radioDTM社長の人生相談「社長、蕎麦屋やめたってよ」第7回
「お前が言うな」と言われたらおしまいだと思うし、「お前が言うな」みたいなことを言います。
それでも親身になって温かみのある答えを、無責任かつ辛辣に、お茶を濁すようなことはせず現実的に答えていく人生相談となっております
とっても久しぶりになってしまいました。
radioDTM社長です。
映画「64」における榮倉奈々って、パッと見だと図書館戦争とどっちか分かんないな〜。
とか考えてたら、いつの間にか一ヶ月以上空いてしまいました。
あと、車の免許を取得しました。
では、今回の相談です。
なるほど。
まず、投稿者が尽きてしまう、ということはありません。一生。
この世の中には悩みを抱える相談者が数多く存在するのです。投稿者と呼ぶのはやめましょう。
というか、全体的に口が悪いですね。直しましょう。
長野県の木曽という「ど田舎」という言い方にもトゲがあります。地元の「イカれた」仲間たち、というのも問題ですね。地元の仲間たちも、あなたにイカれてると言われる筋合いはないでしょう。
これらの点から、相談者、いや、「投稿者」であるあなた自身が「イカれたどアホ」の可能性があります。
まず自分を見つめ直してみてください。
あと、マネーの虎的に言うのであれば補足が必要ですね。
吉田栄作が「無類の○○好き」と称され続けたことを知る人はもう少なくなってきていますから。ちなみに、僕は南原社長が好きでした。
さて、やっとここからが本題です。ここまでのキツめな回答をお許しください。
真面目に答えます。
本当にやり過ぎましたか?
やり過ぎたというのは回数的なことですかね。それともモラル的なことか、赤字の額か、、。
本当にやり過ぎたのであれば、もうやめても良いと思います。
やはり「続けていく」ということは、「やり過ぎる」という過剰な面がリスクになってしまうと思います。続けていくことを前提に進めていくことを考えると、やり過ぎの一歩手前で我慢することも大事です。さらには、家庭を持ち、仕事もしている。
僕は独身で、仕事もフリーでやっています。
それは何故か。好きになった女性にさえ自分の好きなことは邪魔されたくないし、子供なんて尚更面倒を見れる自信がないからです。
僕にはイカれた仲間はいませんし、無類の何好きでもありません。
ただ、好きなことをやっていくことを前提に、いろいろな選択をしているつもりです。その代わり、安定した収入はありませんし、お先真っ暗で、幸せな家庭を築いてもいない。
あなたは家庭を持つこと、仕事をすること、を選択したのですよね。イベントを好きなように開催していたあの頃、あなたには家庭がありましたか?
何故出来たのか。
あの頃は好きなことをやろうって賛同してくれる仲間もいたし、若さもあった。でも、10年も経てば仲間も変わるし、状況だって変わる。今更同じようにイベントを開催することは難しいでしょう。時間がない中でイベントをやっても、クオリティーが低いものになってしまうかもしれないですしね。
時間がなくて、イベントができない。
しかし時間がない生活や状況を選択したのはあなた自身。
僕は思うんです。
すべてがうまくいく方法は、「イベントをやりたい」という気持ちがなくなることです。
諦めろ、と言っているわけではありません。
今の自分はもしかしたら無類の祭り好きでイカれた人間ではなく、お祭りが大好きで幸せな家庭を持つ社会人、と思えるのではと。
自分が立ち上げた夏フェス。
そのとき来てくれたお客さんが、または行きたくてウズウズしていた高校生が、今フェスの主催者かもしれません。きっとイベントをやることで、楽しいからという理由だけでも、何らかの主張を受け取った人たちがいる。きっとあなたはフェスを開催することで何かを提示したはずだと思うんです。
だとするならば、それを受け取った人へバトンタッチでいいのではないでしょうか?
フェスに遊びに行って、子供たちに楽しさを伝えることのほうがあなたにとってはずっと大事なのではないでしょうか。家庭を持つ、ということは責任を持つと同時に、次の世代に何かを伝えることができる一つの特権があると思います。今のあなたはイベントを開催するのではなく、イベントを開催した経験をもとに次世代へ楽しさを伝えることができる。是非、そうして欲しいなと思います。
ということで、
ノーマネーでフィニッシュです。
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