2023-01-25 12:00 Fuhito Kitahara

蓮沼執太フィル、約5年ぶりの3rdアルバム『symphil|シンフィル』3月22日発売決定

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蓮沼執太フィルが、約5年ぶりの3rdアルバム『symphil|シンフィル』を3月22日(水)にリリースすることになった。

 
蓮沼執太フィルはコロナ禍においてもその活動の勢いを緩めるどころか、勢いを増してアクティブする蓮沼執太によるメインプロジェクト。

 
今作は、2019年から楽曲制作を開始し2022年冬に完成を迎えた作品で全10曲を収録。タイトルの『symphil』は蓮沼による造語で、”sym-“は「共に」、”phil-” は「何かを愛する」という意味で、これらをつなぎ合わせ「新しいフィル」というニュアンスを込めている。

 
ミックスはメンバーでもある葛西敏彦、マスタリングはDave Cooley氏(デイブ・クーリー)、ジャケットのイラストはJohanna Tagada Hoffbeck氏(ジョアンナ・タガダ・ホフベック)、デザインは佐々木暁氏がによるもの。

 
また、収録曲「GPS」の先行配信がスタート。この楽曲は「自分の存在、他者の存在を認め合うこと」をコンセプトに、従来の蓮沼執太フィルで奏られる生楽器によるオーガニックな響きがありながらも、それらを超えて15人によるアンサンブルのサウンドが新しい形で響いている。

 
そして、早期予約特典としてTOWER RECORDSで2月19日(日)までに予約すると、全6曲程度収録予定のライブ公演アーカイヴスDVDが付属することが発表された。

 
なお、4月2日(日)には東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアルにて、近年の集大成となるコンサートを開催することが決まっている。

 
 

 
蓮沼執太フィル『symphil|シンフィル』

発売:2023年3月22日(水)
価格:3,300円(税込)
品番:DDCB-13054
Released by B.J.L. X AWDR/LR2

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作品解説:

新しいフィルが5年ぶりに帰ってきた。前作リリース以降、2019年 FUJI ROCK FESTIVAL’19 への出演、日比谷野音でのワンマン公演、銀座での告知無しで話題となったゲリラライブからはじまり、パンデミック以降におけるNYブルックリンからの蓮沼の帰国、フィルメンバーによるリモート配信シングル「Imr」のリリース、自主ライブ配信公演「#APIスパイラル」、緊急事態宣言中のオーチャードホール公演「○→○」のパフォーマンス、東京2020パラリンピック開会式に出演、ドラマや映画などの劇伴参加、ソロ配信楽曲リリースプロジェクト始動、2022年末の恵比寿ガーデンホール公演「消憶」など。コロナ禍においてもその活動の勢いを緩めるどころか、勢いを増してアクティブする蓮沼執太によるメインプロジェクト「蓮沼執太フィル」の約5年ぶりのスタジオ・アルバム。2019年から楽曲制作を開始させ、2022年冬に完成を迎え約3年間の制作期間を経ている。全10曲収録。

タイトル “symphil” は蓮沼による造語である。”sym-” は「共に」という意味。”phil-” は「何かを愛する」という意味である。これらをつなぎ合わせ「新しいフィル」というニュアンスを込めて『シンフィル』とした。

アルバム全編を通してのテーマは「回復」、「共在」がコンセプト。「自分自身を大切にすること。そして、他者や自分以外の世界を肯定して共に生きること」。現代社会の状況に対して、変化や抵抗などをしようとせずに、どのように寄り添って、理解していきながら、状況を作っていけるだろうか。2022年夏の数年ぶりの蓮沼執太フィルのレコーディング作業、およびレコーディング中の期間しばらく会っていない人々、友人や仲間たちとの対話や喪失などがキッカケとなり、このコンセプトが出来上がった。

アルバムには、先行でリリースされた「HOLIDAY」、「Eco Echo」、「呼応」に加え、羊文学の楽曲に蓮沼執太フィルが参加した「マヨイガ」の本アルバム・ヴァージョンなど全10曲を収録。

ミックスは、メンバーでもある葛西敏彦、マスタリングは、Dave Cooley(デイブ・クーリー)、ジャケットのイラストは、Johanna Tagada Hoffbeck(ジョアンナ・タガダ・ホフベック)、デザインは、佐々木暁が手掛けている。

 

早期予約特典施策

 
TOWER RECORDSにて2023年2月19日(日)までに予約したお客様に、Shuta Hasunuma Philharmonic Orchestra「LIVE ARCHIVES 2019-2022」と題したライブ公演のアーカイヴスDVD(全6曲程度収録予定)が漏れなく貰える施策となっている

TOWER RECORDS ONLINE

 



 
蓮沼執太フィル|Shuta Hasunuma Philharmonic Orchestra

蓮沼執太がコンダクトする、現代版フィルハーモニック・ポップ・オーケストラ。2010年に結成。2014年にアルバム『時が奏でる』、2018年に『アントロポセン』をリリース。2019年にはフジロックフェスティバルへ出演、⽇⽐⾕野外⼤⾳楽堂を成功におさめた。2021年にはBunkamuraオーチャードホール公演『○→○』、「Eco Echo」リリース西日本ツアーを。2022年にはシングル「呼応」リリース、恵比寿ガーデンホール公演「消憶」を開催。2023年3月にニューアルバム『symphil|シンフィル』をリリースし、4月2日には東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアルにてコンサート開催予定。

メンバーは、蓮沼執太、石塚周太、イトケン、大谷能生、尾嶋優、音無史哉、葛西敏彦、K-Ta、小林うてな、ゴンドウ トモヒコ、斉藤亮輔、千葉広樹、手島絵里子、宮地夏海、三浦千明による15名。

 

蓮沼執太 | Shuta Hasunuma

1983年、東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して国内外でのコンサート公演をはじめ、映画、ドラマ、演劇、ダンス、CM楽曲、音楽プロデュースなど、多数の音楽を制作。また「作曲」という手法を応用した物質的な表現を用いて、展覧会やプロジェクトを行う。2018年個展『Compositions』(ニューヨーク・Pioneer Works)、『 ~ ing』(東京・資生堂ギャラリー)を開催。2013年アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)のグランティとして渡米。2017年文化庁東アジア文化交流使として中国に滞在。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。


インフォメーション

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WEBサイト 蓮沼執太フィル 公式サイト
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