2017-01-19 16:00 Fuhito Kitahara

モルゴーア・クァルテット、昨年逝去したキース・エマーソンに捧げるニューアルバム『トリビュートロジー』3月8日リリース

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日本最高峰の弦楽四重奏団であるモルゴーア・クァルテットが、ニューアルバム『トリビュートロジー Tributelogy』を3月8日(水)にリリースすることになった。

 
彼らは、荒井英治(第1ヴァイオリン)、戸澤哲夫(第2ヴァイオリン)、小野富士(ヴィオラ)、藤森亮一(チェロ)からなるクァルテットで、プログレに強い愛情を注ぐヴァイオリニスト・荒井英治にに牽引され、プログレの弦楽四重奏カバーに取り組み注目を集めている。

 
これまでに『21世紀の精神正常者たち』(2011)『原子心母の危機』(2014)をリリースし、キング・クリムゾン、エマーソン・レイク・アンド・パーマー(ELP)、ピンク・フロイド、イエス、ジェネシスなどのプログレ曲をカバーしてきたこのクァルテットが、アルバム第3弾をリリースすることになった。

 
今回のアルバムは2016年3月10日に急逝したELPの創設メンバー、Keith Emersonと直接交流のあったメンバーにより、追悼の想いを込めて企画されたもの。

 
Keith Emersonは生前このクァルテットのパフォーマンスに惜しみない賛辞を送り、交流を深めていた。2016年春には来日コンサートが予定されており、そこでモルゴーア・クァルテットもゲスト参加し、エマーソンにるモルゴーア・クァルテットのための新編曲「After All of This」で共演する予定だったという。

エマーソンの急逝直後、この「After All of This」をモルゴーア・クァルテットは急遽レコーディングし、エマーソンの葬儀ではその音源が流されている。今回のアルバムは、葬儀で流れたその音源を中心に、ELPの大作「タルカス」や「悪の経典」などELP、キース・エマーソンの楽曲ですべて構成。Keith Emerson逝去から1年後にあたる2017年3月8日(水)にリリースされる。

 
ELPの名盤『トリロジー』を彷彿とさせる「トリビュートロジー」というタイトルとともに、プログレファンならば誰しもが見慣れている元ジャケットへのオマージュとして、モルゴーア・クァルテットのメンバー4名の顔が配されたジャケットも公開された。

 
 

 
モルゴーア・クァルテット『トリビュートロジー Tributelogy』

発売:2017年3月8日(水)
価格:3,240円(税込)
品番:TBA

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収録曲:
1. アフター・オール・オブ・ディス 
2. タルカス(タルカス)
3. スティル…ユー・ターン・ミー・オン(恐怖の頭脳改革)
4. トリロジ-(トリロジー)
5. ザ・シェリフ(トリロジー)
6. 悪の教典#9 第1印象パ-ト1(恐怖の頭脳改革)*
7. 悪の教典#9 第1印象パ-ト2(恐怖の頭脳改革)
8. 《悪の教典#9 第3印象》への間奏曲 ~《石をとれ》のインプロヴィゼーション
9. 悪の教典#9 第3印象(恐怖の頭脳改革)

( )はEL&Pのオリジナルアルバム名
*アルバム《原子心母の危機》より再収録

 

 
モルゴーア・クァルテット『21世紀の精神正常者たち』

発売:2012年6月20日
価格:3,024円(税込)

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モルゴーア・クァルテット『原子心母の危機』

発売:2014年5月21日
価格:3,024円(税込)

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モルゴーア・クァルテット MORGAUA QUARTET

荒井英治(第1ヴォイオリン)日本センチュリー交響楽団首席客演コンサートマスター)
戸澤哲夫(第2ヴォイオリン)東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団コンサートマスター)
小野富士(ヴィオラ)NHK交響楽団ヴィオラ奏者)
藤森亮一(チェロ)NHK交響楽団首席チェロ奏者)


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WEBサイト モルゴーア・クァルテット 公式サイト
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