radioDTM社長の人生相談「社長、蕎麦屋やめたってよ」第1回
UROROSをご覧の皆さま、初めまして。
radioDTMという音楽Podcast番組でパーソナリティーを務めている社長と申します。
今回が第一回目の寄稿ということで、僕の個人的な自己紹介から始めましょう。
個人的な、というのは、radioDTMの紹介はプロフィール的な場所に書いてあるので、それ見てHPのアドレスクリックしてラジオの聴き方調べてradIoDTM聴いてくれたら良いです。超面白いです。
ここでは個人的な自己紹介を。
1985年生まれ30歳無職。無職というより無就職。現在、一時的に実家暮らし。177cm100kg級のヒゲデブメガネです。この自己紹介を見て、良い印象を持つ人は十中八九いないでしょう。
タイトルに「蕎麦屋やめたってよ」とあるように、去年の夏僕はバイトを辞めてフリーで仕事を始めました。今のところ金銭的には不自由ないが、保証や安定という言葉とは程遠い暮らしをしている。大事なのは、そんな人生半ばの不安定さ抜群な僕が「人生相談」を受ける、ということだろう。
基本的に「お前が言うな」と言われたらおしまいだと思うし、「お前が言うな」みたいなことを言います。しかしそれでも親身になって温かみのある答えを、無責任かつ辛辣に、お茶を濁すようなことはせず現実的に書いていこうと思います。
では、早速ですが記念すべき一つ目の相談です。
きたはらさん、相談ありがとう。
僕が今寄稿しているこのWebサイトの編集長も偶然ながらきたはらさんですね。運命を感じますし、フォースも感じます。
まぁ簡単に言うと「彼女ができない」という内容ですよね。
できない理由はメールから紐解いていけばわかることです。
まず、相談内容に入る前に「いつもradioDTM楽しく聞かせてもらってます」という嘘をついています。
しかし、その後すぐに(すいません嘘です)という旨の言い訳を展開していますね。この時点で気の弱さが目立ちますし、嘘をついてでも取り入ろうとするあざとさも感じます。
ですが、別の視点で見ると、普段なら軽い嘘としてやり過ごす部分を釈明するという正直さとも言えますね。
ここから、悪い人ではないな、という印象にはなります。が、それと同時に面白い人ではないな、という印象を与えかねません。
気をつけろぉっ(長井秀和)
女の子と喋ろうとするとドキドキしてしどろもどろになるというのは、どの程度か気になりますが、おそらく女の子に対して自信がないからそうなってしまうのでしょう。その後の見栄張りの会話を見てください。また嘘をついています。そして嘘の釈明。
気をつけろぉっ(長井秀和)
見栄を張るにしても、「音楽業界に友達が多い」なんて女の子からしたらどうでも良いことです。見栄の張り方が間違ってます。
それなら「僕、めちゃめちゃデカイんですよね」と言ったほうが良いくらいです。あくまで例えなので本当に言わないように気をつけて下さい。でも言えたとしても、きっとすぐに「本当はそんなにデカくないんですけどね」と言うでしょうね。
何が?
と思わせたら勝ちです。これは上級者向けなので、実践しないでくださいね。きたはらさん。
では、見栄を張らずに女の子と何を喋ったら良いのか。
これは「女の子と喋る」のではなく「女の子に喋ってもらう」という意識に変えたほうが良いかもしれませんね。
自分から何か面白いことを言おうとか、上手く喋ろうとするのではなく、女の子に喋ってもらえるように質問するのです。自分から喋り出すのは、「話を聞いてくれる人だ」という印象を付けてからでも遅くないです。
結果的に質問ばかりになってしまうこともダメです。猛烈な質問攻めにあったら女の子も引いちゃいますからね。おそらく女の子に喋ってもらう意識で会話をしようとすると、自ずと向こうから質問がきます。
どうでしょうか、自分から話題を持ちかけるのは難しくても簡単な質問に答えるだけなら可能なはず。
質問されたらこちらから質問を投げかける。わりと投げっぱなしのキャッチーボールをするのです。その中で自分が話せそうな話題が出た瞬間に、ガブリ。です。
受け身のような体勢に見せておいて、実は獲物を狙うライオンのような精神でいるのです。相手の印象はあくまで「話を聞いてくれる人」というもの。しかし男としての牙は研いでいるのです。
そして会話の中での立ち振る舞い方も大事です。
これに関しては、まず見た目から女の子が受けるきたはらさんの印象を変えないようにすることが大事です。ギャップが良いよね、という言葉に騙されてはいけない。まずは印象を大事にする。なんとなくシュッとしてカッコイイ人じゃない気がするので、二枚目を気取るのは絶対にダメです。
狙えそうなモテ要素席は「安心感がある」「優しい」「かわいい」あたりでしょうか。
そうなると質問の内容で「好きな体位は?」というのがNGというのはすぐにわかりますよね。安心感もないし優しくないしかわいくないですから。この質問が使えるのは「エロカッコイイのに面白さもあって距離感が抜群」の席に座るごく少数のジェダイのみです。
極端な例になりましたが、自分の見た目を判断した上で質問や返答をすべきでしょう。ここで難しいのが、嘘をつくのはダメです。キャラクターを意識しすぎて自我崩壊してしまうと元に戻れません。あくまで正直に、自分の見た目やキャラクターから遠くない印象(内容よりも口調や喋り方)で受け答えをする。
そして、最後にギャップです。
ここまで実践できたら、最後にギャップを見せつけてやりましょう。たぶんここまでこない気がするので、ここま実践できたらまたお便りください。
自信をつけるためには、自分に正直であった上で結果を出すことです。
見栄を張ることで、もしくは嘘をつくことでホームランを打てても意味がありません。正直でいることが、きたはらさんのバットが火を吹くきっかけになるはずです。
100回三振して1本ホームラン打ちましょう。
あと、痩せましょう。
Be honest.
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