2017-02-27 16:00 Fuhito Kitahara

松井文、繊細かつ豪胆な5年ぶりの2ndアルバム『顔』4月26日発売決定。折坂悠太が初サウンドプロデュース。三輪二郎らが参加

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シンガーソングライター松井文が、2ndアルバム『顔』を4月26日(水)にリリースすることになった。

 
彼女は1989年生まれの横浜出身のシンガーソングライターで、1stアルバム『あこがれ』から5年、ついに2ndアルバムが発売される。

 
今作は、折坂悠太、夜久一(やく)と共に運営するレーベル「のろしレコード」から通算4枚目のアルバムで、昨年1stフルアルバム『たむけ』を発表し好評を得ている折坂悠太が初のサウンドプロデュース。

 
レコーディングには折坂悠太(vo,dr,gt,pf等)、竹口滉(gt,mand)、田中悠貴(ba、ex THE NAMPA BOYS)、三輪二郎(vo,g)、ハラナツコ(sax)、日南京佐(cello)が参加している。

 
これぞ松井文のフォークロック「ああ無常」、三輪二郎の歌とギターがうねる「安いバーボン」、折坂悠太が楽曲提供した「水平線」、ゴンザレス三上のツイートを元に作曲した「きみの顔が霞んでみえる」など、バンドサウンドと弾き語りの全10曲を収録。

 
​ぶっきらぼうな歌声と、ひりひりとした詞の世界。繊細かつ豪胆、少年性と女性性を併せ持った今の時代のブルースが完成した。ダイジェスト映像も公開されたのでチェックしてみよう。

 

​アルバム発売に先立ち、ライターの九龍ジョー氏による推薦文が寄せられた。また、松井文からのコメントも公開された。

時代の⼤気をぐわしとつかむ松井⽂のフォークロック。
みんな思い出すだろう。君の話を聞きながら相づち打つだけで、
毎⽇はとっても過激だと。

九⿓ジョー(ライター)

 

今にも死んでしまいそうなアルバムができました(笑)。
まるで遺書みたいな内容。でも曲と演奏、あくまで明るく爽やかに。
いつまで経っても上手く喋れないし、思っているように身体が動かない。心だけはすぐに揺れる。歌にしても少し詰まってしまうが、色んな人の顔や、景色や、匂いだけが染み付いていて、あとは何もない。これが自分なのだろう。
孤独や辛い過去を引き摺りながらも、一歩、歩き出す元気やヒントに気付いてくれれば嬉しいです。
あほみたいな人生に乾杯。そしてまた、それぞれの日々を過ごしていきましょう

松井文

 


松井文「顔」アルバムダイジェスト映像

 
 

 
松井文『顔』

発売:2017年4月26日(水)
価格:2,600円+税
品番:DQC-1567
発売元:のろしレコード/スペースシャワーミュージック
販売元:スペースシャワーミュージック

Amazonで見る

収録曲:
01. 相槌
02. ああ無常
03. いつになったら
04. 安いバーボン
05. カエル
06. 海は遠かった
07. 水平線(折坂悠太作)
08. 家路
09. きみの顔が霞んでみえる
10. すきま

 



 
松井文

平成元年生まれ。少年性と女性性の間を行き交う中性的な歌声。ガールズポップバンド、Piggy HedgehogのVo,Gとして、閃光ライオット2008に出場。2009年にバンドを解散し、弾き語りで歌い始める。祝春一番コンサート2012、2013、2014に出演。2012年9月、日本中を旅するブルースシンガーAZUMIプロデュースによる1st ALBUM「あこがれ」を全国リリース。2014年に拠点を東京に戻し、FM おだわらで自身の番組のパーソナリティーを務める。2015年折坂悠太、やくと共に「のろしレコード」旗揚げ。同名のコンピレーションアルバムをリリース。現在、年に2回のろしレコード企画「在りしひ」を開催。


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