浅井直樹が1988年に僅か200枚プレスした幻の作品『アバ・ハイジ』10月2日にリイシュー決定。奇跡のように美しくナイーブな究極のプライベートポップス
一人の青年が残した奇跡的なプライベートギターポップ/サイケデリック絵巻
浅井直樹が1988年に僅か200枚プレスしたアルバム『アバ・ハイジ』のリイシュー盤が、10月2日(水)にリリースされることになった。
今作は、浅井直樹が多摩美術大学に在籍中の1988年に、下北沢でのバンド活動の傍ら友人たちの手を借り、武蔵野は吉祥寺の貸しスタジオでひっそりと録音した、奇跡のように美しくナイーブな作品。
スミスやペイル・ファウンテンズ、ストーン・ローゼズ、ギャラクシー500などを彷彿とさせつつも、それらよりさらにインティメイトな楽曲、儚く空間に散っていくジャングリー・ギター、友部正人や知久寿焼を彷彿とさせるゆらめくハイトーンボーカル、ルイス・キャロルやシュルレアリスムから影響を受けた幻夢の歌詞世界、そして、深すぎるリヴァーブの海。
青さ、甘さ、切なさ、弱さ、繊細さ、それら総てが完璧に融合し、「もしかしたら自分のためだけに鳴ってくれているのだろうか?」と聴くもの誰もにそう思わせる、全ての「僕だけ」「あなただけ」に捧げる究極のプライベートポップスだ。
発売当初はほとんど話題にならず時代に埋もれていたが、2011年にとある北欧のディガーがブログにレビュー記事をアップしたことからその存在にカルトな注目が集まり始め、一昨年、苦労の末本盤を入手した米ディガーがさらに記事をアップし、そこから世界中のマニアの間で話題に。
そんな中、予てより本盤のリイシューを企図しリサーチを続けていた本企画監修者・柴崎祐二氏が、様々な人物を介し遂に浅井直樹本人にアプローチ。いよいよここに本盤がリイシューされることになった。
なお、浅井直樹は「KaskaGuitar」名義でシンガーソングライター/ボカロPとして活動。30年以上が経った現在も、変わらぬインティメイトさとナイーブさに彩られたオリジナル楽曲を制作している。
浅井直樹『アバ・ハイジ』
発売:2019年10月2日(水)
価格:2,500円+税
品番:PCD-25282
レーベル:P-VINE
仕様:初回限定生産、紙ジャケット仕様
監修・解説:柴崎祐二
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収録曲:
1. アバ·ハイジ
2. おとぎ話がもう終る
3. パピヨン
4. くぐつ師の夢
5. 夜間飛行
6. うろうろ人形
7. 霧をこえて
8. 戦車とオルゴール
9. 魔法の少女
10. キャンディー
11. 泥の海へ
12. まるで果実のように
インフォメーション
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WEBサイト | : | 浅井直樹 Twitter |
WEBサイト | : | KaskaGuitar YOUTUBEチャンネル |
: | https://twitter.com/kaskaguitar | |
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