2023-03-22 20:00 Fuhito Kitahara

Auks、改名後初EP『EHIN』リリース。壮大でファンキーな仕上がりの大切に抱えてきた4曲

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Auksが、新作EP『EHIN』を本日3月22日(水)にデジタルリリースした。

 
Auksは2017年に結成し、2020年東京を中心に本格的に活動を始動。Hip Hop、ソウル、R&B、ロック、様々なジャンルの音楽を取り込んだハートフルな集団だ。

 
Autisから改名後初EPとなる今作は、パワフルでエモーショナルなナンバー「sayonishi」や、ライブでお馴染みのトラック「June」など、本格活動開始した頃から大切に抱えてきた4曲を収録。フルートやパーカッションなどの豊かなアレンジが特徴的で、壮大でファンキーな仕上がりになっている。

 
レコーディング、ミックス、マスタリングはbisshi氏(ex.PAELLAS、SOSITE)が担当した。

 
トレイラーも公開されたのでチェックしよう。

 
 

Auksによるコメントが発表された。

去年改名を発表し、本年から”Auks(オークス)”として活動しており、Auks名義では初の作品となってます。
本作は、旧名時代からライブで何度も演奏してきた大切な曲を納め、”Auks”として新たな一歩となれるような作品になればと、思いを込めて作り上げました。
バリエーション豊かで、我々Auksの色んな一面を見せれる作品になったと思います。
少しでも興味を持った方は,ぜひとも今後のライブに足を運んでいただければと思います。

 


Auks「EHIN」トレイラー

 
 

 
Auks『EHIN』

発売:2023年3月22日(水)
価格:600円
レーベル:FRIENDSHIP.
仕様:Digital

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配信サイト一覧

収録曲:
1. good crew music – EHIN version
2. sayonishi
3. June
4. バナナトリップ – EHIN version

 

FRIENDSHIP.レビュー

様々なジャンルの音楽を取り込んだハートフルな集団Auks、改名後初となるEP「EHIN」をリリース。
前作から約1年ぶり2nd EPとなる今作は、ドラマティックでファンク溢れる「good crew music EHIN version」から始まる。
緩くメロウなフロウで紡がれるボーカル、ジャムセッションやソウル・ファンクのようなしっとりと極上のグルーヴ感満載のバンドサウンド、新たに加わったフルートから展開する華やかで色鮮やかなアレンジがとても印象的である。
Auksの代名詞でもあるグルーヴ感をこれでもかと落とし込んだM1からさらに聴き手を引き込むような、パワフルでエモーショナルなナンバー「sayonishi」へと展開していく。ヒップホップやJ-POPにファンクやソウルをミクスチャーしたサウンドは1級品である。
日本語の持つどこか抒情的でドラマティックな側面を見事に楽曲へと落とし込み、聞き手の心をぐっと掴んで離さないだろう。
80’s~90’sシティポップさながらのM3「June」、木谷(Vo.)の思わず身体が揺れてしまうほどのフロウで紡がれる歌詞、シンプルでありながらもアイディアフルで、浮遊感さえも感じられるバンドサウンドには惚れ惚れとしてしまう。
今作のリードトラックでもあるM4「バナナトリップ EHIN version」はノスタルジックな雰囲気が全体を包み込んでおり、夕暮れ時にゆったりと流れる川のような雄大さすらも感じられるそんなバンドサウンドが印象的だ。どこか儚げで虚しさを感じる日常を彩るようなそんな立ち位置の1曲ではないだろうか。
Auksという生身のバンドから奏でられる”その音”のダイナミックさ、エモーショナルさがダイレクトに聴き手に伝わってくるようなそんなEPへと仕上がっている。


インフォメーション

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