THA BLUE HERB、7年ぶりのアルバム『THA BLUE HERB』からMV「THE BEST IS YET TO COME」公開。未収録曲「ASTRAL WEEKS」映像も
THA BLUE HERBが、7月3日(水)に発売する7年ぶり5枚目のニューアルバム『THA BLUE HERB』から「THE BEST IS YET TO COME」のミュージックビデオを公開した。
今回公開されたMVでは、前半部分にデビューからこれまでの軌跡を振り返るアルバム未収録の完全新曲「ASTRAL WEEKS」をイントロダクションとして展開。1997年のデビューから現在まで、全国のライブハウスや、クラブ、そしてフェスなどを巡ってきた映像資料などを背景に、ILL-BOSSTINOがこれまでの歩みをラップで紡ぎ、THA BLUE HERBのこれまでの軌跡が濃密に表現された内容になっている。
MV後半の「THE BEST IS YET TO COME」では、THA BLUE HERBのこれからを表現。これまで生み出してきたリリックがプロジェクションマッピングで用水路を埋め尽くした中、ILL-BOSSTINOがラップしていくと、それが新しいリリックに塗り変わっていき、さらなる進化を遂げる彼らを表現している。
また今回のMVは、歌詞を味わうためのスピーカー「Lyric Speaker(リリックスピーカー)」を開発したCOTODAMAの斉藤迅氏、amazarashiをはじめとした独創的なミュージックビデオや2018年の紅白のオープニングを手掛けたSIXの本山敬一氏がクリエイティブディレクターを担当した。
ニューアルバムは2枚組全30曲、150分超収録のフルボリュームで、さらに生産限定盤はインストディスク付属の豪華仕様4枚組CDとなる。
リリースツアーの日程も発表されているので、MVと併せて下記スケジュールをチェックしよう。
THA BLUE HERB “ASTRAL WEEKS / THE BEST IS YET TO COME”【OFFICIAL MV】
■これまでの軌跡をリリックと映像で濃密に凝縮した「ASTRAL WEEKS」 THA BLUE HERBのこれまでの歩みを表現した楽曲「ASTRAL WEEKS」のパートは、これまでの膨大な映像素材をリ・エディット。FUJI ROCKやAIR JAM、KAIKOO、伝説の日比谷野音などの、貴重な映像とリンクしながら、これまでの歩みをILL-BOSSTINOが本映像の為に新たに書き下ろしたリリックでラップし、”THIS IS THA BLUE HERB”を体現したものになっている。
■1万8000文字が用水路を埋め尽くす「THE BEST IS YET TO COME」 一方、「ASTRAL WEEKS」を受けて始まるTHA BLUE HERBのこれからを表現した「THE BEST IS YET TO COME」は、過去20年分のパンチラインが埋め尽くした深夜の用水路をILL-BOSSTINOが独歩する内容。ラップに合わせて過去のリリックが「THE BEST IS YET TO COME」のリリックに塗り替えられていく様は、まさにこれからの歩みを象徴する表現になった。
■Lyric Speakerチームとの共同制作 制作にあたっては、歌詞を味わうためのスピーカー「Lyric Speaker(リリックスピーカー)」を開発したCOTODAMAの齊藤迅、amazarashiをはじめとした独創的なミュージックビデオや2018年の紅白のオープニングを手掛けたSIXの本山敬一をクリエイティブディレクターに、そして映像ディレクターに志真 健太郎(BABEL LABEL)を迎えました。Lyric Speakerとは、再生している楽曲の歌詞が浮かび上がる、歌詞を味わうためのスピーカー。また、DJのプレイする楽曲をビジュアライズさせるPioneer DJのrekordbox lyricや、ライブ演出など、その歌詞ビジュアライズ技術は、様々に広がっています。このMVでは、彼らがこれまで培って来た歌詞のアート表現を用い、映像を制作しました。
■MV収録楽曲について from ILL-BOSSTINO ・「ASTRAL WEEKS」 この問いの答えはもう1つしか残っていませんでした。 やっていない事、挑戦してこなかった事、それとは、ILL-BOSSTINOとO.N.Oの胸中にずっと消えず にあったもの、「俺等は2枚組のアルバムをまだ創っていない」という、ずっと残してきた宿題。我々 がアメリカのヒップホップに憧れるだけだったあの90年代、2枚組のアルバムはそれほど珍しい ものではありませんでした。自分達がこの世界に足を踏み入れた時から、2枚組のアルバムを創るという使命は避けては通れないものとして常に先送りしてきた大きなハードルでした。遂に来た、挑むのは今しかない、今ならきっと出来るはずだ、意気投合した2人は長い制作期間に没入していったのです。 完全自主制作、フィーチャリングなし。それはいつもの事ですが、同じ期間内にアルバムを2枚創るのと同じだけの言葉、ビートを要する制作は、自ずとラッパー、ビートメイカー共に表現の幅を大きく 広げる作用をもたらし、結果、望んだ通り、この20年踏み込んだ事がない領域にまで2人を連れて 行ったと、今、ここに居並ぶ30曲がそう実感させます。
■MV制作について from 齊藤迅(COTODAMA / Lyric Speaker / Pan Pacific Playa / JINTANA & EMERALDS) 今から10年ほど前のある夜、もう仕事をやめて地元の函館に帰りたいと思っていた僕は、どうしてもTHA BLUE HERBの言葉を聞かなきゃならない衝動に駆られ、仕事を夜に終えた後そのまま空港へ向かい、札幌でTBHのライブを見たことがありました。そして、BOSSの言葉を受け取り、まだまだ自分はやれる!という気持ちを取り戻し、翌朝からの仕事に始発の飛行機でそのまま戻った思い出があります。
■制作スタッフ Creative Director: 齊藤 迅(COTODAMA)、本山 敬一(SIX) |
THA BLUE HERB 『THA BLUE HERB』(生産限定盤)
発売:2019年7月3日(水)
価格:6,000円+税
品番:TBHR-CD-030
レーベル:THA BLUE HERB RECORDINGS
仕様:4CD(インスト・ディスク付属、特製三方背ケース付属デジパック仕様、歌詞カード付属)
Amazonでみる
TOWER RECORDS ONLINEでみる
収録曲:
[DISC 1]
1. RETURNING
2. EASTER
3. WE WANT IT TO BE REAL
4. 介錯
5. AGED BEEF
6. A TRIBE CALLED RAPPER
7. 凶兆序曲
8. THERE’S NO PLACE LIKE JAPAN TODAY
9. REQUIEM
10. GETAWAY
11. SUVARNABHUMI TRANSIT
12. HIGHER ON THE STONE
13. TWILIGHT
14. KEEP ON AND YOU DON’T STOP
15. THE BEST IS YET TO COME
[DISC 2]
1. DETERMINATION
2. TRAINING DAYS
3. 阿吽
4. HEARTBREAK TRAIN (PAPA’S BUMP)
5. UP THAT HILL (MAMA’S RUN)
6. COLD CHILLIN’
7. 一切空
8. LOYALTY
9. LIKE THE DEAD END KIDS
10. スーパーヒーロー
11. SMALL TOWN, BIG HEART
12. LOSER AND STILL CHAMPION
13. 今日無事
14. MAKE IT LAST FOR…
15. LANDING
THA BLUE HERB 『THA BLUE HERB』(通常盤)
発売:2019年7月3日(水)
価格:4,500円+税
品番:TBHR-CD-031
仕様:2CD(デジパック仕様、歌詞カード付属)
THA BLUE HERB 5th ALBUM「THA BLUE HERB」RELEASE TOUR |
注目記事
THA BLUE HERB、7月3日に発売する7年ぶりのニューアルバム『THA BLUE HERB』のトレイラー”前口上”を公開
インフォメーション
タイトル | : | |
開催日時 | : | |
開催場所 | : | |
料金 | : | |
アクト | : | |
連絡先 | : | |
WEBサイト | : | THA BLUE HERB 公式サイト |
WEBサイト | : | |
: | https://twitter.com/tbhr_sapporaw | |
: | https://www.facebook.com/THA-BLUE-HERB-191798634226284/ |
関連記事:
こちらのニュースもどうぞ: