ〜おいしいよ〜のご紹介……無料
ただ単にこのコラムを応援したい!……2000円(サイン付き生写真差し上げます)
ここすごいマズいけど行って来て!……1万円
関東じゃないけど土日でさくっと行って来て!……5万円
海外のお店だけど行って来て!……30万円
(注:ただいま、遠征自粛中ですが、落ち着いたら行きます!)

 



 
ネモトラボルタ

COOL DRIVE(cool drive makers)のVo&GのNEMOが2008年に立ち上げたブルースJUMPロックバンド。結成以来、都内を中心に快進撃を繰り広げ、2011年には、新宿Motionの過去最高動員記録を2回連続で更新。2018年には結成10周年を迎え、ドラムマガジン「誌上ドラムコンテスト2018」課題曲に選ばれる等、精力的に活動中。
迫力の演奏にのせた「ちょいエロワル」な歌詞をNEMOが「顔面モザイク」で歌い上げ、彼らのライブパフォーマンスは一度見た者のハートを鷲づかみする。勢いは止まらず、徐々に全国に広がりつつある!

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