radioDTM社長の人生相談「社長、蕎麦屋やめたってよ」第2回
UROROSをご覧の皆さま、また会いましたね。
radioDTMという音楽Podcast番組でパーソナリティーを務めている社長と申します。
前回のコラム、意外とたくさんの方に読んでいただいて、すこぶる好評です。嬉しい。ありがとうございます。頑張ります。
前回は初寄稿だったので長々と自己紹介をさせていただきましたが、今回は自己紹介は割愛します。ただ、分かっておいてもらいたいことだけ書いておかないと。
まず、基本的に自分のことは棚に上げまくります。まぁ人生相談なんてそんなものですよね。前回からの引用ですが、以下の文章がこの人生相談のモットーとも言えるでしょう。
「お前が言うな」と言われたらおしまいだと思うし、「お前が言うな」みたいなことを言います。それでも親身になって温かみのある答えを、無責任かつ辛辣に、お茶を濁すようなことはせず現実的に書いていこうと思います。
では、早速今回の相談を拝見してみましょうか。
ちょっと待ってよきたはらさん!(映画「クライマーズハイ」の滝藤賢一)
前回の相談もたしか同じ人じゃないですか。どういうことですか。これはもしかして相談メールが来てないってことなのかもしれませんね。みなさん頼みますよ。ね。
よし、気を取り直して本題いくぞ。
まず、相談内容に入る前にメールをよく見てください。そして前回のメールと比べてみてください。相談前の序文、いわゆる枕が一切ありませんね。所在と名前を名乗ってすぐ相談内容。
この方は前回の相談メールでは、序文の部分で嘘をついていまして、それを僕が厳しく指摘しました。そうしたらどうでしょう。正直になったというよりも、その序文の一切を排除するという変化が見られました。前回からの変貌はまるで映画「ミザリー」のキャシー・ベイツを感じさせ、少し恐怖も感じますが、少し投げやりなイメージを持たれることにも臆せず、すぐ本題いこうぜタイプのデキる男になったと言えます。
これを成長と呼ばずになんと呼ぶというのか。
しかしですね、非常に残念なのは、前回あんなにも赤裸々な恋愛事情を相談してきていた男が、その回答を受けたのにもかかわらず、前回の回答内容には一切触れず、「知らねえよ」の一言で吹っ飛ばされてしまいそうな相談をぶつけてきているのは、正直驚きです。
諦めたんですかね?恋愛。
まぁ、いいけど。
ウォーキングデッドは僕も好きな海外ドラマですね。
見てない方でも、ゾンビが街に溢れかえってしまい、そこでサバイバルするドラマと考えれば想像は容易いかと。
ちょっと気になるのは、「舞台がアメリカだけに」の一文に少々の苛立ちを覚えるのは僕だけでしょうかね。「アメリカ=銃社会」というような固執した考え方が、サバイバルするための柔軟な対応力を鈍らせる可能性があります。
気をつけろぉ(長井秀和)
で、日本にゾンビが溢れちゃった場合にどうやって生き抜くかですよね。
まぁ基本的にはあまり外出せずに、政府の発表を待つ形になるでしょうねっ。しかし「溢れちゃった」状態になっていると、もしかすると政府や放送機関なども機能してない可能性もありますね。そうなったら頼りなのは自分の力です。
ゾンビを題材にした映画やドラマを基に自分のことを考えてみましょう。
映画やドラマの生存者たちは少なからず持ち前の特技やガッツを駆使してサバイバルしています。簡単に言うと、そういうものがない人は、すぐに死にます。そしてゾンビとして蘇ります。
きたはらさん、自分をしっかりと見つめ直してはどうでしょうか?
あなたにはそもそもサバイバルしてやるという並大抵ではないガッツや身体能力がありますか?ゾンビと相対した時に少なくとも一体は素手でも貼り倒せるくらいの強さ、足の速さなんかに不安はないでしょうか。アメリカだから、銃があるから、生き抜いていけるわけではないんです。自分自身が生き抜くだけのポテンシャルがあるかどうかの方がずっと大事なんです。
だから答えはこうです。
もしゾンビが溢れちゃってもいいように自分を鍛えてください。
話はそれからだ。
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