ドキュメンタリー映画『太陽の塔』公開決定。「岡本太郎は何を想い、何と闘い、太陽の塔を作ったのか?」そのメッセージを浮き彫りにする
ドキュメンタリー映画『太陽の塔』が、今年9月に全国公開されることになった。
太陽の塔は、1970年に大阪府吹田市で開催された日本万国博覧会(EXPO’70・大阪万博)の会場に芸術家・岡本太郎氏が制作した芸術作品であり建造物。3月19日(月)から約50年ぶりに内部の一般公開が行われることも決まっている。
今作は、太陽の塔の事業に関わっていた人々の貴重な証言と、美術研究家など様々な分野の専門家やアーティスト、クリエイターのインタビューや、太陽の塔のルーツ、そして同時期に制作された”明日の神話”のテーマを探る取材を通して、現代に生きる我々への太陽の塔からのメッセージを浮き彫りにしていく。
また、展覧会「太陽の塔」が、9月15日(土)から11月4日(日)まで大阪市のあべのハルカス美術館で開催されることも発表された。
映画『太陽の塔』
“わたしは進歩に疑問を持っている” 岡本太郎 1970年、高度経済成長に沸く日本で、「人類の進歩と調和」というテーマで開かれた大阪万博(日本万国博覧会)。そこでひときわ異彩を放っていたのが、テーマに反して周りと調和しようとしない太古のようなフォルムをした太陽の塔だった。 あれから約半世紀。今もなお大阪のシンボルとして大阪府吹田市の万博記念公園にそびえ立つ「太陽の塔」。今年3月19日から約50年ぶりに内部が公開されることになり、オフィシャルサイトで入館予約がスタートすると、予約殺到でサーバーがダウンするほどの盛り上がりを見せた。 テーマ展示プロデューサーであった岡本太郎は何を想い、何と闘い、なぜ太陽の塔を作ったのか。今となっては本人の口から語られることはない。それでも21世紀の今でも人びとが太陽の塔に惹かれるのは、岡本太郎が太陽の塔に込めたメッセージが、今のこの時代にこそ人々の心に響くからに他ならない。それはなぜなのか?それは何なのか? 当時、岡本太郎の周辺で太陽の塔の事業に関わっていた人々の貴重な証言と、美術研究家など様々な分野の専門家やアーティスト、クリエイターのインタビューや、太陽の塔のルーツ、そして同時期に制作された”明日の神話”のテーマを探る取材を通して、現代に生きる我々への太陽の塔からのメッセージを浮き彫りにしていく。 監督は、公募で選ばれた映像ディレクター・関根光才。これまでに安室奈美恵、AKB48、Mr.ChildrenのMVや、資生堂、TOYOTA、アディダスなどトップブランドのCMを手がけ、カンヌ国際広告祭など国際的な受賞歴もある関根監督が、太陽の塔に新たな命を吹き込むー。
展覧会「太陽の塔」 休館日:9月18日(火) https://www.aham.jp/exhibition/future/taiyounotou/ |
インフォメーション
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WEBサイト | : | 映画『太陽の塔』公式サイト |
WEBサイト | : | 展覧会「太陽の塔」公式サイト |
: | https://twitter.com/Taiyonoto_movie | |
: | https://www.facebook.com/映画太陽の塔-498844100493544/ |
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