radioDTM社長の人生相談「社長、蕎麦屋やめたってよ」第9回
「お前が言うな」と言われたらおしまいだと思うし、「お前が言うな」みたいなことを言います。
それでも親身になって温かみのある答えを、無責任かつ辛辣に、お茶を濁すようなことはせず現実的に答えていく人生相談となっております
UROROSをご覧の皆様。
こんにちは。radioDTM社長です。
リオ五輪、アツいですね。あと最近、暑いですね。
スポーツを見ていると、すぐに泣いてしまう。特に個人スポーツ。人に歴史あり。若くても年を取っていても、人生には歴史があるなと。
生きてきた長さではなく、その濃さが爆発する瞬間が沢山あって泣ける。それが感情として表に出た瞬間の選手の姿も泣ける。涙腺を直撃する。それを、ずーっとソファーに座ってペヤングとか食いながら見てる自分に絶望する。
そんな僕ですが、相談には乗ります。
では、今回の相談文。
僕のリオ五輪に対するアツい気持ちを台無しにしないでください。オリンピック真っ最中に、こんなことで悩んでいるのが信じられない。
でもね、ほんとはね、ごめんね。実はリオ五輪が始まる前から、この相談きてたんだ。オリンピック見てたら回答するの忘れちゃったんだ。ごめんね。ちゃんと相談乗るね。
相談文、見ました。
40代会社員とは思えない、幼稚な相談ですね。あと文章も笑えます。
ゲームファンだと自負しているのに未だにテトリスから離れられない、というのはゲームファンに失礼です。あなたは、ゲームファンではなく、紛れもなくただのテトリスファンです。そんなに熱心なファンは、ウェズリー・スナイプスに対するローバート・デ・ニーロくらいのもんです。
大好きっ娘。娘って。少し気持ちが悪いですね。
それで、奥さんからの一言。
これがあなたを悩ませているわけですよね。ポケモンGOもやらねえのかと。もう少し最近のモノに興味を持ったりしろと。ずっとテトリスばかりやりやがってと。それに対して、あなたは悩んでいるわけだ。
「自分にはゲームをやっていく資格がないのでは?」と。
アレクセイ・パジトノフ大好きっ娘さん。略してパジさん。
あなた、違いますよ。
あなたの奥さんは、ポケモンGOを始めようともしないから、つまらない奴だと言っているわけではありません。おそらく、つまらない奴だな、と思っていた気持ちがポケモンGOという取っ付きやすいきっかけによって表に出ただけです。ポケモンGOなんて関係ないんですよ。
それに対して、ゲームをやっていく資格がない、という悩みが生まれている。パジさん、それは違う!(ドラマ「リミット」での武田鉄矢)
あなたが悩むべきなのは、奥さんにつまらない奴だと言われたことなんです。ゲームをやる資格はあります。誰にでも平等にあります。お金を出してゲームを買ってください。好きにしてください。しかし、夫としての資格を剥奪されないようにしないといけません。
このままでは家族オリンピック予選敗退です。
昔のものばかりではなく、今のものに興味を持つことで奥さんからの印象が変わるかもしれない。もしかしたらそれはポケモンGOをやるのが近道なのかもしれない。むしろ奥さんの言葉には「あなたと一緒にGOしたい」という気持ちが入っているのかもしれない!
いや、きっとそうに違いない!
パジさん、今です!
奥さんと、GO!!
・
・
・
なんの相談に乗っているのか分からなくなってしまいました。
オリンピック見ます。
======================
お悩み中のアナタ、社長に人生相談しませんか?
お悩みメールは、info@uroros.netまで。
アーカイブ
radioDTM社長の人生相談 トップページへ
第1回から読む
注目記事
音楽が“聴ける”音楽Podcast番組『radioDTM』にインタビュー。インタビューの模様はラジオで配信されてます!
radioDTMを聴こう!
《配信案内》最新回 #374 次回 #375 次々回 #376
YouTubeチャンネルで動画企画もチェック! |
「音楽が聴ける音楽Podcast番組」をコンセプトに、2009年6月から毎週配信を続けるWebラジオ番組。トーキョーインディーズシーンを中心に、ジャンルレスに良質な音楽とトークをリスナーに届けている。 音楽Podcast番組「radioDTM」のパーソナリティー。 |
関連記事: