She,in the haze、2ndミニアルバム『ALIVE』リリースツアー最終公演で全五感に訴えるライブを披露。シングル『Mirror』から「Last dance」配信開始
She,in the hazeが2019年3月27日に代官山SPACE ODDで開催した、『2nd mini album リリースツアー2019』ツアーファイナルのオフィシャルレポートが到着した。
She,in the hazeは楽曲制作からレコーディング、WEBデザイン、MV制作、衣装制作、ステージ演出、照明演出など、すべて自ら手がけるクリエイター集団で、2018年3月には10万人規模の大型海外フェス「Made in Asia 2018」への出演を皮切りにヨーロッパツアーを成功に納めるなど、日本だけでなく世界規模で躍進している。
3月6日(水)にはニューミニアルバム『ALIVE』を発売し、リリースツアーを敢行。ファイナル公演は「体を動かすことも忘れるくらい惹き込まれた時間」だったとのこと。
また、2018年12月に発売された数量限定シングル『Mirror』収録曲から「Last dance」の配信が、本日3月29日(金)から各種配信サイトにて開始された。
She, in the haze 五感全てに訴えるライブを披露!Last danceが配信スタート
reported 遠藤 真
筆者にとっては2回目のShe, in the hazeのライブ体験となるわけだが、『言葉を失う』というのはまさにこのことかもしれない。とにかくそのすべてに魅せられ、体を動かすことも忘れるくらい惹き込まれた時間だった。
約2年ぶりのワンマンライブ。全17曲、1時間30分のロングセット。このバンドはなんと表現していいかいつも困惑する。それはすべての見せ方を持っているからだろう。見せる、聞かせる、楽しませる、感動させる。もしかしたらそれは、自分たちが楽しむことを第一としていない、相手に何かを与えることに重きを置いている結果なのかもしれない。
ライブレポートとはそもそも、その日の曲順になぞって細かく描写を説明していくもの。あるいはそれがセオリーなのだが、筆者は今回それをしたくない。いや、正直に言うと一度一通り書いてはみたものの、すべて消してこの文章にいきついたのだ。仕事放棄だと言われてもかまわない。なぜなら私が見たもの、覚えたこの感情は、言葉にしてしまうとどうしても薄れてしまうように感じたからだ。
人は本当に感動すると、言葉になんかできないものだ。とにかく一度見てほしい。実際に自分の目で耳で、確かめてほしい。どうしてあそこまでオーディエンスが熱狂するのか。どうしてあれほどまでに鳥肌が立ち、心が揺さぶられるのか。まるでオーケストラのごとく荘厳に折り重なった芸術的なサウンドに、一筋の光が差し込むように轟く歌声。ただ攻撃的なだけじゃない、ただ美しいだけじゃない、そこには幾重もの感情や描写が見え隠れしている。崩れそうなほど繊細で、焼き尽くすほどに狂暴で。この絶妙なアンバランスは芸術作品としか言いようがないだろう。
そして本日、2018/12/5発売の数量限定シングル『Mirror』収録曲から「Last dance」の配信が各種配信サイトにて開始された。
当シングルはすでに完売となっており、店頭では手に入らない作品なので、この機会にぜひ聴いてもらいたい。明るくダンサブルなPOPサウンドの中に、不思議と胸を締め付けるような切なさが共存している珠玉の名曲だ。
これから彼らはどうなっていくのか。どう変わっていくのか。今後の動向から目を離せない。
She, in the haze『Last dance』
発売:2019年3月29日(金)
価格:270円
仕様:デジタル
She, in the haze『ALIVE』
発売:2019年3月6日(水)
価格:1,800円+税
品番:DDCB-14064
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収録曲:
1. Beginning
2. Soldier
3. Alive
4. Mirror
5. Hallelujah
6. Saint
7. Last forever -acoustic ver.-
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